Holland   (Page-1)
Focus

Focus / Moving Waves (Victor VICP-61531)
  衝撃(笑撃?)の名曲「悪魔の呪文」で有名なFocusの2ndアルバム('71年)。件の曲の
 インパクトが強すぎてまるでキワモノ的なイメージもあるアルバムですが、内容的には
 ジャケのイメージどおりの瑞々しさに溢れた素晴らしいものです。「悪魔の呪文」以外
 のA面はどちらかと言えば、クラシカルで美しいメロディーを持った曲が主体。B面全
 てを占める23分もの大曲"Eruption"は「噴火」のタイトルどおり、美しいメロディと
 激しいインタープレイの切り替えが鮮やかな名曲です。
  でもやっぱり、「悪魔の呪文」だよなぁ...レイロロ・レイロロ・ルンパッパー





→(Victor VICP-70050)
 2009年リリースのSHM−CD紙ジャケ。やっぱり買ってしまいました(^^;)。

Focus / Focus 3 (Victor VICP-61532)
  さらに前進を続けるFocusの3rdアルバムは2枚組でのリリースとなりました('72年)。
 しかも14分近い"Answers? Questions!..."や26分にも及ぶ"Anonymus II"など、その
 激しくも美しいインタープレイはさらに磨きがかかって、この大作を一気に聴かせます。
 また、"Sylvia"等の優しいメロディの名曲もあって、プログレッシブなのに親しみやすい
 Focusの代表作となりました。個人的にはこのアルバムは"Focus III"から"Answers?..."
 への緊迫感溢れる展開に痺れてます。うーん、かっこいい!






→(Victor VICP-70051)
 2009年リリースのSHM−CD紙ジャケ。これもやっぱり買ってしまいました(^^;)。

Focus / Hamburger Concerto(Victor VICP-61534)
  ドラムスのピエール・ヴァン・ダー・リンデンの脱退を乗り越えリリースされた名作5th
 アルバム('74年)。イギリス人ドラマー、コリン・アレンを加え、クラシック、ジャズ、ロ
 ックの要素を融合させたFocusの魅力がさらに円熟味を増しています。旧A面の後半の畳み
 かけに、旧B面の大作「ハンバーガー・コンチェルト」での雄大で荘厳なド級プログレな
 展開、そして最後の大団円!まさに究極のFocus完成形です。






→(Victor VICP-70053)
 2009年リリースのSHM−CD紙ジャケ。これもやっぱり買ってしまいました(^^;)。
Earth & Fire
Earth & Fire / Earth & Fire (Universal UICY-9462)
  大ヒット曲「シーズン」を含む71年の1stアルバム。ダッチ・ポップ・ムーブ
 メント ど真ん中のアルバムでサイケ・カラフルなポップ・サウンドがたまり
 ません。次作以降メロトロンを大々的に導入し、シンフォニックな音作りになっ
 ていきますが、メロディーの感覚はこの1stアルバムから全然変わっていません。
 逆にポップながらも、捻りの効いたアレンジは既にこのころから「素質」があっ
 たんだなぁ...などと思ったりします。姉御風だけどチラッとかわいい表情を見
 せるJerneyのVocalが良いんですよねぇ(^^)
Earth & Fire / Song of Marching Children
               
(Universal UICY-9463)
  荘厳に降り注ぐメロトロンをフィーチャーし、シンフォニックな音作りとなっ
 た2ndアルバム('71)。前作をより整理して美しくしたような旧A面は、優しい
 メロディが魅力的なのですが、やっぱり利き所は少年兵士の物語をテーマにした
 旧B面全面を占める大作。ヨーロッパ的な陰りや哀愁を感じさせるフレーズに絡
 むメロトロンの響きは圧巻ですね。5曲のBonusが収録されていますが、メロト
 ロンに乗せて高らかに歌われる「嘆きの青春」はやっぱり最高。奥行きを感じさ
 せるRemasterも良いです。
Earth & Fire / Atlantis (Universal UICY-9464)
  幻のアトランティス大陸をテーマにした一大コンセプト3rdアルバム('73)。
 前作のような荘厳な集中力はあまり感じられませんが、緩急と起伏を活かした
 ヴァラエティに富んだ多彩な構成が見事です。よりカラフルなアレンジに、つい
 口ずさんでしまうようなメロディーをメロトロンが優しく包みます。このジャケ
 の良さはダブル・ジャケットで初めてわかると思うので、きちんとした紙ジャケ
 は大成功です。中低音を優しく聞かせるRemasterもこれまた良いですね(^_^)
Earth & Fire / To the World of Future (Edison ERC-29245)
  Earth & Fireの4thアルバム。冷たい氷壁のようなシンセ&メロトロンがバック
 で鳴り響く本作は、ジャケのようなSF的な印象を強くイメージさせるアルバムと
 なりました。冒頭では一部ソウルフルな部分もあって、後のポップ化を伺わせると
 ころもありますが、JerneyのハイトーンVocalに絡むシンフォニックな展開はこの
 アルバムで完成されたと言えるでしょう。(とは言いつつ、実はLove of Lifeや
 Only time will tellのポップさが大好きだったりします>私。こんなに乗りが良
 いのに、ここまでシンフォニックにやられたらもうノックアウトです。)
Jerney Kaagman / Run (Edison ERC-29247)
  87年リリースのEarth & Fireの紅一点Jerney Kaagmanの2ndソロアルバム。Kayak
 のTon Scherpenzeelのプロデュースで、80年代的なカラフルなキーボード・サウンドを
 バックにお洒落なユーロピアン・ポップスに仕上がっています。ただ、彼女のパワフルな
 「熱唱」が好きな私には、少し大人し過ぎるような気もします。
Kayak
Kayak / Royal Bed Baunser (Pseudonym CDP 1012 DD)
  75年発表の3rdアルバム。1st,2ndの頃のプログレ色を良い意味でポップな
 曲調に溶け込ませています。スーピディーに始まるA面冒頭から、ドンドン曲
 が繋がって行き、心地よい緊迫感と鮮やかな展開が、ビートルズ的なメロディー
 やアレンジと相まってアルバムの最後まで聞き手を引っ張っていきます。個人的
 には新作Close to the Fireがリリースされるまでは、彼らの最高作でした。
Kayak / The Last Encore (Mercury 518 751-2)
  76年リリースの4thアルバム。基本的には前作Royal Bed Bouncerの延長線上にあり
 ますが、半分の曲でPim Koopmanが曲を書いているためか、よりまろやかな印象の曲が
 増えているように思います。前半の勢いはRoyal Bed Bouncerにも負けていません。
 ただし、後半は少し緊張感が無くなって散漫かな?そのためかわかりませんが、このアル
 バムをりりースした後、Pim Koopmanが脱退してしまい、Kayakはよりポップになって行き
 ます。
Kayak / Close to the Fire (Avalon MICP-10190)
  19年ぶりの復活作。何よりTon SchepenzeelとPim Koopmanの黄金コンビが
 復活しているのがよい。で、内容はこれが今までの最高傑作とも言える出来で
 優雅で哀愁のある「あの」メロディーが、ある時なドラマチックある時はスピ
 ーディに展開されていきます。
  Merlinの優雅さとRoyal Bed Bounserの集中力を兼ね備えたような出来と言え
 ば良いのでしょうか。はっきり言って反則です(^^;)。アンディ・ラティマーが
 ゲスト参加したワールドミュージック風の12曲目から再録Ruthless Queennへ
 と収束される後半部は特に見事。日本盤のみのBonus Truckもこれがまた良い(^^)

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