| Los Jaivas | |
![]() |
Los Jaivas / El Volantin (Columbia 2 500076)(1st) チリのLos Jaivasの幻の1stアルバム。コンサート会場でほんのわずかな数だけ売られ ていたらしいです。内容的にはフォルクローレと言うか、民族音楽と言うか、呪術的な イメージの強いもので、踊って騒いで儀式してと言った感じで、後のシンフォニック& クラシカル・フォルクローレなイメージは全く無し。生のフォルクローレってみんなこ んなに暗いのかなぁ?(笑)私もチリのバンドと思って書いてますが、何も言われなけ ればジャーマンだと思ったかもしれません(爆) |
![]() ![]() |
Los Jaivas / Todos Juntos (Warner 3984 24441-2)(2nd) Los Jaivasの1stアルバム(と呼ばれていたが後に幻の1stアルバムがあることが判明) フォルクローレとロックを融合させようとした彼らの最も初期の作品で、フォルクローレ 風のメロディーをロック的な激しさの上に乗せようと試行している苦労が伺えます。旧A、 B面とも前半は歌物で後半がインスト中心となっていますが、後半のインストは呪術的 と言うか、やけに暗く、重い演奏になっていて、1stアルバムの延長線上にあります。今 聞くとこれもジャーマン系ですね?。タイトル曲"Todos Juntos"と"Mira Ninita"は当時 のNueva Cancion運動の流れに乗って大ヒットしました。 → CDジャケット |
![]() |
Los Jaivas / Palomita Blanca(3rd) (Columbia CNIA 2-462012) 73年リリースの3rdアルバム。サントラとしてリリースされたアルバムのため か前後のアルバムと比較してより素朴な印象を受けます。前半は2〜3分程度 のインカ・フォーク風の小曲が主体ですが、後半の14分の大曲がやはりクラ イマックスか?ジックリとアンデスのメロディーを聞かせてくれます。 |
![]() |
Los Jaivas / Los Suenos de America (Alerce CDAA-0242)(4th) フォルクローレ系Vocalist Mandukaと競演した74年の作品。初期のLos Jaivasの特 徴とも言うべき、呪術的なフォルクローレ路線のアルバムです。前半は割りと普通と 言うか聞きやすいフォルクローレ・ロックで、後半は12分にも及ぶ独特の呪術系フ ォルクローレ大曲を収録。と言っても,1st,2ndのような暗めの音ではなくて、結構明 るく聞きやすい演奏になっていて、シンフォニック風味が出てくる次作への流れを感 じさせます。 |
![]() |
Los Jaivas / Los Jaivas(EMI 859969-2)(5th) Los Jaivasの最も有名なアルバム(通称インディオ・アルバム。)。'73年9月11日 のチリ・クーデターを受け、アルゼンチンに亡命。そこでチャーリー・ガルシアやスピネ ッタ等のアルゼンチン・プログレッシブ・シーンと遭遇し、音楽性を大きく変えました。 一言で言えばフォルクローレ・プログレですが、WARAほど「そのもの」では無くて随 分プログレよりです。特に3曲目と6曲目のフォルクローレ的な歌メロが美しくもテクニ カルなピアノの導かれ展開していくところは絶品。曲構成、テクニックとも超一流です。 |
![]() |
Los Jaivas / Cancion del Sur (EMI 710-831250)(6th) 前作インディオ・アルバムで完成したプログレッシブ・フォルクローレ・ロック路線 をさらに押し進めたアルバム。彼らのアルバムの中でも美しいメロディーに溢れたアル バムになりました。1曲目からシンセサイザーやハープシコードのクラシカルな調べを 美しいフォルクローレのメロディーに絡ませ、泣きのギターを交えながら展開していき ます。美しさとロック的な力強さを兼ね備えた彼らの代表作と言えるでしょう。ブエノ ス・アイレス録音の76年作。チリ盤CDはシングル4曲のBonus入りです |
![]() |
Los Jaivas / Mambo Machaguay (EMI 781453 2)(Compi.) EMIに残した2枚のアルバム(Los Jaivas,Cansion del Sur)を中心としたコンピレー ション。76年、78年のシングルが収録されているので貴重なアルバムでしたが、どちら もCancion del SurがCD化された際にBonusとして収録されたので今となってはあまり 存在意義の無いアルバムになりました。彼ら独特のクラシカルで優雅なフォルクローレ ・ロックが聞かれます。 |
![]() |
Los Jaivas / Alturas de Macchu Picchu (Columbia 2-462057)(7th) チリの代表バンド、ロス・ハイバスの81年の発表の代表作。マチュピチュの遺跡を モチーフにしたトータルアルバムで、幻想的な中に流れるアンデスのメロディーとクラ シカルかつドラマチックな演奏のバランスが絶妙で、これぞフォルクローレ・プログレ ッシブと言った感じ。特に2曲目の11分にも及ぶ大作でのアンデスの山並みに木霊す るような雄大な流れが素晴らしい。 それにしてもマチュピチュの遺跡に楽器持ち込んで写真撮るかぁぁ、何考えてんだこ いつら(^_^;) |
![]() |
