| Turkey (Page-1) |
| Baris Manco | ||
| Baris Manco / 2023 (709) Baris Manco(マンチョと読むらしい)の2023年をテーマとした'75年のトータル・ アルバム。近未来SFがテーマとくれば、中身はやっぱりシンセ&キーボードもの。 これにバタバタ・リズムとトルコ語の語りが入るともうたまりません。目茶目茶チ ープなSF&クラシカルなフレーズや、Vocalが入るといきなりトルコ歌謡となる ところなんか「辺境ここに極まれリ!」と言った感じで妖しい。 これぞ辺境(^^)/ |
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Baris Manco / 2023 (Emre Grafson Muzik H.E.128) 上の”2023”のジャケ違い2004年再発CD。曲を入れ替え、組曲をバラして曲 順まで変えてしまうというとんでもない再発盤ですが、オリジナル・アルバム中のシ ンセ&キーボードを主体としたインスト部分が連続するように構成されており、これ はこれでプログレ・ファンには説得力があるアルバムになっています。おまけに"20 23"の続編"2024"まで加えられていて、しかもクラシカルなピアノに導かれる プログレッシブな曲だったりするんですねぇ。バリス自身の意思で構成を作り変えた のであれば良いのですが、実際のところどうなのでしょう?ザックリ言うと辺境ファ ンには上のオリジナルCDを、プログレファンにはこちらをお勧めします。さて真実 はいかに? |
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| Cem Karaca | ||
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Cem Karaca / Yoksulluk Kader Olamaz (CD: 017) トルコ・ロック界の重鎮Cem Karacaの'77年のアルバム。吹きすさぶフルートに シアトリカルなVocalと、フレンチロック風のメランコリックな曲調に混じる辺境 の色が最高です。とは言いつつ、Baris manco等と違ってかなり洗練された音で、 唸るシンセに引きづられてドラマチックに展開するところなんかかなりもの。時折 流れるクラシカルなフレーズもまた良し。トルコ風だけどあくまでもロック(しか もプログレッシブ・ロック)風のアプローチで聞かせるところが彼の持ち味。これ ぞトルコのロック! |
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Cem Karaca / Safinaz (Kalan Muzik CD-013) トルコの怪人Cem Karacaのドラマチックなトータル・アルバムとなった'78年の アルバム。大曲2曲を含む全3曲のロック・オペラとなっており、幾つものパート に別れた万華鏡のようなサウンドが圧巻。妖しげなストリングスのリフレインでサ イケに迫るところや、ユーゴのバンドのようにドップリの哀愁を聞かせるところ等、 ほんま最高!サズーをバックにした語りからコーラス・リフレインで畳み込まれた らわたしゃほんまノックアウトです(^^)/ |
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| Erkin Koray | ||
| Erkin Koray / Erkin Koray (Istanbul Plak CD 002) トルコ・ロック界の重鎮Erkin Korayの記念すべき1stアルバム('73)。ブルージーな ファズ・ギターに妖しい音色のオルガンをバックに、オリエンタルなメロディーの歌謡 ポップを聞かせます。ジャケは乗り乗りのロッカー風ですが、どちらかと言うと親しみ やすい歌謡曲と言った感じですネ。 |
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| Erkin Koray / Elektronik Turkuler (WPC6-8461) '74年リリースの2ndアルバム。1stアルバムの延長線上にありますが、6分以上に 亘るインタープレイを聞かせてくれる曲が3曲収録されており、持ち味のエキゾチッ クなトルコ&&イスラム風味とサイケな色合いとの見事な融合を聞かせてくれます。 民族楽器も良い味を出しています。一般的な彼のイメージともっとも近い音を聞かせ ると言う意味では入門編に丁度良いかも。 |
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| Erkin Koray / Erkin Koray 2 (WPC6-8477) '72年から'76年までに録音された曲を収録した3rdアルバム('76)。前作までのギ ターを中心としたロック色は、ほとんど聞かれなくなっており、妖しい音色のスト リングスやキーボードそして民族楽器をバックに、イスラムのメロディーを前面に 出した音を聞かせてくれます。西洋ポップ風のアレンジを控えめにしたその音は一 言で言うと「異文化の衝撃」、いわゆる一つの極北です。美しさの概念が広がるよ、 名作。 |
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Erkin Koray / The Best of Erkin Koray (MEGA Muzik 001) トルコ・サイケの重鎮、Bestアルバムです。全体的な印象はトルコ歌謡風ロック と言うか...ロック風トルコ歌謡の方がニュアンス近いかな。トルコの民族楽器て んこもりで、アジア系のメロディーが延々と鳴るところなんか無茶妖しい。普通 なら「荘厳な」とか言われる分厚いストリングスも、なんか民族楽器に聞こえて しまうから相当です。そう言えば、東南アジアから中近東にかけてのアジアのメ ロディーって丁度こんな感じですよね。 凄く気に入りましたが、万人にはちょいと薦められないなぁ... |
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| Edip Akbayram | ||
| Edip Akbayram & Dostlar / Nedir ne Decildir? (WPC6-8476) バック・バンドDostlarを従えよりロック色を増して制作された2ndアルバム('75)。 たなびくオルガン、突然切り込むシンセ、ギター、そしてビ−ト刻むドラムスと、演 奏だけ聞いたらロックなんだけど、全体を聴くと異境の音、トルコの音なんです。こ の強烈な個性は一度身にしみたら病みつきになりまっせ。もうわたしゃサズー無しで は生きていけまへん(笑)。哀愁のアナドル・ロックの名作です。 |
