●ソッコー・ソレナリ・おきらく仕上げ●
(03/1/5)
今回は、いままでのおさらいも兼ねて、もっと簡単にソレナリに見えるソッコー・ソレナリ・おきらく仕上げをご紹介します。
お題はコレ、クリスマスプレゼントにヨメからいただいた、1/60 ストライクガンダムです。
←妻からのクリスマスプレゼント(笑)
●その1● 組み立て
用意するものは、ニッパーと作業用トレイだけ。
ニッパーは模型用か、電子工作用の先が細くて薄いやつがいいでしょう。トレイはニッパーで部品を切り離す時、カーペットにプラカスが飛び散って叱られないように(笑)する為のモノで、百円ショップのモノで十分です。
←組み立てに必要なモノ
組み立てはヨメと二人、居間で「ハムナプトラ2」を観ながらテキトーにやって、約2時間で組みあがりました。
今回のテーマは、いかにソッコーでソレナリに仕上げるか。しかもおきらくに。
だから継ぎ目消しもペーパーがけもせず。工具もニッパーのみで、切り口もテキトーなんです。もちろん、目も付属のシールを貼りました。
●その2● 下地塗装
後で紹介するスモークグレーとつや消し剤を使ったおきらく塗装はほんのわずかに塗料を吹くだけで、均一な塗膜を作る塗装とは違い、爪で擦ったり可動させたりすると塗料がハゲる可能性があります。
そこでハゲにくくするために、メタルプライマーを下地塗装します。
メタルプライマーを吹くと、関節部のポリキャップも塗れるようになります。
塗り方は『デカールを貼ろう』の回を参照してください。
今回はスプレータイプを使いました。作業時間、30分です。
←メタルプライマー(GSIクレオス)
ただし、後で説明しますがちょっと注意が必要です。
ジョイント部分はマスキングテープなどを巻いて、直接プライマーがかからないようにした方がよいでしょう。
●その3● スミ入れ
下地塗料が乾いたら、スミ入れを行います。『ガンダムは顔が命!』の回でも紹介しましたが、ガンダムの顔や手足のスジ彫りに黒やグレーの塗料を流し込み、ディテールアップする方法です。前回はエナメルカラーを使いましたが今回はガンダムマーカーを使います。
←ガンダムマーカー(GSIクレオス)
ペンでミゾ部分を黒く塗ります。ハミ出しちゃったら、すぐにエナメル塗料用の薄め液を染み込ませたメンボウで拭けば大丈夫。丁寧にラインを描いていきましょう。
←メンボウと薄め液で拭く
作業時間は、撮り貯めした「ガンダムSEED」を見ながらスミ入れをおこなって、約1時間半でした。
●その4●おきらく塗装
さあ、スミ入れが終わったら、塗装です。といっても、色を塗るわけではありません。
使うのはコレ。スーパークリアつや消しとスモークグレーのみです。
←使う塗料はこれだけ
フツーはどちらも塗装した後に仕上げとして使うものですが、ガンプラのプラ成型色をそのまま生かすおきらく塗装ではコレだけでいいんです。
まずは、スモークグレーをカドやスジ彫りに沿って細吹きします。やり方は『おきらく塗装法』の回を参照してください。
スミ入れとスモークグレーの例として、各部のアップ画像をお見せします。参考にしてください〜。

スモークグレーが乾いたら、仕上げにスーパークリアつや消しをエアブラシで吹きます。もちろん缶スプレータイプでもOKです。
スーパークリアつや消しは普通の塗料を吹く時より濃い目にしてください。薄めすぎるとつや消しの効果が無くなってしまうようです。それから、つや消しの吹き方はノズルの先端をキットから遠めに(30cmくらい)離してサッとかける程度で十分です。吹きすぎるとあまりつやが消えません。消えないからといって何度も吹くと白くなってしまう!ので注意。もし白くなってしまったら、完全に乾くのをまって指やケバ立たない布で擦ると多少は戻ります。
つやが消えているかどうか一吹きごとに確認しながら吹きましょう。
塗装時間は「ヘルシング」のDVDをBGVにしながら、トータルで2時間くらいでした。
●その5●ボキッ!!
さーこれで完成。手足のパーツを胴体にくっつけて・・・おや、股間節がカタイ。
ジョイント部分までプライマーを吹いちゃって、ポリパーツとのスベリが悪くなっちゃったわけです。プライマーはユルくなった関節部の補修に使えるんですが、逆にキツイジョイント部に塗っちゃうと・・・グググ・・・ポキリ! あああっっ!!!
見事に股間節の支柱が折れてしまいました(T_T)〜あ゛〜〜ここまできて〜〜〜(T_T)!!
←なんと、ココが折れちゃったんですわ(T_T)
しかし、そんなときはあわてず騒がず補修しましょう。
まずは折れた支柱を足パーツから慎重に抜き取ります。
抜き取ったら、ジョイントのボール部についたプライマーを落とすためにペーパーで磨きます。
磨いたら、支柱を接着します。ただ瞬間接着剤などで着けただけではまた折れてしまいそうなので、支柱を補強するコトにしました。
補強にはコレを使います。粉と液を混ぜるタイプのパテ、アルテコSSP-HGです。
←何かと便利なアルテコSSP-HG
アルテコを支柱の空洞部分に流し込み、接着します。そうすると中までシッカリ固定され、もう多少の力ではねじ切れなくなります。
というわけで、むき出しのジョイント部にはプライマーがかからないようにしたほうが良い、という教訓が得られました(笑)。これでホントに完成〜。
いかがですか?ソッコー・ソレナリ・おきらく仕上げ。
1/60ストライクを組み立てから塗装まで約6時間でソレナリに仕上げることができました。
しかし、これはあくまでも選択できる製作法のひとつ。
ちゃんと塗りたいヒトは時間をかけて塗ればいいし、こんなテキトーは許せない!というヒトはペーパーがけすればイイんです。
でもそーゆーのが面倒くさい、もっと簡単にかっこよく作れないの!?というヒトにはもってこいの製作法だと思います。
これならオレにもできる!と思ったヒトはぜひ試してみてください〜。
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