Los Jaivas / Aconcagua (Columbia CNIA 2-461823)(8th) チリとアルゼンチンの国境にそびえ立つ南米大陸の最高峰「アコンカグア」をモチ ーフにした82年リリースの8作目。クラシカルで優雅なアレンジのフォルクローレ・ ロックはこの時期の彼らの特徴なのですが、このアルバムでは引きずるようなリズム からの印象が強いせいか、前後のアルバム以上にフォルクローレ色が強くなっていま す。それでも、初期の呪術色は余り無くて、明るく大らかな感覚が前面に出ています。 10分近い大曲もありますよん(^^) |
![]() |
Los Jaivas / Cancion del Sur & Aconcagua (2in1) (Mardel-X MRD-2006) アルゼンチンのMardel-Xレーベルからリリースされた"Cancion del Sur"と"Aconcagua" の2in1。アルゼンチン盤をベースにしているためか、曲順や収録曲に若干違いがあります ("Aconcagua"にTodos JuntosのNew Versionを収録)。フォルクローレ色もクラシカル& シンフォ色も同じように強い時期のアルバムなのでフォルクローレ&シンフォニックと言 うイメージをそのまま味わえるCDと言ったところでしょうか?そう言えば"Cancion del Sur"の方はジャケも違いますね。 |
![]() |
Los Jaivas / Obras de Violeta Parra (Columbia 2-462037)(9th) 彼らを代表する名作。ぶっとびました。フォルクローレ風味はあるもののいわゆる 辺境の音ではありません。とてもしっかりしたプロダクションで作られたもう完全に メジャーの音で、プログレッシブ・ロックを初めとする欧米のロックをここまで完璧 に南米の音にしたバンドはざらにはいないでしょう。 サウンドはもう一言では言い表せないぐらいの個性的なもので、リリカルなキーボ ードを軸にいろいろな要素が極めて高い次元で融合しています。唯一無二のバンドで あり音です。 |
![]() |
Los Jaivas / Si Tu No Estas (Columbia CNIA 2-461632)(10th) 89年リリースの10thアルバム。サントラ盤としてのリリースです。80年代のアルバム と言うことで、随分と打ち込みが入っており、コンパクトで歌中心のアルバムですが、 かなりモダンな印象を受けます。インディオ・アルバム(5th)以降、雄大なインカ風シ ンフォ路線(^^;)をとっていた彼らですが、このアルバムは前後のアルバムと印象の違 う仕上がりとなっています。 |
![]() |
Los Jaivas / Hijos de la Tierra (Columbia 2-476077)(11th) 6年ぶりにリリースされた11thアルバム('95年)。基本的にはこれまでと同路線の歌物 なのですが、雄大なキーボードを活かした幻想的な感覚が良いですね。楽器が新しくな り、ディジタル風味の90年代的な音になっていますが、哀愁に彩られたメランコリッ クなメロディーは彼らならでは。3曲目、8曲目のドラマチックな大曲はさすが!前作の 路線の2曲目のエレポップは全然「らしくなく」て、スベッテます(^_^;) |
![]() |
Los Jaivas / Trilogia el Rencuentro(Columbia 2-476173)(12th) 東西冷戦の終焉を受け、民主化がなされたチリへ帰ってきた旧友達との再会をテーマ にしたアルバム。CongresoにHuaika,Illapuやビオレータ・パラの息子アンヘル・パラ等 チリロック&ポップス界オールスター全員集合と言った感じの作品で、彼らの70年代 の曲を再録しています。どちらかと言うと歌物的フォルクローレ系の楽曲が多いのです が、キーボードや民族楽器をふんだんに使って超ゴージャスに仕上げています。クラシ カルに雄大に迫る曲なんか凡百のシンフォ・バンドなんか全然太刀打ちできないぞ。そ して、最後はLos Jaivas,Congreso,Illapuの3大バンドによる"Tudos Juntos"。もう大 感動です。あぁ、この場にビクトール・ハラがいてくれたらなぁ.... |
![]() |
Los Jaivas / Mamalluca (Columbia 2-490471)(13th) 2000年発表。オーケストラ、混声合唱を大々的にフィーチャーしたコンセプト・ アルバムで、ややシリアスでクラシカルなメロディー(最近のバッティアートみたいだ) を活かしながらドラマチックに盛り上がります。録音も演奏も文句無し。インカ系のメ ロディーの効かせ方も抜群! |
![]() |
Los Jaivas / En El Bar-Restaurant"Lo Que Nunca se Supo"(14th) (Columbia 2-499535) 未発表曲3曲、未発表Live3曲を含む2001年のコンピレーション・アルバム。フォ ルクローレ色の強い歌物中心の選曲となっており、彼らの本質がわかる作品となって います。それでもラストは名作"Obras de Violeta Parra"からの壮大な大作で締めく くっていて、彼らの実力がわかりますね。なお、未発表曲は後から次作"Arrebol"へ収 録されました。 |
![]() |
Los Jaivas / Arrebol (Columbia 2-500053)(15th) Los Jaivas 2001年の新譜、今のところ最新作です。前作"Mamalluca"はややシリアス 調の作風もあったのですが、この最新作ではジャケに伺えるようなアンデスの山々に 木霊するようなメロディーを、リリカルで雄大なツイン・キーボードをバックに歌い 上げるような彼ら本来の持ち味を十二分に打ち出したものとなっています。子供の合 唱や彼ら独特の大らかなアレンジとそれに絡む哀愁のこもったフレーズもまた良し。 |