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| Wara オレンジパワー誌で紹介されて以来、ボリビアにプログレッシブ・ロックがあるかどうかはいろいろ議論があったの ですが、今回目出度くWaraの1stアルバムがCD化され、「やっぱりボリビアにもあった」ことがわかりました。それど ころかその内容が良いこと。いやぁビックリしました。 Waraの他の作品は、1stとはがらりと変わって変なフォルクローレで、これをプログレと呼ぶのは無理があるので すが、辺境中の辺境サウンドがマニア心を射止めます(^^;)。ただ、我が国で発売されているフォルクローレのアルバム と言うのは、ウニャラモスにしてもエルネスト・カブールにしても超絶技巧の名手ばかりで、フォルクローレ版マクラ フリンかディメオラかと言う感じなんですが、当然向こうの国には「それほど超絶でない」バンドもいるわけなんです ね。今回、技巧とか名人芸とかとは違うフォルクローレを聞いて初めてそれがわかりました(笑)。やはり、なんにし ても現地盤を聞かとアカンですね。ただ、WaraはWaraでこれがまた別の意味で普通じゃないのですが...(^^;) |
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Wara / El Inca (S-N 18)(1st) Waraの伝説の1stアルバム。凄く気に入りました。ヒープ調のVocal、バカロフ風のスト リングスにヘヴィで邪悪な演奏と来たら....!!!! もうこの音は初期New Trollsじゃないですか!まるで「頬をぬらす滴」とコンチェルト・ グロッソが合体したような音の1曲目。コンチェルト・グロッソのB面がまともになった ような(^_^;)2曲目以降。 メロディーも良いし、歌も旨い。録音がちょいと悪いけど、このアルバム最高です。 |
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Wara / Maya (Discolandia CD-13822)(2nd&3rd) Wara / Paya “Hichhanigua Hikjatata"(今、見つけられなければならないもの)シリーズの第1作目 "MAYA"と第2作目"PAYA"の2イン1。全19曲タップリ70分以上入ってます。 全体的な印象はもろフォルクローレでド・フォルクローレなんですが、MAYAの前半部の組曲 は楽器こそフォルクローレながら、Vocalの歌い方がカンタウトーレ調で不思議な雰囲気であ る。しかも、雰囲気が暗い。おまけにBASSの乗りが全くフォルクローレのグルーブと違う と言うわけでボリビアン・カンタウトーレ風の独特の雰囲気になっています。 その後、MAYAの後半部は延々とフォルクローレが続いて、PAYAの前半部も同じ感じ。しかし ながら、PAYAの後半部になるとDrumsが入るは民族楽器のストロークの上にシンセのソロが乗る はと、特に16曲めなんぞは南米を代表する名曲であると言いたい。畳みかける民族楽器に丁 度スピネッタのような雰囲気のVocalそしてシンセ・ソロ。これは完全にプログレです。凄く かっこいい。インヴィジブルの3rdの曲と比較しても全くヒケをとりません(^^)。 |
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Wara / Quimsa (Discolandia CD-13977)(4th) Waraの4thアルバム('78)。1曲目がユーライア・ヒープの"The Park"を完パクして しまったフォルクローレ組曲で、ボリビアの土着フォルクローレの間にあの叙情的な 名曲をはさんでしまったと言う怪作。一体全体これは何?でも意外といけます。他の 曲も相変わらずの暗〜いフォルクローレです。ますます快調?(^_^;) |
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Wara / Pusi (Discolandia CD-13977)(5th) Waraの5thアルバム('82)。かなりバランスの良い歌ものフォルクローレアルバム に仕上がっています。前作みたいな変な暗さも無いし、結構聴きやすいアルバムで すね。最後の曲は10分以上の大作ですが、土着的と言うより祭囃子のような感じ の曲です。 |
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Wara / Oriental & Pheska (Discolandia CD-LE-504)(6th&7th) 6thアルバム"Oriental"と7thアルバム"Pheska"の2in1CD。"Oriental"は例の "Hichhanigua Hikjatata"シリーズでは無くて、全然別のテーマによるもの。全編イ ンストで、イージー・リスニングのスタンダード・ナンバーのカバーがメインの不 思議なアルバム。フォルクローレ色もあまりなく、なんとなくスーパーのBGMの ような出来です。 "Pheska"は"Hichhanigua Hikjatata"シリーズの5作目でアイマラ語で数字の5を 意味しています。4作目で明るい曲調の歌物フォルクローレに方向性を変えた彼ら ですが、本作品もその延長線上にあり、大らかに歌い上げるメロディーはなかなか のもの。特に旧B面にあたる後半が良いですね。 |
