ファイナルファンタジーY

タイトル画面
発売日 1994/04/02
発売元 スクウェア
ジャンル RPG

まさにシリーズ最後のファンタジー
幻想はもう還らない…

お勧め度★★★★☆
思い入れ★★★☆☆
ファンタジィ度★★★★☆


ドラゴンクエストと人気を二分する王道RPG、ファイナルファンタジー(以降FF)のシリーズ6作品目。
スーファミのソフトとしては最後の作品である。

私はこの作品がFFシリーズの転換期を告げる作品であると考る。
私の個人的なFFに対する前作までの世界観を挙げてみたい。(表1)

FF6までの世界観(表1)※
@ 鮮やかな色彩と細かい線による天野喜孝氏の幻想的なキャラクターデザイン(ゲーム内外に問わず使われている)
A 中世(もしくは近現代)のヨーロッパ的な世界
B 剣や魔法や幻獣などのファンタジー的な戦闘方法と武器(銃火器などの近代兵器ではない)
C 無機質さを感じさせない飛空挺や、デジタル機器(コンピュータ)が存在しない程度の自然科学
D 未知のエネルギーの源・象徴であるクリスタル(もしくはそれに順ずる物)の存在
※ 主観と愛で作成しています。

上記の@Dを、 FF6までのFFを構成する根源的な世界観である 「ファンタジィ」と、ここでは呼ばせて頂きたい。

では(表1)に見られるファンタジィはシリーズを通してみるとどのように 分布しているのだろう。
私がプレイしたことのある作品でまとめてみた。(表2)

作品ごとにみるファンタジィの推移(表2)※
FF1FF2FF3FF4FF5FF6FF7FF8FF9FF10
@天野の絵 ××××
A中世世界 ×××
B戦闘方法 ×××
C自然科学 ×××
Dクリスタル ×××
ハード FCFCFCSFCSFCSFCPSPS PSPS2
:ファンタジィが顕著に見られる  :ファンタジィがある程度見られる  ×:ファンタジィが全く見られない
※主観と愛で作成しています。

なんと!!
FF5まではとてもファンタジィだったのに、PSから出たFF7から突然方向転換しているではないか!
しかもその兆候はFF6に既に現れていたのである。

なんて分かり易いイメチェンだ!
存在感が無い地味な男子高生が、大学入学した途端 テニスサークルに入って妙な茶髪とシルバーアクセサリーを身にまとうようなものだ。

今こそ断言しよう。
FFシリーズは持ち前の個性(ファンタジィ)を捨てて没個性的なファッションに迎合し、 大学デビューしてしまったのだ!

だから潰れたんだ


一通り自分勝手なことを言ったところで、ゲーム内容についても言っておきます。
面白いです。


最後にもう一言。
この作品はFFシリーズにおける「最後のファンタジィ」作品、
「FINAL FANTASY」
となってしまったのである…。

P.S.
「FF」と聞くと「ファイナルファイト」と「フーファイターズ」を思い浮かべます。

2005/9/6 会社にて



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