◆屋久島旅行レポート◆(5月14日から16日まで屋久島へ行ってきました)
5月14日(土)
羽田空港に向かいながら「あれパスポート?」と思わず思ってしまった私。
確かに海を越えるが、違う違う。
国内線に乗るのは●年振り故…。(後から聞いたら、同行の友人も同じことを思ったらしい)
順調に鹿児島空港に到着。
乗り継ぎの飛行機を待つ間、昼食とお土産を物色しに空港内をフラフラと。
黒豚、さつま揚げ、かるかん(お菓子)それに、焼酎!…等々。美味しそうなものばかりで目移りしてしまいました。
中でも「スナックパイン」にはかなり萌えた!可愛いの!連れて帰りたかったよう。
小振りのパイナップルで手で千切って食べられるんです。試食したら甘くて美味しかった。
(沖縄の名産品だった気もするけど、まあ細かい事はおいておこう)
乗り継ぎの飛行機。もうビックリでしたよ。
島に渡るのに大型ではないのは予想していたけれど…まさかこれとは。
(この写真は屋久島に到着したところ)
ジェットコースターが苦手な私は、正直…何度か心臓がバクバクしたなあ。
30分の苦行(笑)を終えて、屋久島空港へ到着。
天気は曇り。やはりこちらより暖かかったです。
ペンションにチェックインした後、買い物がてら街を散策。観光センターでまたもやお土産を物色。
屋久島のお酒で「三岳」と言うのがありました。お一人さま1瓶まで…って制限付。
何でも生産が追いつかないとかで、島内では流通しているけれど、その他には出荷を制限しているらしいです。
芋焼酎ってブームですもんね。
でも、そう書かれると余計に買いたくなる…と思いません?
ええ、勿論私も購入しましたとも(瓶は無理だったので、小さめのプラボトルで)
ブームの前から焼酎好きですから。
でも、コンビニに寄ったら…そこでも売ってたっす。しかも少し安く(泣)
天気予報では翌日は晴れとの報に安堵しながら、21時半には布団へ。
起きられるかなあ…と、かなり不安でなかなか寝付けませんでした。
まあ、遠足前日の子供と一緒ですね(苦笑)
5月15日(日)
普段はウダウダ布団と仲良しの私でも何とか起きられるものですねえ。無事に4時に起床しました。
テレビの天気予報ばかり流れている番組(?)のBGMにRiefuさんのアルバムが流れていて、気分良く支度と装備の確認。
5時前にガイドさんが迎えに。マイクロバスに揺られながら、荒川登山口へ向かいました。
ガイドさんは「ゴンちゃん」(友人たちと勝手に呼んでいた)
ゴンちゃんが率いるは、私と友人2人、女性2人、カップル1組…の計7人。
同じ会社の他のガイドさんは、年配のご夫婦だけとか、女の子3人とかが多かったけど…経験値の問題なのかしら?
オバさま達には若い男のガイドさん…って言うのは、ちょっと笑えた。
最初はトロッコ道…と言うのは、一応予習をしていたから知っていたけれど。
うーん、侮れません。ちょっと余所見をすると枕木に躓きそうになる。枕木が等間隔じゃないんですもん。
途中、ゴンちゃんは鳥の名前を教えてくれたり、屋久島特有の植物の説明をしてくれたのだけど…一度では覚えられなかった(ははは…)
まあ、半分妄想入っていたからなあ。
スピラにこんな山…あるかな?とか。パインたんは下を見なくてもガツガツ歩けそうだ…とか(苦笑)
途中でトロッコに遭遇。かなりタイミングが良かったらしいです。

