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白隠&ある逸話(漫画) 画:池田万太郎
奈良県生駒郡三郷町在住の池田万太郎(日本漫画家教会会員)先生が新田論原作の「白隠&ある逸話」を漫画版で出版されました。 原作者の新田論先生の哲学をこんな素敵な絵にしてくれました。 一話一話に登場するキャラクターが皆ユニークで、 ニヤリとさせてくれます。 数駒にまとめた漫画ですが、文字と違う形で心に沁み込んできます。 くる日も、くる日もスケッチブック片手に、キャラクター探しをしていた万太郎様ありがとう!!
発行所:株式会社エムイーシー
定価 \1,000.-(税込) A5変形 111ページ ソフトカバー
第一話 「白隠さんの不始末」 他二十六話が漫画になっています。白隠さんの松蔭寺の檀家の一人が えらいけんまくで 怒鳴り込んできた自分の娘が 白隠さんの子供を孕んだという白隠さんが 言いました 「えらい すみません」そして 娘は子供を産みましたその親父は 子供を白隠さんに 押し付けた白隠さんは その子供を 三年育てました子供を産んだ娘は 実は村の若い青年と間で できた子供だったのです良心の呵責と 子供に対する想いで 親父に告白しました親父は 恐縮して 白隠さんのところへ行って 子供を返して欲しいと言いました白隠さん 答えて曰く「あ、そう。どうぞ」 ある逸話−1〜31話のコミック版です。老子の弟子で裁判官がいた。そこで、泥棒の裁判が為され、奇妙な結審をした。泥棒に6ヶ月の禁固刑を、盗まれた被害者に1年の禁固刑を申し渡した。被害者は驚いて、裁判官に抗議した。「わたしは、お金を盗まれた方の被害者ですよ、それがなぜ禁固刑なのですか?」裁判官は言った。「たしかに、泥棒はお前の金を盗んだから罰を与えた。だがお前はその泥棒に盗もうと思わせた責任がある。そそのかし罪だ。盗むより、そそのかす方がもっと罪が重い。世間一般は多くを持っていない人たちだ。何でも、あまり多くを持つことが、そういう人たちに罪を犯させる。お前は多くを持ち過ぎたのだ」―借りる罪より、貸す罪の方が重い―日本の不良債権処理を、この裁判官の態度で臨まなければならない。(新田論)
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第一話 白隠さんの不始末
白隠さんの松蔭寺の檀家の一人が えらいけんまくで 怒鳴り込んできた
自分の娘が 白隠さんの子供を孕んだという
白隠さんが 言いました 「えらい すみません」
そして 娘は子供を産みました
その親父は 子供を白隠さんに 押し付けた
白隠さんは その子供を 三年育てました
子供を産んだ娘は 実は村の若い青年と間で できた子供だったのです
良心の呵責と 子供に対する想いで 親父に告白しました
親父は 恐縮して 白隠さんのところへ行って 子供を返して欲しいと言いました
白隠さん 答えて曰く「あ、そう。どうぞ」
他26話が漫画になっています。
第一部 白 隠 目次
白隠さんの不始末
銭数えの術
女郎通い
白隠と金の亡者
銭の目利き
おたふくの深情け
白隠と武兵
白隠の錬金術
欲ぼけ爺・白隠
武兵のこずるさ
鉛は金
関白と白隠とお清
銭まわし
武兵の錬金術
今死ね 今殺してしまえ
武兵の良さ
錬鉛術
地獄・天国
金は生きもの
武兵破門
白隠と鉄破
白隠が金の亡者
武兵と悪たれ小僧
鉄破は正受老人
白隠弟子入り
白隠と悪たれ小僧
以上26話
ある逸話−1
老子の弟子で裁判官がいた。
そこで、泥棒の裁判が為され、奇妙な結審をした。
泥棒に6ヶ月の禁固刑を、盗まれた被害者に1年の禁固刑を申し渡した。
被害者は驚いて、裁判官に抗議した。
「わたしは、お金を盗まれた方の被害者ですよ、それがなぜ禁固刑なのですか?」
裁判官は言った。
「たしかに、泥棒はお前の金を盗んだから罰を与えた。だがお前はその泥棒に盗もうと思わせた責任がある。そそのかし罪だ。
盗むより、そそのかす方がもっと罪が重い。
世間一般は多くを持っていない人たちだ。何でも、あまり多くを持つことが、そういう人たちに罪を犯させる。お前は多くを持ち過ぎたのだ」
―借りる罪より、貸す罪の方が重い―
日本の不良債権処理を、この裁判官の態度で臨まなければならない。
第二部 ある逸話 その1〜31話まで
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