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私は残念ながら苦痛愛好者ではない
これらは私の権力の誇示や威圧、威嚇行為
もしくは奴隷精神を試すもの、鍛えるものとして
使用される道具の1つにすぎない

『Whip』




手首のスナップを利かせて
小気味良く乾いた音をたてる
そなたの悲鳴と共鳴し
世にも美しい音楽を奏でる

私の手許には
今はもうこの2本のバラ鞭しかない
多種ある中で最も痛くないのが
このバラ鞭である
他にも乗馬鞭、追鞭、ケインetc...
かつて愛用していた追鞭(馬用)の
空を斬る音はとても美しかった....






『Rope』








「縛る」という行為は日本独特のものである
西洋では「拘束」するのに
ロープではなく枷などの拘束具を使用するのだ
「縛る」という行為は手間がかかって面倒だからだろう
私は「道具」を使うのはあまり好きではない
手間がかかるからこそ楽しいし
「自らの力で拘束した」という
自己満足なのかもしれない
昔はそれほどでもなかったのだが
今は「縛り」ほどおもしろいものはないと思う
SMという行為自体がそうなのだが
追求すればするほどに
複雑で難しくおもしろくなっていく
「縛り」が好きな人にとって
「麻」が肌に食い込む感触は
多分、一度覚えたら病みつきになるかもしれない


『Hanging』




私にとって「縛り」の延長にある
「縄」によって手足を封じられ
「吊る」事によって動きを封じる
そして自己流の吊りのアレンジは
縛りよりも危険で難しい
そこに「自らの力で...」という
自己満足がやはりあるのだろう
自分の2倍ほどもある巨漢を
チェーンブロックなどの機械を使用せずに
吊り上げた時の爽快さったらない(笑)
そして自らの重みによって
縄が食い込む姿は
真に恍惚である





『Candle』







動物は本能でもって「火」を恐れる
おそらく人間もまた然り
低温蝋燭など感触の柔らかいものは別として
視覚的に威嚇するための道具と言えるかもしれない
一般的には蝋燭でもって責めながら
それを紛らすための何か別の事をする
といった様な使い方をする様だ
私は型をとったり
燭台を作ったりするのが好きだ
そして炎を見ていると気持ちも昂揚してくる
「火」には人を惑わす力があるのかもしれない


『Needle』




私は苦痛は特に好まないが
実は「血」を見るのは好きだ
ただし、こればっかりは
必ず体に傷を残す事になるから
本人の申し出がない限りはしない事にしている
針は刺しだすと止まらない...
いつのまにか「刺す」という行為に没頭してしまう
一生に一度でいいから
「スカー」を施してみたいと思っているが
個人の治癒能力などの関係で
難しい技術なのだそうだ
以前、雑誌でその光景を見たら
ノミを使用していた(笑)