
壱

製作 八木博顕
本作品と今後の作品
京極夏彦作品を手にしたのは、最近のことです。といっても塗仏の宴・宴の支度からだから、2年半くらい前からでしょうか。表紙につられて何気に手にした本なのですが、すっかりはまってしまいました。
手にした本が塗仏だったために、そこから全巻を読まなければならず、2ヶ月間 京極作品ばかり読んでいたのを思い出します。本の厚さには圧倒されましたが、文章が読みやすいのと、いろいろな薀蓄で楽しませてくれるので、面白く読みました。欠点は、作中に自分の記憶から漏れている人物が登場すると、その厚い本を次々にめくらなければならなくなる事です。
本を楽しんだ勢いのまま、ジオラマ製作に執りかかったので、作品は2年前に造ったものです。人形の塗りや地面の造りには満足して無い部分もありますが、本同様、思い入れの強い作品なのでこうして、ここに発表の場を設けました。
普段は、ミリタリーかガンダムの模型を造るのを趣味としていますが、一年に一作は小説などを題材としたものを造ろうと決めています。去年は江戸川乱歩から題材をとって作品を造ったので、こちらもホームページに載せるつもりでいます。
今後は泉鏡花や坂口安吾などにも挑戦したいです。そして、いつかは、渋沢龍彦の世界を立体にするつもりでいます。(でも今年は、SF作品を制作中)
この作品をご覧になられた方が、少しで原作本の世界観を感じてもらえたなら、とても嬉しいです。
京極夏彦 姑獲鳥の夏 (講談社ノベルズ・講談社文庫より0刊行されています)
京極堂シリーズ以外に、嗤う伊右衛門、巷説百物語も面白いです。
百器徒然袋、どすこい、はどうかな? 僕は楽しんで読みましたが.....。

ジオラマ製作について


タミヤ 1/35 イギリス歩兵行軍セットを使用。(歩きポーズとして使用)
着流しはプラペーパーとラッカーパテで製作。小物もパテとプラ材。
番傘は真鍮線で骨組みしてトレーシングペーパーを貼り付け。

終