(080219 revised, 050517: 2nd version, 040326:
1st version,
030320 created)
大澤省三 (Syozo Osawa)
- ついこの間まで若手だと思っていたらいつの間に80歳代に入った。子供の頃からのたわいもない昆虫の研究(?)を含めると60年余の研究生活を送ってきたことになる。まだまだやりたいことは山ほど残っているが、研究の場もないし、身体のほうも万全ではなくなったので、一応の纏めを作成してみた。研究者一人が一生に使える時間は意外に短いと感じながら、できることはぼつぼつ進めるつもりである。あと倍の時間があればなどと欲の深いことを考えているが、これだけはどうにもならない。道半ばとはいえ、人から押しつけられず、人まねをせず、自分の好きなことをやってきたという意味では、まあまあなのかもしれない.
(2008年 2月掲載)
*略歴
1928・10・2 東京生まれ。
1945・3 愛知県第一中学校(旧制)卒業
1948・3 第八高等学校(旧制)卒業
1951・3 名古屋大学理学部生物学科卒業
1953・4 名古屋大学理学部生物学科助手
(1954〜1955
Research Fellow and Assistant at Rockefeller Institute for Medical Research, New
York; A.E Mirsky Lab.)
1960・3 理学博士(酵母の可溶性RNAに関する研究)
1961・4 名古屋大学理学部分子生物学研究施設助教授
1963・10 広島大学原爆放射能医学研究所生化学部門教授
(1978 Visiting Professor, Max-Planck Institut fuer Molekulare Genetik, Berlin)
1981・4〜1992・3 名古屋大学理学部生物学科教授
1992 定年退官
1992 名古屋大学名誉教授
1993 広島大学名誉教授
1992・4-2001・3 JT生命誌研究館顧問
*受賞歴
1961,1962 朝日科学奨励金(代表。継続2回) 遺伝情報の伝達に関する研究
1966 日本生化学会奨励賞 リボソーム生合成の研究
1985 中日文化賞 リボソームによる生物進化の研究
1987 日本遺伝学会木原賞 生物進化の分子遺伝学的研究
1989 遺伝学振興会遺伝学奨励賞 分子遺伝学への貢献
1992 日本学士院賞 例外的遺伝暗号の発見とその進化的意義の解明
2001 木村資生博士記念学術賞 生物ゲノムにおける塩基含量のかたよりと遺伝暗号の進化に関する研究
*所属学会/同好会
日本遺伝学会(名誉会員)、日本進化学会(名誉会員)、日本鞘翅学会、日本甲虫学会/
広島虫の会、名古屋昆虫同好会、昆虫DNA研究会、チョウ保全ネットワーク
*その他随筆など
・昆虫少年からの旅立ち
・無の発見
・分子生物学の岡崎時代
・新ミレニアムへのメッセージ:私説 日本の生物学
・危機にたたされた日本の動物相
・新しい博物学-オサムシの分子系統の研究
・「DNAと昆虫の分類」(Pdf)
・「ミヤジマトンボのきた道」(Pdf)
「大澤 : ムシの博物館」
このHPは名古屋大学理学部生物学科の歴史の記録の一環として旧動物学第一研究室HP員(堀 寛教授)が作成したものをもとに、澤田 信が大澤個人用に編纂したものである.