トロッコ道が終わり。ちょっと栄養補給にお菓子を齧り、軍手装着。
ゴンちゃんに「引き返すなら今のうち…」と脅されたけど、ここまで来て引き返せるはずもなく。
軍手装着の意味が分かったのはすぐの事、足で登ると言うよりよじ登る…みたいな道なんですもの。
帰りはこの道を降るのか…とちょっと憂鬱になったりして。
その頃には、空はもう綺麗に晴れ渡っておりました。
ゴンちゃん曰く「余程、日頃の行いが悪いらしい」との事。何故なら、屋久島の名物の一つは「雨」なんだそうで。
名物でも何でも雨の中こんな所登るのは勘弁!…と内心叫んでみたり。
名の付いた杉や切り株(書くとかなり長くなるので省略)と出会って…
今回の旅行のメインの「縄文杉」
いや、まあ…兎に角、デカイ。その一言。
写真を撮ろうと思っても、全体像が撮れないんですもの。
(これで半分くらい)
樹齢七千年以上…との説ですが、学術的には怪しいのだそうです。
伝説と言うか、夢として…そう語られるのは良いんじゃないかな?
人生観が変わる…まではいかなかったけど、敬意とか畏怖とか、そう言う感情を抱くには充分な存在感でした。
余談…何故、縄文杉があれほどまでの大樹なのに伐採されずに済んだかと言うと、木材としての価値が見込めなかったからなんですって。
どの大杉も不恰好だから生き延びられたって事らしいです。
私はもっと宗教や精神的な理由かと想像していたんだけど(溜息)
山は登れば、降りなければならない。うん。確かにそうなのですよ。あの這い登ってきた、岩と木の根がむき出しの山道を…。
正直、気が滅入った。でも帰るには歩かなければならないのですねえ。
登りより降りの方が脚に負担がかかる。体重の2〜3倍の力が膝や足にかかるのだとか。
そんな重みを…うーん、やってしまったんですわ。
衝撃を緩和させる為に膝を曲げる癖があるのだけど、その勢いで岩に打ち付けてしまいました。痛かったあ。
体重の3倍…ははは。そりゃ痛いわな。
痣になるなあ…なんて思っていたら、膝の辺りに汚れが。擦り剥いて出血してました(泣)
「名誉の負傷だ。良い土産だろう?」と、傷の具合を診たゴンちゃん。
ダンナ(仮)に笑われるのが目に浮かんだよ。
険しい山道で確かに辛かったけど、投げ出すことなく10時間と少し。無事に完歩。
秩父で歩いた時より、自分を褒めてあげました。体力無いとか思ってたけど、結構…頑張れるんだなあ。
本当ならこれで屋久島旅行は終わるはずだったのだけど、おまけが幾つか付いた。
普段、私は時間に追われる旅行はあまりしないのだけど、友人2人は違っていた。
折角時間もあるのだから…と、海ガメの産卵を見に行く事に。
「永田いなか浜」で観察会を催していたので、ペンションに戻り夕食の後、レンタカーで参加しに行きました。
エコツアーの中にも海ガメ産卵の観察会はあったけど、料金的にレンタカー代を3人で割った額+観察会代の方が格段に安かったっす。
(でも、先着60名だったので時期によってはエコツアーの方が確実に参加できるかも)
「永田いなか浜」はカメの産卵でかなり有名な場所だそうです。
ガイドさんの講習を受けてから、月明かりだけの浜に降り…歩く。既に重たい脚に砂は辛かった(泣)
でも、歩かなきゃカメには会えない。頑張って歩きましたよ。
産卵を始めているカメの背後からその様子を観察。テレビで見たことはあったけど、実際に見るとやっぱり感動しますね。
(見難いけれど卵なんです)
毎年最初の観察会で、最初に産卵した卵は、近くの小学校に移して孵化させるのだとか。
私が見たのは丁度そのタイミングで、特別に…と卵にも触る事が出来ました。
ピンポン玉みたいだけど、何となく重たい。命の重みってやつでしょうか?
空になった穴に懸命に砂をかけるカメの姿を見て、ちょっと切なくなりました。
産卵も感動したけど、見上げた夜空はもっと素敵だった。
半分ほどの月なのに闇が深いせいか凄く明るく感じた。満天の星も綺麗だったし。
月明かりに照らされた凪いだ海は、妄想を擽ってくれちゃいました(苦笑)
5月16日(月)
いや、はや…まあ、友人2人の行動力には、ホント尊敬する。帰りのフェリーは13時半だと言うのに。
前日レンタカーを借りたもう一つの理由が「白谷雲水峡」に行く為だったんです。お陰で6時起床。
「もののけ姫」の森のモデルになった場所。
体は疲れていたんだけど、遠慮すると口に出来ない小心者。
打ち付けた膝も痛いし、それを庇って歩いた右脚も重い。ちょっと辛かったのは確か。
でも、まあ…森の中って想像力を掻き立ててくれます。こぼれ陽やせせらぎの音、鳥のさえずりとか。

「もののけ姫の森」は緑一色で、綺麗と言うより怖いくらい。巧く説明出来ないけど何だか魂取られちゃいそうな感じ。
コダマとか…本当に居そうな気がしましたもん。シシ神様にはお会いしましたよ(笑)まだ若い牡鹿でした。
スギゴケから雫が滴る様子は本当に綺麗。何度かチャレンジして漸く写真が撮れました。

予定より早く巡る事が出来たので、立ち寄りの温泉で一息。これも勿論予定外。
私の旅行はいつも「無理無く、時間に追われる事無く」だったのだけど、そんな私を連れ回してくれた友人2人には心から感謝。
色んな事諦めていたら、ここまで沢山の体験は出来なかっただろうし。
フェリーの出港時間ギリギリに到着したのは、ハラハラしたけどね(苦笑)
余談…昼食に寄った観光センターに只今放映中の仮●ライダーのポスターが。もしかして、ロケ地だった?
フェリーから眺めた屋久島はうっすらと雲がかかっていました。
もうすぐ梅雨(と言うより雨季かな?)に入るそうです。
鹿児島港から空港に向かうタクシーで運転手さんが言っていました。「屋久島は1カ月のうち35日雨が降る」のだとか。
屋久島はそれくらい雨の日も雨量も多い所です。
そんな場所で雨らしい雨に降られなかったのは、本当に「日頃の行いが悪かった3人」としか言いようが無いですね(笑)
おまけの余談…鹿児島〜屋久島間は、少々高くても飛行機がおすすめっす!
長々と読んで頂いてありがとうございます。
屋久島は屋久杉を見る以外にも、山あり川あり海あり…アドベンチャーに富んだ島です。
機会がありましたら皆様も是非行ってみて下さい。
日常には無い刺激と感動が得られると思います。
20050518:シアーズ
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