スーパーマリオカート

タイトル画面
発売日 1992/08/27
発売元 任天堂
ジャンル レース

追いつき追い越し妨害されて戦って
これが人生の縮図

お勧め度★★★★★
思い入れ★★★★☆
マリオカー度★★★★★


タイヤの焦げるにおい、耳をつんざくエンジン音、命を賭けたコーナリング、華を添えるレースクイーン。
男たちは賞杯と栄光を手に入れるため、コースというジャングルでサバイバルを繰り広げる。
カーレース、それは大人だけに許された禁断のコロッセオ。


そんな興奮のカーレースを、皆様のご家庭にも簡単かつ奥深いゲームとしてお届けしたのが、 本作「マリオカート」です。
とても流行った本作、皆さんもさぞかし抜き差しならぬ駆け引きに燃えたことでしょう。
マリオカートが喧嘩の原因になったという例も少なくないと思います。
何しろ本作は白熱の対戦プレイができるのです。
それもただのレースではなく、さまざまな障害物やアイテムを駆使してのレースです。
純粋にスピードとドライビングテクニックを競うだけではありません。
相手を出し抜き落とし入れ破滅させる手段も用意されているのです。

こんな内容だと、何だか殺伐として教育上よろしくないゲームに思えます。
しかしそこはやっぱりマリオ、そんな白熱の闘争もかわいらしいキャラクターと、 ポップなアイテムと音楽によって、とても楽しくて明るい雰囲気に仕上がっています。
余談ですが、テクノスジャパンがこのーゲームを作ったら、もっと滅茶苦茶になっていた事でしょう(鉄パイプでライバルを殴ったり)

ゲーム画面

こんな楽しいハチャメチャレースゲームに、当時の子供たちが夢中にならない訳がありません。
ですが、当時このゲームの真の上級者は、そんな低俗な遊び方をしていなかったのをご存知でしょうか。
真の上級者たちは、子供でありながらストイックにスピードとタイムアタックの世界に生きていたのです。

皆さんは覚えていますか、「スーパーマリオクラブ」を。
そう、当時は今より肥えていた渡辺徹氏が司会を務める、テレビ東京系列で18:00から30分間放映していた子供向けゲームバラエティ番組です。
他局が一斉にニュース番組で白熱の報道合戦を繰り広げるこの時間に、テレビ東京では小学生による 白熱のマリオカートのタイムアタックを繰り広げていたのです。

そこで競われていたのは、一人プレイモードでコースを単独で走り、ただひたすらに最速タイムを目指すというものでした。
その子供達は「いかにもゲームが得意そう」な、一人っ子で、メガネをかけて、前髪が揃っていて、半ズボン、という印象が私にはあります。
彼らは緊張のせいか殆ど無言で笑顔も見せずに、ただ淡々とプレイしていました。
無駄の無いコース取りや絶妙なアイテム使用のタイミングは、まるで冷徹なレーシングサイボーグです。
私は、当時同い年くらいであるはずの彼らに色んな意味で戦慄を覚えたものです。

子供だった彼らも、私と同じように今頃はいい大人になっているはずです。
SFCの「スーパーマリオカート」が生んだ脅威のレーシングサイボーグ達。
今頃は大人買いした「マリオカートDS」で、彼らの子供と笑顔で無線LAN対戦でもしている事を願ってやみません。
そして同時に、夜な夜な峠の下りを大金をつぎ込んだ改造車で攻めるような、迷惑な大人になっていないことを願ってやみません。

2006/02/10



皆様のお気に入りの理由、おもひで、その他一言
スーファミグランプリの投稿フォームから、ドシドシご投稿下さい!※





完全無料!サービス動画