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Edip Akbayram / Ozgurluk (BAYAR CD 80016) アナドル・ロックの重鎮Edip Akbayramの'89年のアルバム、なんと当時国内 盤が出ていました。全体的にはトルコ風ポップスなんですが、オーケストラや キーボードをふんだんに取り入れたモダンで雄大なアレンジが魅力的です。独 特の節回しと民族楽器の響きが最高で、なんとなく抹香臭くて妖しいんですけ ど病み付きになるとこれがたまりません。ヨーロッパ的な洗練を目指している けど決して洗練されきらないところが魅力です(^_^;) |
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| Mogollar | ||
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Mogollar / Dum-tek (Coskun Plak CD007) Mogollarの2ndアルバム('75)。Turkish Modern Folk Musicとのことです が、ハンガリーのコルモランにも似た軽快でコンテンポラリーなトラッド を聞かせてくれます。華麗なピアノやヴァイオリンを前面に出したお洒落で 落ち着いたサウンドや、メロディアスながらズンズンしたベースを聞くとチ リのコングレソなんかも思い出しますね。ことさらトルコであること強調し なくても充分世界で通用する超一流のバンドです。素晴らしい! |
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Mogollar / Mogollar '94 (ADA Music) 相変わらずの迫力と切れの良さで迫る'94年のアルバム。全体的にはより トルコ色が強くなってキレもコク(濃さ?)も増したと言う感じです。とに かく自然体ながら凄いドラマチックさとダイナミックさがあって、これぐら になるとガルマルナとかヘドニンガルナの名前を出したくなってしまいます。 ベース・シンセが唸る2曲目が無茶かっこいい! |
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Mogollar / Dort Renk '95年作。前作の延長線上の音ですが、ブルージーで激しいロック乗りも聞かせて くれたりして、相変わらずの出来です。唸るサズーに絡むかっこいいオルガンソロ なんて、この発想最高!一転して4曲目の美しいバラッドに、ほんま蕩けそうにな ります。トラディショナルとコンテンポラリーなアプローチをバランスさせる勘の 良さには脱帽です。 |
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| Sezen Aksu | ||
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Sezen Aksu / Soyluyor (Fono Muzik KB 90.34.U.159) トルコの女帝セゼン・アクスの'93年のアルバム。「イスタンブールの思い出」と して日本盤が出てました。内容ですが、ギリシャのアレクシーフの90年代の頃の 作風のような徹底的なシンセ・オーケストレーションの嵐で、それに絡むセゼンの 張りのある声はド迫力。もうぶっ飛びました。ここまでやってるとは正直思わなか ったなぁ。時期的にもアレクシーフより前だし、彼女のアプローチがアレクシーフ にかなり影響を与えたのでは?と言うようなことも考えてしまいました。ギリシャ のプログレ系歌物 と合わせても一際抜きんでているような傑作です。 |
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Sezen Aksu / Dus Bahceleri (Karma Muzik) トルコ音楽の女帝Sezen Aksuの'90年代前半の名作。打ち込みを導入したダン サブルな曲も、ドラマチックなバラッド・ナンバーも、どの曲もアップデイト され迫力満点。隣国ギリシャのアレクシーフにも通じる垢抜けたアレンジもセン ス抜群で、エキゾチックなメロディーとのバランスが絶妙です。いやぁ、良い です。 |
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| Others | ||
| Ilhan Irem | ||
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Ilhan Irem / Koridor (EMI 100175 2) 男性カンタウトーレによる幻想的な歌物のアルバム。鮮やかなキーボード・ オーケストレーションをバックに歌うところなんか、ユーロ・ロック・ファン の好みに直球ど真ん中です。エキゾチック&お洒落な感覚はなかなかなもの。 ただし、スタイリッシュに行こうとし過ぎていて、妖しさ(辺境色?)が希薄 になっているのが残念と言えば残念。 |
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| Ihtiyac Molasi | ||
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Ihtiyac Molasi / Milad (EMI 900092) トルコのジャズ・ロック・バンドの新譜。エレクトリック・ヴァイオリンをフィー チャーしたエキゾチックなサウンドはいかにもトルコのバンドと言った感じなのです が、それ以上に猛烈なグルーブで突き進む洗練されたサウンドがかっこいいですネ。 エキゾチックで伝統的なんだけど、どこか近未来的でモダンなイメージのあるジャケ ットが彼らの音を良く表しています。疾走する1曲目がとてもかっこ良くて最高!! |
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| Sertab Erener | ||
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Sertab Erener / Sertab (Columbia COL 494471 0) 2003年ユーロヴィジョン優勝曲"Every Way That I Can"を含む'97年〜2003 年のベスト・アルバム。打ち込みを多用した洗練されたアレンジに絡むアジア 色がなんとも強烈で、アジアとヨーロッパからの文明の流れが渦巻く、激動の 小アジア半島を象徴するような音ですね。まさにトルコ!無茶、エキゾチック です。"Every Way〜"はトルコ風ラップみたいな感じで、こちらはブットビ過 ぎですが... |
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