■ 設計士さんとの打ち合わせ
さて、お次は設計士さんとの打ち合わせです。契約が済み、現場に入ってしまうともう顔をあわせることも無くなってしまう設計士さんが多いと聞いていますので、今回現場に駆けつけてくれたことは大変嬉しい思いでした。
設計士さんとの話は、耐震設計についての話が中心です。今回は住まいの水先案内人さんのチェックで、アンカーボルトやホールダウン金物、帯金物を追加しています。そのことで、ねこちパパが不安になっているのではないか、と気を遣って駆けつけてくれたというわけです。
■ 壁量
設計士さんは、壁量計算書などを手に、耐震設計上現状でもまったく問題の無いレベルに仕上がっていることを説明してくれました。実を言いますと、そのことは住まいの水先案内人さんの計算でも示されています。
手元に届いたチェック結果は、「壁量について、1階は法律で定められた壁量の約5倍、2階にいたっては5から7倍もあり全く心配の無い量です。」と記載されていました。また、水先案内人さんでは、独自の評価点というのをつけていて、それによると、壁量などにより次のように点数がつけられています。
建築基準法とほぼ同じ 70点 品確法の耐震性 等級1 建築基準法の1.25倍 80点 建築基準法の1.25倍+床剛性 85点 品確法の耐震性 等級2程度 建築基準法の1.5倍 90点 建築基準法の1.5倍+床剛性 100点 品確法の耐震性 等級3程度
これに従うと、今回の設計は100点満点を大幅に越え、300点ぐらいをつけても良いかもしれません。水先案内人さんによれば、2×4工法の場合、まじめにやれば一般的には100点以上の壁量が出てくるはず、とのことでした。
これがハウスメーカーのまじめな設計の力ではないかと思います。アンカーボルトやホールダウン金物についても、法律で定められた量以上の量をきちんと入れてあり、間違いの無いことが確認されました。
■ 2×4工法の耐震性
阪神・淡路大震災では、ツーバイフォー工法で建てた家は被害が非常に少なかったとのことです。軸組み工法で建てた家は比較的古い家が多かったということですから、一律には論じられませんが、ツーバイフォー工法が耐震性に優れているのは確かなようです。
ねこちパパは、初めは木造軸組み工法のハウスメーカーを考えていました。しかし、いろいろと知識を得た今では、もし、どうしても軸組み工法でなければ実現できない何かがあるのでなければ、2×4工法で建てた方が良いと考えるようになりました。その大きなポイントのひとつが、耐震性に優れているということです。
木造軸組みでも手抜きせずにきちんと建てれば地震に強い家ができる、という人もいます。そうかもしれません。しかし、ねこちパパの見たところ、軸組み工法でも、筋交いを入れる代りに2×4のようなボードを入れるところが増えているように思います。施工性という点で合理的に考えられている2×4の良さを取り入れるようになってきていると思います。
■ 充分な上にも充分な金物を入れましょう!
さて、今回の木下工務店の設計は耐震性という点で間違いの無い立派なものですが、住まいの水先案内人さんのご提案で、さらに耐震性を高めるため、アンカーボルト、ホールダウン金物、帯金物の追加の提案をいただきました。耐震性にこだわるねこちパパとしては、ぜひとも追加しておきたいところです。
通常は工事に入ってしまうと、追加、変更は大変なので嫌がられることが多いと聞いていますが、今回はまだギリギリで何とかなったこともあり、嫌な顔もされずに追加していただけることになりました。
金物の値段について監督さんに尋ねたところ、思ったよりも安い金額だったのでびっくりしました。特に安い金物を使っているわけではありません。ですから、多少の金物の追加で耐震性が向上するのであれば、ぜひとも金物を充分のうえにも充分入れておかれることをお勧めします。また、現場に入る前にこのようなチェックを受けることをお勧めします。