■ 西洋芝フェニックスターフの育て方
フェニックスリゾートから届いた資料を参照しながらフェニックスターフの育て方を紹介していきましょう。
■ 刈り込み
1. 刈り込み・・・1週間に1〜2回くらい。
刈り高は、目標の芝生の高さに1ヶ月くらいかけて徐々に刈っていく。張り芝後、芝生が横に広がって(ランナー)から、上に3cmほどのびたら、2cmほど刈る。その後は、1.8cm、1.5cm・・・のように、徐々に刈り高を低くしていくこと。
刈りカス(サッチ)は、熊手かスイーパーで完全に取り除く事。*刈りカスを残すと、病気の原因になる。
要はいっぺんに刈ってはいけないということです。短く刈る場合にも少しずつということですね。実際には1週間に2回刈るというのは難しい話しで1週間に1回きちんと刈れれば上出来ではないでしょうか。毎週刈れるかというと実際にはそんなこともなく何かと用事があったりして2週間に1回になってしまう週もあります。それでも何とかなっています。
しかし成長期にはできるだけ頻繁に芝刈りした方が良いのは事実なので、暑い時はなるべく毎週刈るようにしたいものです。
■ 肥料
2. 肥料・・・一般に販売されている、普通化成肥料を1.5or2ヶ月に1回の割合。
追肥は、刈り込みの後に50〜80g/平方メートル程度を施肥する。(量は客土の深さや土質によって変わる) 冬期は、液体肥料が吸収しやすい。チッソ肥料を多く好むので、限界はあるが施肥により強く美しい芝生を形成する。
「肥料やけ」に注意する。
窒素肥料を多量に散布した時や、追肥を多量に散布した時になり易い。
芝生が濡れているときや暑い天候のときには、即効性肥料の散布はさけるようにする。(特に夏の高温時は、施肥やけがひどくなりやすい)
梅雨の時期は病気が発生しやすいので、窒素肥料を少なくする。また、多くの薬剤の使用は薬害を招くので避ける。
過量に肥料を散布したり、安全度が疑わしい時は、散布後直ちに芝生の葉を水で洗い落とすとよい。
・一年間に最低限の必要量
チッソ・・・・30〜40g/平方メートル
リンサン・・・25〜30g/平方メートル
カリウム・・・15〜20g/平方メートル
(注意)あくまでも、1年間の総量です!
肥料は芝生にとって大変たいせつなものです。芝刈りを行った時に肥料をやる癖をつけておくと良いでしょう。ねこちパパも芝生についていろいろと調べてみるまで、芝生に積極的に肥料をやることの大切さが分かっていませんでした。
こどもの頃は実家が芝生の庭だったのですが、肥料をやったという記憶がありません。肥料をやらなくとも育つと考えられているということもあるようです。しかし芝生、特に西洋シバは積極的に肥料をやることによって強い美しい芝生を作ることができます。ホームセンターへ行けば芝生専用の肥料が売っていますから、これを利用するのも良いでしょう。
■ 散水
3. 散水・・・天候にもよるが、7〜10日に一回散水する。
雨の日を考慮し、必要とする時に散水する(張芝後は特に注意する)。過湿状態は、病気の発達を促進するので、朝のうちに行う方がよい。与えすぎると、根腐れするので注意すること。
散水はタイミングが難しいですね。しばらく雨が降っていないからと水遣りしてみると、すぐ後に大雨が降ったり。なかなか計算通りにはいかないものです。しかし炎天が続いたときには芝生も喉が渇いているのだと思って、水遣りをするようにしています。
■ 殺虫剤
4. 殺虫剤・・・フェニックスターフにつきやすいものとして「ヨトウムシ」がある。梅雨時期前に散布しておくとよい。
薬品や農薬はあまり使いたくないものです。しかし、病虫害が発生してしまったときには仕方ありません。フェニックスターフはヨトウムシがつきやすい、とのことですが、ねこちパパのところでは9月に入ってからツトガが大発生してしまいました。この時はスミチオンという薬を使って退治しました。
本当はこのようなことにならないよう、きちんと定期的に芝刈りをして、肥料をやり、強い芝生を作ること。こちらが基本です。
■ 目土
5. 目土・・・4月、9月頃に入れる。(オーバーシード後に目土を入れる)
砂質の良質土(川砂など)を使用し、3〜5mm程度を均一に散布する。
川砂でも良いのですし、今はホームセンターへ行けば芝生用の目土というものが売っています。ホームセンターに出かけるのが面倒であれば今はインターネットでも注文でき、自宅まで宅配してくれるところもあります。
■ 除草
6. 除草・・・張芝後の雑草はなるべく人力で、完全に取り除くこと。
散水後に除草作業をするのが効果的。
人力で雑草取りをするというのも暑いときはなかなか大変です。少しでも涼しい時を見計らって作業するようにしましょう。冬場は雑草が見分けやすいですが、逆に寒いためについつい放置してしまいがちなので、時々気をつけて雑草取りをするようにしましょう。
■ 犬と猫
犬を飼っている庭では、犬が芝生を傷つけてしまうため、うまく育たない確率が高くなります。
ねこちパパのようにオープン外構の場合などには、自分で犬猫などのペットを飼っていなくとも散歩途中のワンちゃんに荒らされたりとキリがありません。マナーの良い飼い主ばかりではありませんから時には犬の糞を残されていってしまうこともあります。
犬猫の糞やオシッコは芝生にとって大変良くないものだそうで困ったことです。最初は肥料になるからいいか、ぐらいに考えていたのですが・・・。そこで必要なのが犬猫の忌避剤です。忌避剤といっても何か毒の入っている食べ物を置こうという訳ではなく(そんなことしたら動物虐待ですね)、犬や猫の嫌がる匂いのするものを撒くという訳です。
この犬猫忌避剤はホームセンターで手に入ります。顆粒状で自然の素材でできていますから、ゆくゆくは分解してしまいます。犬や猫でお悩みの方は試してみるのも良いでしょう。
糞やオシッコの他には、芝生を引っ掻いてしまうということがあります。これもどうにもなりません。忌避剤を撒いて様子を見ましょう。ねこちパパの場合、オープン外構にしていますのである程度は諦めるしかありません。
■ カラス
都会ではカラスの害も大変問題になっています。芝生も気持ちが良いのか、時々カラスの羽が落ちていることがあります。芝生への害はあまり無いのではないかと思いますが、ダニやノミなども落ちていないか心配です。
上記の犬、猫と合わせ落ち着いて考えると、都会の動物たちも生きにくい環境の中で生きている訳で、何だか逆に可哀想になってしまいます。芝生のスペースはこうした動物たちにもそれだけ気持ちの良いものだ、ということでしょう。