| Italy Neo Progressive-1 |
| Ezra Winston | |
![]() |
Ezra Winston / Ancient Afternoons (Angel Records MF005) (Rock Symphony RSLN 053) Ezra Winstonの名作2ndアルバム。フルートやクラシック・ギターなどのアコ ースティック楽器とバンドが持つジェネシス系の音、ポンプ系の音とのバランス が素晴らしく、90年代初頭のあの頃、70年代のバンドの音に近づこうとする だけで、皆精一杯だったのに良くもこういうアイデアが出てきたものだと感嘆し てしまいます。イタリア的叙情と90年代的な新しさが実に見事に融合していま す(^^)。イタリアン・ロックの復活はこのアルバムから始まりました。記念 すべき名盤。 →CDのジャケ。ジャケが変わっていますが、イメージ的にはこちらの方が "Ancient Afternoon of an Unknown Town"? |
| Nuova Era | |
| Nuova Era / L'ultimo Viaggio (Contempo Conte 122) イタリアでのNeo Prog.の幕開けを告げたNuova Eraの記念すべき1stアルバム。 良く言われているようにテクニック的には心もとない彼らですが、ハードなギター やキラキラとしたキーボードを中心にした若さ溢れる溌剌としたシンフォニック・ ロックは爽やかの一言。印象的な独特の歌メロを活かしてあくまでもイタリアの哀 愁で迫るところが良いですね。 |
|
![]() |
Nuova Era / Dopo L'infinito (King KICP 17) Nuova Eraの2ndアルバム。当時はマリリオン系のポンプロックが世界中で隆盛を 誇っていましたが、Nuova Eraのアプローチはそういうポンプ系の影響を全く見せ ず、70年代イタリアのあの熱情を現在に蘇らせると言う物でした。 この2ndは、70年代の影響を残しながらも、来るべき90年代(このアルバムは89 年発表)を予感させる軽やかなイメージを醸し出しています。確かによく言われる ように演奏力は今一なのですが、メロディーやフレーズの「濃さ」についつい引き 込まれていくのです。 |
![]() |
Nuova Era / Io e il Tempo (Contempo 7809772) Nuova Eraの3rdアルバム。前作での大作指向をさらに発展させ、本作も20分近 い大曲2曲(CDはBonus1曲)となっています。前作が今一軽めの出来上がりとな っていたのに対し本作は広がりのあるシンフォニック色は残しながらも、イタリア ン・ロック特有の強引な展開と重厚さを絡ませる事に成功しています。演奏力的に は相変わらずなのですが、フレーズとフレーズの繋がりが良く、つい聞き込んでし まうような魅力があります。 |
![]() |
Nuova Era / Il Passo del Soldato (King KICP 2819) Vocal&Guitaristが抜けキーボード・トリオ的な構成(代わりにVocalistが加入) になった4thアルバム。曲が整理された分、キーボードの畳みかけを活かした勢いを 感じさせる出来上がりとなりました。もちろん、独特の節回しも健在。アルバム全体 のバランスで言ったら最高作では無いかと思います。この後音沙汰がありませんが、 新作が待ち遠しいバンドですね。 |
| Malibran | |
![]() |
Malibran / Wood of Tales (Rock Symphony RSLN
019) マリブランの1stのCD化再発。今聞くといかにもテクニックは甘いし、曲の 構成も今一なのですが、フルートを中心としたエモーショナルなメロディー・ ラインがいかにもイタリアらしい出来で、当時のマニアの心をくすぐったので した。いや、今でもこの感覚は全く色あせてません。 90年代のイタリアン・ロック復活の先駆けになったアルバム、この後Vinyl Magicからのカリオペ...等のリリースで一気に火がついたのでした。 |
![]() |
Malibran / Le Porte del Silenzio (Pegaso PGO-002) マリブラン93年リリースの2ndアルバム。内容的には1stアルバムの延長線上 にありますが、よりメリハリが付き、演奏力も向上しているように思います。そ して、何よりも特筆すべきは27分にも及ぶ組曲"Le Porte del Silenzio"です ね。フルートを中心としたエモーショナルなサウンドはそのままに複雑な大曲を 演じきっています。 |
![]() |
Malibran / In Concerto Official Bootleg (Mellow MMP 369) 97年のLive(MellowレーベルのものはRe-issueです)。1回自主制作で出てい たそうです。1stから3曲、2ndから1曲(と言うか半分ぐらい)、3rdから5曲選 曲されています。ベース・ソロやフルート・ソロがあったりと全体的にLiveならで は乗りを活かしたアグレッシブな演奏となっています。その分彼らの持ち味である センシティブな感覚が若干後退したような気もします。彼らを聞くのならまずスタ ジオ作から聞いてね。 |
![]() |
Malibran / La Citta sul Lago (Mellow MMP 357) Malibranの3rd(1999)。彼らはEzra WinstonやNuovo Eraと共に80年代後半の イタリアン・ロックの代表バンドだったけど、今回の作品もさらに成長した姿を見せ ています。 ただし、やっぱりキーボードはペラペラでいろいろと穴も多数...しかしねぇ、彼 ら独特のフルートやVocalメロディー、そしてイタリア独特の強引な展開を聞くとや っぱし「許せてしまう」のですね。最近の超絶技巧な新人には負けるけど個人的には ほっておけないバンドです。(でも演奏はうまくなってますよ(^^)/) |
![]() |
Malibran / Oltre L'ignoto (Mellow MMP 409) Malibranの4thアルバム(2002年)。いきなりBancoを思わせるキーボード・ラビ リンス全開でビックリしますが、タイトなリズムセクションに乗って進む楽曲は まさに近年のタイトなLiveでのBancoを思い起こさせます。全体的にはジェネシス からの影響を受けたメロディアスなサウンドなのですが、広がりのあるエンジニ アリングと相まって、実にプロフェッショナルな仕上がりとなりました。今まで の「曲は良いけど、演奏がペラペラで」と言う弱点は皆無。まさに最高傑作です。 |
次頁へ |
|||