弟切草
| 発売日 |
1992/03/07 |
| 発売元 |
チュンソフト |
| ジャンル |
xxx |
山奥の無人洋館で一晩過ごせますか?
イッヒッヒ
| お勧め度 | ★★★★★ |
| 思い入れ | ★★★★★ |
| 本格ミステリ度 | ☆☆☆☆☆ |
サウンドノベルとはよく言ったものである。
このゲェム以前にも、似たようなコンセプトのゲェムは沢山あった。
しかし、それらは概ねアドベンチャアゲェムと呼ばれるジャンルに属するものであった。
チュンソフトからサウンドノベルと銘打たれ発売された本作は、明らかにアドベンチャアゲェムとは違った。
画面に表示されるのは背景と文章くらいのものである。
そして、稀に現れる選択肢によって、ストオリィが大きく変化していき、怪奇仕立ての物語の中に、ぐいぐいと引き込まれていく。
まさに、音と文章、単純な画面効果のみによって構成されている本作は、家庭用TVゲェムの新しいジャンルを開拓した。(少なくとも私にとっては)
私は取り立てて怪奇ものやミステリを好みにしているわけではない。
しかし、当時まだ中等学生であった私は、部屋に一人篭り、照明を落とし、ヘッドフォンを使用してこのゲェムをやったものである。
今考えてみると、何故そこまで入れ込んだのであろうか。
というより、何故自らを追い詰めるような環境を構築してまで、孤独な恐怖体験をしようとしていたのであろうか。
これについては、大人になった現在、やや思い当たる節がある。
私はやや、被虐趣味があるのかもしれない。
おどろおどろしい雰囲気のゲェムに入り込むことで、愉悦に浸っていたのだろう。
ここで断っておきたいのが、私が性的被虐趣味者、いわゆるマゾヒストでは無いと言うことだ。
昨今の世間の風潮として私が感ずることであるが、人々は、どうやら自分や他人の持つキャラクタア(個性)を、ある程度のカテゴリ(範疇)に嵌めたがるようである。
つまり、あの人はAB型だから変わり者だ、貴方は性格がきついからサディストである、都会人はお洒落である、などだ。
確かに、ある程度のカテゴリを定めて統計を取れば、人間のキャラクタアも大きく分けることは出来るだろう。
だが、このカテゴリから個人のキャラクタアを決め付けようとするのは、間違っているのではないか。
人間の個性を捉える上での参考として統計的カテゴリを用いるのならばともかく、統計的カテゴリからから人間の個性を決め付けるのでは、本末転倒だ。
江戸っ子を無理やり熱い風呂に入れさせるようなものである。
要するに、世間ではお前はSだの私はMだのと盛り上がることがあるが、そう簡単に人間の性質を分けられて堪るか、という私見である。
また、私はAB型だが、その所為で変人・変態扱いされることもままあるので、そういう愚かな決め付けは止めて頂きたいものだ。
まあ、結局お前はSかMどちらなのか、と問われれば、Mだろうとは自覚しているのだが。
話が逸れてしまったし、元祖サウンドノベルの名作、弟切草も何だかどうでも良くなってしまったので、本稿はお終いにしたい。
繰り返し言うが、私は変態ではない。
イヒヒヒヒ ウヒッ
2006/04/26 GW前なのでウキウキ
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