北斗の拳6

タイトル画面
発売日 1992/11/20
発売元 東映動画
ジャンル 対戦格闘

地獄すら生ぬるい
壊滅的な内容

お勧め度☆☆☆☆☆
思い入れ★☆☆☆☆
ひでぶ度★★★★★


ファミコン時代から発売され続けている、北斗の拳の第六作目。
北斗のゲームに良作なし、という一般的(?)な見解をさらに決定付けた、問題作。
一言でいうならば、「ひでぶ」。

大体、この時期で既に6作目というのが不自然ではないだろうか。
リリースペースが速いとされているファイナルファンタジーシリーズでさえ、 この時期はまだ5である。
つまり、北斗の拳シリーズは資金・労力・時間などをかけずに、 次々と量産されていたのではないだろうか。

本作はいわゆる対戦格闘ゲームだが、とにかく大味だ。
攻撃の当たり判定は曖昧だし、技は単発でしか出せず、必殺技も単調。
なぜかしゃがみ攻撃は防御できない。

しかし、開発側の奇妙なこだわりを感じる点が一つある。
ラオウだけが、なぜかしゃがむことができないのである。
そう、拳王様は決して地に膝など付けぬのだ!!
しかしそのせいで、拳王様だけがしゃがみ攻撃ができない。
まったく、ゲームバランスも何もあったもんじゃない。

ゲーム画面

このように、質の悪いゲームばかりが発売される北斗だが、 最近思わぬ大ヒット商品が生まれた。
パチスロの北斗の拳である。
これが一時期全国のスロット台の大半を占めてしまった。
そしてこのヒット以降、世間にミニ北斗ブームが起きている。

OVAが発売され、商店やゲーセンには関連商品が並び、街にはクリスタルキングの「愛をとりもどせ!」 が流れ、廉価版のコミックスがコンビニで手に入る。
そしてなんと、三部作のアニメ映画化まで決定した。

さて、当サイトのトップページなどをご覧いただければ分かる人にはお分かりだろうが、 私は北斗の拳が大好きだ。
だから敢えて言わせていただこう。
上記の、パチスロ以降の北斗の拳のブームには、うんざりである。

とくに私が許せないのは映画の北斗の拳。
主要なキャラ声優が全て俳優で占められているのである。

皆さんが美味しいお寿司を食べる時、その寿司を握るのは誰でだろう。
そう、それはお寿司屋さん(大将、板前、職人etc…)のはずだ。
それは、誰が決めたわけでもない当たり前の事であり、天地の理であり合理性であり必然である。

ケンシロウは神谷明、ラオウは内海賢二、ナレーションは千葉繁。
これは天命である。

ゲーム画面

これを覆すには、人命に関わるなどの相当な理由が無い限り、有り得ないのではないだろうか。
そして、この新しい映画のケンシロウの声優が阿部寛であり、ラオウが宇梶剛士である理由に 人命が関わるほどの事があるとは断じて思えない。

お寿司はお寿司屋さんが握るものだ!
タレントの握った寿司なんて食えるか!!


私は北斗を愛するが故に、北斗の新しい映画を見るわけにはいかない。
そう、愛ゆえに人は苦しまねばならぬ!
愛ゆえに人は悲しまねばならぬのだ!

2005/11/8 大手町にて



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