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Wara / Sojta (Discolandia CD-28)(8th) ケーナ奏者のロランド・エンシーナス、菱本浩二を迎え、ややロック色を増した 7thアルバム。フォルクローレ色が強いバックは相変わらずですが、歌の感じがカン タウトーレ的になってきて歌物としての魅力が上がっています。後半はロック的だ けど3rdの後半部みたいなプログレ色は希薄。良くも悪くも中庸な感じが増してい ます。それでもリフレインが印象的な5曲目なんかフォルクローレかと思っていた らPhillip Glassの曲だったりして、やはりWaraだなぁ(^_^;)と思った次第です。 |
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Wara / Paqallqu (Inbofon CDI-30106)(9th) Waraの8thアルバム('97)。印象的なメロディーを活かした歌もの的なアルバムです。 前半はかなりフォルクローレ的ですが、ロックバンド風の構成の後半はカンタウトーレ 的でもあります。菱本浩二さん大活躍ですね。 ちなみにボリビアの人々がインカ帝国に征服される以前に使ってた言葉をアイマラ語 と言いますが、アイマラ語での数の数え方が、1“Maya”、2“Paya”3“Quimsa”、 4“Pusi”、5“Pheska”、6“Sojta”、7“Paqallqu”となっています。“Hichhanigua Hikjatata"のシリーズはこのアイマラ語のタイトルなので、シリーズ何作目かわかるよ うになっています。(El Incaがあるので+1をするとWaraのアルバムは通算何枚目も わかるのですよん。) |
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Wara / Wasitat Jirisinasawa (Deposito Legal 4-4-124-1)(10th) ボリビアのWaraの2001年の作品(9th)。Waraのグループ結成30周年記念アルバムです。 で、内容ですが、これがあの1stアルバム"El Inca"の再録Versionとなっており、暗くハー ドな印象が強かった1stアルバムの楽曲が、キーボードやヴァイオリン、オーボエをふんだ んに入れ、カラフルで実にシンフォニック&クラシカルなアレンジで蘇っています。1stア ルバムの時は入っていなかったフォルクローレの楽器の導入もいかにも南米風。それが1st の持つハード・プログレッシブ的な印象を残しながらさらに多彩な印象になっているのが、 素晴らしい。辺境ファン大必聴!!!これを聴かなくて何を聴く。(2002 8/17) 今、気がつきました。このCDはマルチメディア仕様になっていまして、動くWaraが見ら れます。内容はこのアルバムのLiveなのですが、テイクはLiveテイクやし、1曲目の"Realidad" なんか、もうこれはヒープかニュー・トロルスでしょうってな演奏でもう卒倒もの。2曲目の "Wara"は1stアルバムに近いヘヴィ・オルガン・ロックだもんね。ビックリするぐらい正統的な 演奏です。昔からWaraを追っている私には夢のようなCDでした(^^)。いや〜ほんま。(8/23) |
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Wara / Oruro (Deposito Legal 4-4-58-02)(11th) Waraの2002年新譜。ジャケにTradicionalとあるようにフォルクローレ路線に戻っ ていますが、かつての暗めの路線では無くなって、かなりモダンで明るいアレンジ になっています。でもね、内容はかなりフォルクローレしているので、プログレ・ ファンには少しきついかな? なお、オルーロとはリオと並ぶ南米最大のカーニバルで知られるボリビア中部の 鉱山町のこと。どうもそのカーニバルがこのアルバムのテーマのようです。 |
| Renovacion Wara | |
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Renovacion Wara (Discolandia CD-LE-14094) Waraのギタリストが結成した新バンドの2002年新譜。最初の3曲は完全に普通の フォルクローレですが、4曲目以降はキーボードやギター、ドラムスを導入したロ ック風味のフォルクローレになっています。Ken Hensleyの曲を取り上げたり、かな り新しい試みをしているのですが、Waraのような「はずれた」感じがしないのが不 思議です。普通にやってもWaraはなんとなく「変」なのに、こちらのWaraはいろい ろやっても「普通」なんですねぇ。何故だろうか? |
| Others | |
| Inti | |
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Inti / Entre Culturas (Discolandia CCD-55) ボリビアのInti。タイトルはBetween Cultureの意味だそうで、世界各国の音楽から さまざまな影響を受け、それを南米風フォルクローレに溶け込ませています。でもね、 このバンドムチャクチャ暗いぞぉぉ。なんでアンデスのバンドがここまで暗いんやぁぁと 思わず唸ってしまいます。ロック的な部分はほとんど無いけど、この暗さと強引な展開 がプログレ・ファン向けかな?何故かノルウェイまで行って録音した曲も含まれていま す。摩訶不思議な作品。 |