80年代アニメのお話
絵を描くのではなく、コンピュータグラフィックスから直接フィルムに撮影する技法がハリウッドでは主流になってきて、日本でも徐々に取り入れられつつあるそうです。(いつの新聞記事かは忘れた) でも、その絵は何か違和感があり、とても見るに耐えません。昔のアニメは、現代のように絵は上手ではないものの、職人的な味があったように思います。(もっとも、ヘッポコな絵の作品もあったけれど)
例によってお気に入りの80年代アニメのお話です。気になるものがあったら、ビデオを借りて見てみましょう。(趣味が偏っているのは御愛敬 ^_^ )

(それにしても、いつからアニメと呼ぶようになったんだろう? その昔は、テレビマンガと呼んでいたハズ……)



宇宙戦艦ヤマトV
Vのメディアは持っていません。代わりに、すべての劇場版を収録した「パーフェクト・コレクション」の箱の画像を載せてみました いきなりシリーズ3作目で恐縮ですが、これが一番好きでした。(一世を風靡したガンダムよりも好きだった。)
なにしろ、非常にわかりやすい世界観でした。銀河系を二分する一方の勢力、ガルマン・ガミラス帝国は、旧ドイツ帝国と当時のアメリカ(1980年代前半、レーガンの軍拡の時代)を足して2で割ったような超大国、もう一方の勢力であるボラー連邦は、もろにソビエト連邦でした。(シベリアのような首都星に、多数の強制収容所。BGMまでロシアン・ハーモニーだし) 地球は「宇宙の平和を守る」中立した平和愛好国家として描かれ、基盤のハッキリしないどこかの国のようでした。
第一話冒頭の「惑星破壊ミサイル」は、シリーズ1作目の遊星爆弾には及ばないものの十分なインパクトがあって、そのうちの1本が誤って太陽に撃ち込まれると言う、はた迷惑な事故から話が始まります。
1年以内に第二の地球を探す航海の途中、ボラー連邦の強制収容所惑星に幽閉されていたシャルバート姫を救出し、その昔、武力を持って全宇宙に君臨したシャルバート星へと案内されます。
でも着いた星はこの世の楽園。兵器はどこにも見つからず、「いっそこの星を占領しようか。いや、ダメだ」等と逡巡している間に、尾行してきたボラー連邦が侵略してきます。同じく尾行してきたガルマン帝国側がこれを撃退します。戦闘の最中、主人公たちは王墓に案内され、古代の超兵器を見せられます。そこで、武力を放棄したことを明らかにされ、「自らの境遇を省みても、侵略を避けた」ご褒美に、太陽制御装置を与えられます。ガルマン、すなわちデスラーも「そっとしておこう」と言うわけで撤収します。
でもって最終回。暴走する太陽を制御する装置を使用する段になってボラー連邦の攻撃にあい、「すわ、これまで」というところでガルマン・ガミラス帝国(デスラー)に助けられます。百発以上の波動砲(デスラー砲)V.S.ブラックホール砲という大量破壊兵器の応酬と相互破壊の末、最後に残った両陣営の旗艦同士の対決の結果、デスラーの勝利となります。その間、ヤマトはデスラー陣営に参戦しますが、ほどんと為すすべもなく、準主役の青年二人は絶命します。(ひとりは戦闘機によるボラー旗艦への特攻、もうひとりは太陽制御装置の修理中にボラー戦闘機の銃撃を受けて) 戦闘終了の後、太陽制御成功と相成ります。
結局は超大国の助けを受けて何とかなったわけで、まるで米ソ冷戦下の日本そのものでした。この辺、少し興ざめでしたネ。
(乱暴なストーリー紹介でした。)


