ファイナルファンタジーW

タイトル画面
発売日 1991/07/19
発売元 スクウェア
ジャンル RPG

素敵なBGMとストーリー
ジョブチェンジもアビリティも無し!

お勧め度★★★★★
思い入れ★★★★★
ファンタジィ度★★★★★


このゲームは従来の、もしくは以降のFFシリーズとは一線を画するシステムである。
ジョブチェンジもアビリティも無いのだ。
パーティのキャラクターをを自由に入れ替えることもなく、その時のストーリー上で 決められたパーティしか組めない。
特殊なシステムで自由に魔法や特技を覚えさせたり好きに成長させたりすることも出来ない。
キャラクターを成長させるには(基本的に)レベルを上げるのみである。

FFと言えば様々なジョブが登場し、自分の好きなようにキャラを育てていくのが 特徴的だった。(今はどうだか知らないけど。)
何のために今作はそんなシンプルなシステムなのだろう。

ストーリーとキャラクター、音楽などに集中させ思い入れを持たせるためではないか、と私は推測する。
本作は一本道のストーリーの中でキャラクターがたくさん登場し、 パーティーは様々に入れ替わる。

ゲーム画面

もし中途半端なキャラクターとストーリーであったら、こんな単純なシステムでは 飽きてしまうだろう。
つまり逆に言えば、ありきたりなストーリーやキャラクターでも、様々な職業や特技を 登場させてそれらを習得する方向にプレイヤーの意識を向ければ、ある程度面白い ゲームになってしまうのではないか。

つまり、FF4はストーリーやキャラクターなどのゲームの物語自体に自信があるから、 それを活かすためにシンプルなシステムにしたと考えられる。

言い換えると、FF4は素材本来の旨みを活かした「和食」 や、愛情込めて化学調味料や添加物を極力使わずに作った「家庭料理」 に例えられるのではないだろうか。

そう考えると、最近のゲームはどうも味が濃いだけのものや、 どこにでもあるような複製品が多い気がする。
セールスを意識して形骸化したキャラクターデザインや取って付けたような新システム。

消費者も、流行の名ばかりの小洒落た外食やジャンクフード だけ食べていると舌がそれに慣れてしまう。

たまには手間隙掛けて素材の旨みを活かしきった「きちんとした料理」を楽しんでみては いかがだろうか?

まずは「美味しんぼ」でも読んでみることをお勧めしたい。
豆腐の味は水で決まる。

2005/9/26



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