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心の旅の案内書 上 ・ 下
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発行所:株式会社エムイーシー
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定価 各 \2,500.- A5変形 上・下 495ページ ハードカバー
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著者はこの本を書いた動機は「人類の科学が自然・宇宙の上に君臨する事が出来たでしょうか」 さらに 「宗教が自然・宇宙をも貫いた真理を説くことが出来たといえるでしょうか」。 この矛盾を少しでも埋めたいと思い、そのためにはまず自然・宇宙の考えを知しらなければならない、理解できなければならない、そして自然・宇宙は人間に何を期待しているのか、どんな使命を与えているのか、を発見しなければなりません。 その発見の旅の地図として少しでも役に立てたならの想いでこの本を書きました。
と記しています。
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| 現代の日本人にとって 必読の心安まる人生ガイド 哲学書であり詩集であるこの作品は知性と感性を 兼ね具えていないと読破できないほど難解な本である しかし継続という力がそれを可能にしてくれる 少なくとも10年できれば30年以上この本と毎日付き合う覚悟がいる それが出来ればあなたは本当の宝を手にすることが出来る
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はじめに
「病は気から」からといわれます。 気は心、考え、思い・・・精神的なものと考えていいでしょう。ちょっと難しい言葉になりますが、形而上学(Metaphysics)の世界のことをいいます。観念的世界と言ってもいいでしょう。 一方、病という言葉からわたしたちがイメージするのはやはり肉体の異変という感覚がまず浮かんできます。形而下学(Physics)の世界のことをいいます。物質的世界と言ってもいいでしょう。 あの人は唯神論者だ、いやあの人は唯物論者だと巷でよく議論のもとになりますが、人間の体が形而上学的なものと、形而下学的なものの両方で構成されているわけですから、絶対的唯神論者もいなければ、絶対的唯物論者もいないことが真実だと言えるのではないでしょうか。 ところがイデオロギー、フィロソフィー、ポリシーとか言って無理やり区分けしようとするから話しがややこしくなってしまうのです。 憲法や法律といったものは人間の世界だけにあるものです。すなわち人間が決めたことで、他の動物の世界にはそういったものはありません。もちろんルールや掟といったものはありますが、ある意味ではこちらの方がはるかに厳しいもので、裏取り引きは存在し得ません。人間社会での憲法、法律は破られるためにあるようなものですが、動物の世界のルール・掟は、その動物の、そのときの支配するものが決めるのではなくて自然・宇宙が決める普遍的なものだから絶対性を持っているのです。動物のボスが替わるたびにルール・掟が変わることはなく、ボスといえどもそのルール・掟を守らなければ自然・宇宙から裁かれます。 よく「天が最後に裁く」といわれますが、結局そのとおりで、いくら人間が憲法だ、法律だといっても最後の審判を下すのは独裁者でもなければ、民主的な裁判所でもなく、人間も動物であり、自然・宇宙の恵みで生かされているかぎり、自然・宇宙のルールに絶対性があることは認めざるを得ません。憲法や法律は所詮せまい人間社会の中でしか通用しない相対的なものなのです。 憲法や法律の専門家は評論家も含めて数えきれないほどいます。政治家がそうでしょう。役人もそうでしょう。弁護士もそうでしょう。いわゆる当局といわれているところの人たちがそうです。またそれを勉強する学問もたくさんあります。 しかし、そんな憲法や法律の力などを圧倒する絶対性のある自然・宇宙のルール・掟を教える専門家もいなければ、学問もありません。 天文物理学、自然科学といった学問はありますが、人間の生活に密着せず、一部の立派な学者の趣味の世界だけになっていて、宗教がその替わりの役目を果たしてきたのが人間の歴史だったと言えるのではないでしょうか。現代人類文明において、その結果はどうだったでしょう。 人間の科学が自然・宇宙の上に君臨することが出来たでしょうか。 宗教が自然・宇宙をも貫いた真理を説くことが出来たと言えるでしょうか。 わたしがこの本を書いた動機は、この矛盾を何とか少しでも埋めたいと思ったからで、そのためにはまず自然・宇宙の考えを知らなければならない、理解できなければならない、そして自然・宇宙は人間に何を期待しているのか、どんな使命を与えているのかを発見しなければなりません。 その発見の旅の地図として少しでも役に立てたらの想いでこの本を書きました。 そして、みなさんのこれからの真理発見の旅の案内書になってくれれば幸いだと思って書きました。 できるだけ客観性をもたせるため、専門用語を使っての科学的考証を重視したため難解な表現になっているところはご容赦下さい。 難解で理解できないところ、納得できないところは飛ばして読んでくれたらいい、ただ一回読んだからといって書庫入りさせないで、一生の活字の友人としていつもあなたのそばにおいてやってください。そして何か悩みや心配ごとがあったら、横からさっと出してどこのページでもかまいませんから、さっと開けたところに書いてあることを読んでください。 そのときあなたの悩み、心配を少しでも和らげてくれると思います。 この本はそういった本ですから、くりかえし何度も読まれることをお奨めします。 今まで読んだいろいろな分野の本の知識と、じぶんの体験とをおりまぜて書きあげたわたし自身のためのバイブルでもあります。
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おわりに(そしてまたはじめに)
第一回目の心の旅が終わりました。 しかし小学生の修学旅行のようなものだったと思います。 個人行動が出来ない旅だからほとんど記憶には残らないでしょう。 次の心の旅は中学生の修学旅行程度にはなるでしょう。 すこしは遠くへの旅で個人行動も許されるから記憶に残るでしょう。 高校生の修学旅行になると旅先を自分で選択できるようになります。 それだけ自主的な旅だけに記憶もそれまでよりも強く残ります。 大学生になると修学旅行ではなくなり、個人の思い出のための旅になります。 それだけ自由だと、自己責任のともなう旅になるでしょう。しかしまだ楽しい記憶が多い旅です。 社会に出るといよいよ実戦の旅に入ります。楽しさもありますが、緊張の方が強くなってきます。記憶・思い出という過去の世界から実戦方法を学ぶという未来に焦点が移っていきます。 この辺りが一番苦しい山の旅です。 しかしこの山を乗り越えるとまた楽しい旅に変わっていきます。 そこへ行き着くには、少なくとも七回以上の心の旅を続けなければなりません。 長い旅です。 だからあまり急がずにゆったりとした旅にすることです。 106種類の心の案内版を息切れしないために一日ひとつのペースで参考にしてください。 いつか必ず心の旅を終えるときがやってきます。 そのときまで心の案内書を失わないように気をつけてください。
2000年9月26日 新田 論
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