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はじめに
死を知ったことが不幸ではなく、恩恵だったとするなら、自殺することは、自らその恩恵を手に入れる行為に他ならない。 この事実を、我々人間が実感するには、「自殺のすすめ」第百章で述べたように、絶対性の死と相対性の死を超えなければならないようだ。 それこそが、超対性の死である。 「自殺のすすめ」の結論はここにあった。 と同時に、「自殺のすすめ」を実感するには、絶対性理論のベースになっている宗教と、相対性理論のベースになっている科学を超えなければならない。 超対性理論のはじまりがここにある。 その橋渡しとして、「自殺のすすめ」最後の第百章を「超対性の死(超対性理論)」にしたのである。 あとは、新しい作品「超対性理論」にバトンタッチしたい。 平成21年6月8日 新 田 論
第一章 人間も宇宙の子
我々人間は、一生の最後に死があると思っているが、一生の最後にやって来る死は、毎日の絶対性の死と毎年の相対性の死を超えたところにある、超対性の死であることを理解していない。 だから、死を怖ろしいものだと勘違いしている。 だから、悩みや四苦八苦の人生になっている。 だから、差別・不条理・戦争を繰り返している。 死とは、人生の最後にやって来る一生に一度だけのクライマックスではなく、毎日一度、毎年一度やって来る繰り返しの出来事である。 月は自転しながら、地球との公転を繰り返している。 地球は自転しながら、太陽との公転を繰り返している。 太陽は自転しながら、銀河との公転を繰り返している。 銀河は自転しながら、運動宇宙との公転を繰り返している。 運動宇宙は自転しながら、静止宇宙との公転を繰り返している。 のと同じように、 我々人間も自転しながら、地球との公転を繰り返している。 自転を一回する毎に、絶対性の死を一回繰り返している。 公転を一回する毎に、相対性の死を一回繰り返している。 まさに、死とは、円回帰運動の始点(誕生)・円周(生)・終点(死)の終点(死)に他ならないわけで、次の円回帰運動への橋渡し点に過ぎない。 更に、絶対性の死から、相対性の死への橋渡し点でもある。 そして、更に、絶対性の死と相対性の死を繰り返して、いつか必ず、超対性の死へと橋渡しすることによって、究極的には、宇宙の果てまで辿り着く。 まさに、人間といえども、宇宙の始まりまで連綿と繋がっている。 まさに、我々人間といえども、地球の子であると同時に、宇宙の子でもある。
第三章 超宇宙進化論
いま地球には、67億の人間が生活していて、毎年、1億4000万人の赤ん坊が生まれ、6000万人の人間が死に、差し引き、8000万人の人間が毎年増えている。 つまり、1分間に266人の赤ん坊が生まれ、1分間に114人の人間が死に、差し引き、152人の人間が1分毎に増えている。 二十世紀の100年間に、人間の数は16億から61億まで急増した。 その中で、宇宙が何度か進化を遂げた様子を表にしたのが、前章のものである。 同じく拙著「静止宇宙論(絶対性理論)」が、その事実を論理的に説明しているので、下記、引用する。
「静止宇宙論(絶対性理論)」Part(III)
Part(III)「絶対進化論」第五十章 超宇宙進化論
人類の進化は人口の増加と共に起こってきた 人口急増の歴史は二十世紀から始まった。 1900年には16億。 1950年には25億。 1960年には30億。 1970年には37億。 1980年には45億。 1990年には53億。 2000年には61億。 2006年には65億。(増加率=150人/1分、20万人/1日、8千万人/1年)・・・・・・・・・・。 2050年には92億。 従って、現代人は第32代目である。 第32代目の誕生は、人口が232=4、294、967、296=42億(おく)9496万(まん)7296人を超えた時期、つまり、1970年代から1990年代だ。 第31代目の誕生は、人口が231=2、147、483、648=21億(おく)4748万(まん)3648人を超えた時期、つまり、1900年代から1940年代だ。 従って、新人類である第33代目の誕生は、233=8、589、934、592=85億(おく)8993万(まん)4592人を越える時期、つまり、2030年代から2040年代だ。 従って、我々人間が、間違った『ひとつの宇宙』観、つまり、好いとこ取りの相対一元論に嵌り込んだ時期が、1940年代から1970年代である。 従って、我々人間が、間違った『ひとつの宇宙』観から正しい『ふたつの宇宙』観に先ず立ち帰る時期が、1990年代から2030年代である。 従って、我々人間が、正しい『ふたつの宇宙』観から正しい『ひとつの宇宙』観に進化することが可能になる時期が、2040年代以降である。 つまり、我々人間が、相対性理論に嵌り込んだ時期が、1940年代から1970年代である。 つまり、我々人間が、相対性理論から絶対・相対性理論に立ち帰る時期が、1990年代から2030年代である。 つまり、我々人間が、絶対・相対性理論から絶対性理論に進化する時期が、2040年代以降である。 つまり、我々人間が、映像宇宙であり、運動宇宙であり、相対宇宙であり、『運動の光と音の宇宙』の137億光年の拡がりを持つ有限宇宙である2(n)=2nの「有」の世界に嵌り込んだ時期が1940年代から1970年代である。 つまり、我々人間が、映像宇宙であり、運動宇宙であり、相対宇宙であり、『運動の光と音の宇宙』の137億光年の拡がりを持つ有限宇宙である2(n)=2nの「有」の世界から実在宇宙であり、静止宇宙であり、絶対宇宙であり、『静止の暗闇と沈黙の宇宙』の無限宇宙である1(n)=1nの「無」の世界に立ち帰る時期が、1990年代から2030年代である。 つまり、我々人間が、実在宇宙であり、静止宇宙であり、絶対宇宙であり、『静止の暗闇と沈黙の宇宙』の無限宇宙である1(n)=1nの「無」の世界から超実在・映像宇宙であり、超静止・運動宇宙であり、超絶対・相対宇宙であり、『超静止・運動の超光・暗闇と超音・沈黙の宇宙』の超無限・有限宇宙である3(n)=3nの「超宇宙」の世界に進化する時期が、2040年代以降である。 その時、超宇宙進化論の幕開けである。
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