FUTURE WAR 198X年
このレーザーディスクはオークションで入手しました。高かったんですヨ! 当時は米ソ冷戦が最高潮に達し、一部では1985年頃に第三次世界大戦が勃発する、との予測がたてられていた時代の劇場用作品。
主人公は日本人男性の科学者、ヒロインは金髪ホワイトのアメリカ人。いかにも、お約束、と言った感じですが、日本の作品である以上、仕方がありません。
高出力レーザー砲を搭載した有人戦闘衛星により、制宇宙権を把握することが世界平和につながると信じるアメリカ大統領。主人公は有人戦闘衛星を開発する日本企業に勤め、レーザーシステムの研究に励んでいます。
穏健派のソ連書記長が心臓病に倒れ、超タカ派の国防相が権力を握ったことが、事の発端でした。彼は書記長と同じく穏健派である首相を幽閉します。
イギリス・ライン軍団に属する下級兵士。休暇中に偶然知り合ったドイツ娘と親しくなります。クリスマス・イブにプロポーズ。その翌日、西ドイツ全域が戦場と化します。戦闘そっちのけで彼女を探す彼は、瓦礫となった彼女の実家の下に、遺体を発見します。無気力になって部隊に戻ると、短距離核ミサイル・システム<ランス>を目にします。上官を振りきり、ワルシャワ条約機構軍の戦車師団に戦術核ミサイルを放つことで、彼の復讐は完成します。
その後の展開は、まさにエスカレート式。東京もメガトン・クラスの水爆で焼かれます。
結局、良識派のソ連軍将校によって救出された首相が、国防相から実権を奪い、アメリカとの即時停戦が実現します。
時すでに遅し。数本のMIRV(多弾頭ミサイル)がアメリカ本土に向けて発射された後であり、これを阻止すべく戦闘衛星が活躍するわけですが、ソ連キラー衛星の自動攻撃で破壊されます。全乗組員も死に絶えます。
最後は、衛星へ向かっていた主人公が、シャトルから完全破壊を免れた戦闘衛星へ乗り移り、大気圏に突入しながらも最後のミサイルを破壊します。それを別のロケットで打ち上げられたヒロインが救出に向かう、というお話です。
メデタシ、メデタシ。

それにしても、、、です。
冷戦は終わった、と耳にたこができるぐらい聞かされ、あるいは読んで、本当にそうかな? と思う今日このごろです(2001年5月のお話)。
確かにヨーロッパでは大戦争の恐怖は無くなったけれど、この国の周囲は、年々ヤバくなっているようで、大丈夫かな? と心配になります。
最大の要因は中国。冷戦が終わった、平和だ、平和だ、なんて浮かれているうちに、すでに最新の大型ミサイル駆逐艦とミグ29戦闘機をロシアからバンバン購入し、さらに近い将来、航空母艦と空中給油機さえ導入すると言われてます。日本のODAさえ巧く利用し、年々軍備を増強する姿は、愉快ではありませんね。
アメリカさんも、2000年のいつだったか、仮想敵国を旧ソ連(ロシア)から中国に変更したことだし。これが新しい現実なんだなァ、と。
自衛隊の(すなわち日本の)仮想敵国であるロシアはと言うと、中国と軍事同盟を結んだ気配が濃厚。困ったことに、この2月、露助さんは、在日米軍基地への核攻撃の演習を実施したそうな。(2001年5月1日神戸新聞朝刊による) 久々のバックファイア爆撃機の領空侵犯は、おそらく横田基地を標的にした核攻撃訓練だったわけで、これじゃ東京、横浜の人はオダブツですネ。
ドイツも、旧東ドイツを吸収したときに手に入れた数十機のロシア製Mig-29を研究していて、改良型のMig-29SGT(?忘れた)をロシアと共同開発する、なんて雑誌記事も読みました。
大丈夫かな……
本ページの趣旨からズイブン脱線しましたネ。ご愛敬。

めぞん一刻
高橋留美子の代表作。いま見ると街並み等の風景や価値観等が幾分異なり、時代の流れを感じさせますネ。もちろん携帯なんてありません。(ポケベル! が出たばかり。)
1980年から1987年にかけて話は進行します。ちょうどバブル直前の小不景気時代なので、後半は就職難の話が盛り上がりますが、現在と比べれば、平和な時代でした。
物語の舞台となった場所の研究も盛んで、作者の生まれ育った東久留米市が有力候補とされています。

昔、音無響子の絵入りの筆箱(缶ペンケース)を使っていたことを思い出します。(中に貼っていたシールは……松田聖子!) 今度、押入の中を探してみます。
それにしても、女は美人に生まれると、得だなァ。
(女ごころが判らないから、こんなことも書いてしまう。)

気が付けばグッズコレクターになっていて、スピリッツ誌連載当時のグッズを、ダンボール箱に詰め込んでいます。そのうち、披露しようかな。

コミックスも、アメリカ語、イタリア語、ドイツ語、タイ語、フランス語、中国語のものを持っていたりします。

高橋留美子 人魚シリーズ
高橋留美子の代表作のひとつ。偶然に不老不死の身体を手にした男。その冒険ってところですかネ。すぐに不老不死の女(もちろん若い。不老不死の老婆が主人公だなんて、誰も読まないし、そら恐ろしい!)が加わり、近世日本〜昭和後期の日本を舞台に、物語が展開されます。
結構、この手のロマン(?)が好きで、当時のコミックス(10年以上前で、1000円くらいした)をいまも所有しています。


このところ、ちっとも新作が出ません。作者が犬夜叉(連載10年目!)で忙しいだろうから、ますます期待薄です、、、
基本的にホラー作品なのですが、お涙ちょうだいの展開が良いのです。発表時期に連載されていた"らんま1/2"がギャグの王道を行くなら、こちらはシリアスものの王道を行く、といったところでしょうか。



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