Norwey   (Page-1)
Ruphus
Ruphus / New Born day (PAN PACD 012)
  ノルウェイのRuphusの1stアルバム('73年)。ブルージーなリフのメロディアスなハ
 ード・プログレですが、ファンタジックな叙情性を交え、細かいアレンジでテクニカ
 ルに展開するところがなかなかオツ。うなるギターとオルガンをバックに歌う、姉御
 系シャウトVocalとジェントルな男性Vocalのバランスも良いですよぉぉ。
Ruphus / Ranshart (PAN PACD 017)
  前作以降3人のメンバーが脱退するという大幅なメンバーチェンジの後、リリース
 された2ndアルバム('74年)。前作からの元気の良い音楽性を引き継ぎながらも、サウ
 ンドの幅を広げ、よりメロディアスな音を聞かせてくれます。優しい声の男性Vocal
 が歌う人懐こい歌メロを活かした、北欧らしいラマンチックさと勢いのある演奏のバ
 ランスが素晴らしいですね。特に清々しいフルートに導かれる旧B−1の泣きのギター
 と唸るオルガン、そして、それを冷ややかに包み込むメロトロン!!1瞬2瞬と息を
 呑んでしまいます。まさにノルウェイ・ロック史に残る名作ですネ。
Ruphus / Let Your Light Shine (PAN PACD 026)
  テリエ・リピダルがプロデュースを行い、ジャズ・ロック・テイストが増した3rdア
 ルバム('75年)。と言うか、オルガンはエレピに変わってるし、ギターは弾きまくって
 ゴリゴリのジャズ・ロックになっていて、これじゃぁまるで別のバンドやんけ(^_^;)。
 (リピダルも参加してECM風の冷たいジャズロックもやってます)1stのシャウト姉御も
 復帰して気持ちよく歌ってますなぁ。まぁスピード感溢れる演奏は、結構評判が良くて
 ドイツのBrainレーベルからもリリースされることになったのでした。いわゆる出世作で
 すな。で、それは良いけど前作のロマンはどこ行ったんだぁ(^^;;;)
Ruphus / Coloured Dreams & Hidden Schemes
  Coloured Dreams & Hidden Schemesは2CDで1枚目はBest。2枚目はアンリ
 リース物です。一般的には2ndが最高作と言われている彼らですが、「ハード・シン
 フォ→クロスオーバー→フュージョン」と表面的な音楽性を変えながらも、結構一貫
 したものを感じます。それはこういうBESTで数曲づつ聞くと顕著ですね。シング
 ル・オンリーの「Flying Dutchman Fantasy」が良い
Popol Vuh
Popol Vuh / Popol Vuh(Polydor 843 175-2)
  ストレンジ・デイズを読んで思わず購入しました。ウィグワムと並ぶポ
 ール・マッカトニー直系のメロディーを持つバンドとくればほっておく訳
 にはいきません(^_^)。
  この'72年リリースのデビュー・アルバムは確かにポール・マッカトニー
 系のメロディー満載で、私好みユーロピアン・プログレッシブ・ポップス。
 おまけにここぞとばかりに鳴り響くメロトロンが凄い(ほとんど反則(笑))。
 後半のハードな演奏の集中力も抜群です。良いですよぉ。
Popol Vuh / Quiche Maya (Polydor 843 174-2)
  1stの延長線上にある2nd('73年)。1曲目がいきなりソウルフルになって
 いてビックリしましたが、全体的にややポップさが増しているものの、叙
 情的なパートでメロトロンが鳴り響いたりしてPopol Vuh節健在。かなりレ
 ベルが高いバンドですね。(^^)
  それにしても、このバンド、ジャケとバンド名でえらい損をしてますな、
 ほんま(^^;)。次作から改名して大正解。
Popol Ace / Stolen from Time (Universal 843 173 2)
  Popol Aceと改名しての第一作目('74)。音的にはPopol Vuh時代と変わっ
 ていませんが、新たに導入したストリング・シンセの包み込むような音色
 をバックに、より洗練された演奏を聞かせてくれます。構成もかなり凝って
 おり、後期Wigwamにも似た流れるようなシンフォニック・ポップを聞かせて
 くれます。Popol Vuhの1stのようなハッタリの効いたメロトロンは出てきま
 せんが、ズバリ彼らの最高傑作と言えるでしょう。ジャケも良い感じやね。
Aunt Mary
Aunt Mary / Janus (Vertigo 842 971-2)
  Deep PurpleとBancoが合体したような言われているAunt Maryの最高作3rdアルバム
 ('73年)。基本はやっぱりパープル型ハード・ロックですが、細かいパッセージを入り
 くませて、一筋縄で行かずに次々と強引に場面展開するところが快感です。それでいて
 歌メロにはなんとなくスタクリッジのようなニッチ・ポップ風味もあるんですよね(^^)
 バンコ的な細かいキーボード・ワーク(ラビリンス一歩手前ぐらいか(笑))が全開の旧
 B−3が特に良いですね。名作です。
Host
Host / Pa Sterke Vinger (PAN PACD 003)
  ツイン・リード・ギターを活かした硬質でメロウなハード・ロックを聞かせるホスト
 の1stアルバム('74年)。シャープなリズム・セクションに乗って勢いを増して畳み込む
 A面も素晴らしい出来ですが,ウィッシュボーン・アッシュを彷彿とさせるような美し
 いツイン・リードに心を奪われる10分近いタイトル曲"Pa Sterke Vinger"はほんま最
 高!ため息が出ますネ。さすが,ノルウェイNo.1メロウ&ハード!と言われるだけ
 あります。
Host / Hardt mot Hardt (PAN PACD 004)
  メンバーチェンジ後リリースされた最高作と名高い2ndアルバム('76年)。1stでのツ
 イン・リードがギター+キーボードとなり,疾走するシャープなリズムセクションの
 上を複雑に絡み合いながら美しいメロディのプログレ・ハードを聞かせます。前作に
 は聞かれなかったアコースティックな感覚もまた魅力。そして,それが一気に激しく
 展開するという静動の対比・場面展開の鮮やかさがこれまた快感。まさに最高作です。
 ストリング・アンサンブルをバックに歌う旧B2曲目も違和感が無く良い出来です。
Kirkelig Kulturversted Lavel
Iver Kleive / Himmelskip
  Ketil Bjornstadやカリ・ブレムネスでお馴染みのKirkelig Kulturversted
 レーベルから。やっぱ教会のレーベルだけあってこの作品はパイプオルガンと
 ギターのデュオ作品となっています。
  で、厳かな音が出てくると思いましたら、結構モダンでセミクラシカルな
 甘めのメロディーもある音でした。(まぁ癒し系ともイージーリスニングとも
 言えるなぁ)