今夏、海上自衛隊・シーページェント99インナニワの一環として、5隻の艦艇が神戸港(ポートアイランド北埠頭)にやって来ました。2隻の潜水艦の艦内展示はありませんでしたが、3隻の水上艦は内部に入ることができ、見学コースでは撮影も自由だったので、遠慮なく見て回りました。一部をここに紹介しましょう。
特務艦・とわだ
潜水艦
(本当はイージス護衛艦"こんごう"を見たかったのに、、、大阪港に係留されてしまいました。)
番外編・氷砕艦・ふじ

こちらはパセリちゃん
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日本初の本格型輸送艦として話題となった艦です。本来なら、その姿、装備から諸外国では"強襲揚陸艦"として分類される艦種なのですが、駆逐艦を護衛艦と呼び変えるのと同様、国内政治を配慮した結果、従来の似ても似つかない小型輸送艦と同じ呼び名とされたのでしょうか。
つまらない詮索はさておき、まずはその外観です。「海上自衛隊史上、最大の艦艇です」と乗員が誇っていたように、基準排水量9千トンに迫るその姿は圧巻です(隣にいた4千トン級のミサイル護衛艦と比べると、いっそう違いがわかる)。もっとも、あと10年もすれば、超1万トン級のヘリ搭載護衛艦が4隻、各護衛艦群の旗艦として就役する(神戸新聞による)ので、目立たなくなるのでしょう。
(米国の10万トン空母。あれは別格。)
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前から見ても、横から見ても、艦橋構造物以外はフラットです。輸送艦らしいと言えば、それまでですが。
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中に入ると、いきなり格納庫です。内部は思ったより狭く、せいぜいヘリコプター10台分の広さです。戦車ならたくさん入るのでしょう。
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格納庫後部には、おおすみの"主力装備"、陸地へのトランスポーターである2隻のLCAC(Landinng Craft, Air Cushion 要するに、戦地用ホバークラフト)を搭載可能とのことで、1隻が展示されていました(もう1隻分のスペースは、アマチュア・バンドの演奏会場とされていた)。これ1隻で2台の90式戦車を運搬できるそうです。
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艦尾には、LCAC発着用の開口部があります。
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見学コースを先へ進む。異なる階へは当然、階段を上り下りします……これは梯子か! やっと上ると、陸上自衛隊員の寝泊まりする部屋に到着。中はこんなの。こんなところで長期間過ごすのは、ヤダなァ。
飛行甲板に出ました。同時に複数のヘリコプターが発着でき、前部と後部にある2基のエレベーター(それぞれ10トン、15トン)で車輌等を効率よく運搬できる設計です。トルコ大地震の際、救援物資をここに満載していたのが、テレビに映されていましたネ。
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艦橋構造物の中央に見える白いものは、NATO軍の艦艇でおなじみ、CIWS(Close In Weapon System:高性能20mm機関砲)です。もちろん米国製。
全体がわかりにくい? それでは、艦の受付でもらったパンフレットから写真を拝借。飛行甲板の広大さがわかるかな?
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初期の米国製対空ミサイル・システム(ターター)を搭載することから「ミサイル護衛艦」と呼ばれ、イージス艦が配備されるまでは各護衛艦群に1隻ずつ配備され、艦隊防空を一手に担っていた艦種です。
すでにイージス艦が4隻就役し、将来はもう4隻を就役させる計画があることから、この艦種は退役する運命にあります。
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ちなみに中は狭かったです。装備も旧式だったりします。
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現役の南極観測調査艦・しらせが就役するまでの間、日本初の調査船として運用されていた船です。現在は名古屋港に係留され、昭和基地と南極探検隊の功績等が内部に展示されています。
(10年以上も前の映画・南極物語の主人公、タロー、ジローのパネルが大々的に展示されていた。)
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意外と知られていませんが、南極観測船は海上自衛隊に所属する艦船です。例によって内部は、何故ここまで?! と感嘆符を附けたくなるほど狭苦しく、科学技術庁から派遣された研究者の面々も、苦笑したに違いありません。
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艦中央の格納庫には、3機のヘリを収納できます。それにしても南極の開発って、現在、どうなっているんでしょうネェ?
ちなみに、こちらは名古屋港遊覧船、金の鯱! らしいと言えばそれまでですが、このデザイン、もう少しなんとかならなかったのでしょうか???
興味が沸いたら、艦艇内部の観覧が可能な近くの海上自衛隊の基地へGO!
(神戸から舞鶴基地までは……遠いなァ……。)