授業分析100回への道   西田裕之の教育実践のページ   

9月22日(土)TOSS鹿児島きのきあ9月例会模擬授業
        学図4年 およその数

《発見・反省》

1 のんべんだらりんとしている。テンポが悪い。

2 「までさん」を忘れた。致命的な欠陥であった。

3 忘れるということは、教材研究が足りない証拠。分からせるんだという気概
の足りない証拠。

4 子どもが「これから自分たちは何を勉強するのか」という意識がないまま授
業をしてしまっているのではないか。簡単に、口頭でいいから、「こんな勉強を
するんだよ」と、授業の始まりに一言でも言ってやることが必要ではないか。

5 ほめ言葉に気持ちがこもっていない。

6 今までで一番わかりにくい授業分析になってしまった。読む側のことを考え
る必要がある。

7 模擬授業に慣れてきた。恥をかくのに慣れてきた。腹をくくることに慣れて
きた。もっともっと場数を踏もう。目指せ100回!


【0秒】9月の22日、67ページ、がい数での表し方、□2、読みます。
    さんはい。
    (■・・・・・□の1の中学校と)
    そうですね。もういちどやりましょう(笑)。
    え〜、□2読みます。さんはい。
    (■□1の中学校と高等学校の人数を概数で表す方法を考えましょう。)
        はい。100点満点。
    その下、数直線があります。目盛りを指で指してください。
    3万人。35000人。4万人。
    その下。高等学校33695人。中学校39562人。
    
【1分5秒】高等学校33695人は約何万人ですか。Tくん。
      (■・・・え〜。約何万人でいいんですか。約3万人。)
      はい。その通り。
      33695人は・・・約3万人。〔と言いながら板書〕
      
      〔板書 12秒〕
      
       33695
      →30000
      
【1分26秒】中学校39562人は約何万人ですか。Wくん。
       (■約4万人です。)
       はい、その通り。約4万人。
       
       〔黙って板書 12秒〕
       
        39562
       →40000
       
【1分48秒】その下。何の位にというところ、読みましょう。さんはい。
       (■何の位の数字に目を付ければよいでしょうか。)
       ズバリ、何の位と、教科書に答えを書きなさい。
       【10秒の間】
       Sくん。
       (■・・・・千の位です。)
       
 《S先生は、模擬授業の時、子どもになりきってくださる。》
 《したがって、分からないところは、「分かりません」と言ってくださる。》
 《答えるまでの間が、発問のわかりにくさを物語っているようだった。》
       

       その通り、千の位。
       下に、概数での表し方、とあります。
       そこの最初の2行を読みましょう。さんはい。
       (■一万の位までの概数で表すときは、千の位より下の数を
         見ます。)
       はい、そこに答えが書いてあるんだね。
       
 
《ここで、「まで」を赤で囲ませ、板書してある33695と39562
  の一万の位に「までさん」を書かせるつもりだった。》
 《相変わらず、緊張しているため、完全に抜け落ちてしまった。》
 《一番大事なところだったのに。。。》
     
  
【2分34秒】黒板を見てご覧なさい。
       【4秒の間】
       数字が変わっているところがありますけれども、
       何と何が変わっていますか。Wくん。
       (■3,6,9,5)
       3,6,9,5が何に変わっていますか。
       (■0,0,0,0に)
       0,0,0,0に変わっていますね。
       
 《ここは、「何が何に変わっていますか。」と問えば、一回で済んだはずだ。》

       〔3695の上に0000と板書している 2秒〕
        
       教科書の、その下のところ、33695のというところ、
       読んでご覧なさい。さんはい。
       (■33695の3695は、5000より小さいので、
         0と考えます。)
       はい、その通り。
       
       〔板書 3695に斜め線を入れる〕
       
       じゃ、先生の書いた数字で書いた数字で考えてみよう。
       32521。〔と言いながら板書〕
       
       〔3を隠して〕
       
       2521は、5000よりも大きいですか、小さいですか、
       Tくん。
       (■小さいです。)
       小さいですね。
       5000よりも小さいので、0と考えます。
       
       〔と言いながら板書〕
       〔2521に斜め線を入れる〕
       〔2521の上に0000と書く〕
       
         0000
        32521
       →30000
       
【3分47秒】32521は約3万。
       念のためにもう一問。
       34531〔と言いながら板書〕
       
       〔3を隠して〕
       
       4531は、5000よりも大きいですか、小さいですか、
       Sくん。
       (■小さいです。)
       小さいですね。
       5000よりも小さいので、0と考えます。
       
       〔と言いながら板書〕
       〔4531に斜め線を入れる〕
       〔4531の上に0000と書く〕
       
         0000
        34531
       →30000

【4分17秒】34531は約3万。
       教科書の、概数での表し方、□で囲ってあるところの、
       左っかわの下4行。千の位が0,1,2,3,4というところ、
       読んでご覧なさい。さんはい。
       (■千の位が、0,1,2,3,4の時は、一万の位の数は
         そのままで、千の位より下の数字は0000とします。)
       はい、良く読めましたあ。
       
 《「教科書、概数での表し方、左下4行、読みなさい。」でよい。》
 《「0」の読み方が「れい」と「ゼロ」に分かれた。》
 《それなのに、指導しなかった。》
 《ほめ方の語尾がふぬけしている。》
     

【4分51秒】そしたら次、中学校の方考えて見ようねえ。

 《何だ、この語尾は。》
 

       上と下で数字が変わっているんですが、
       何と何が変わっていますか。Wくん。
       (■3と9が変わっています。)
       3と9。3が何に変わっていますか。
       (■3が4に変わっています。)
       3が4に変わっていますね。9があ?
       (■9が0〔れい〕に変わっています。)
       9が0〔れい〕に変わっていますね。
       
 《「何が何に変わっていますか。」と問えば、一回で済んだ。》
 《「9があ?」ではなく「9が何に変わっていますか。」である。》
 《主述がしっかりした文を言わないといけない。》
              

       他にありますか。Tくん。
       (■え〜、5が0に、)
       はい、5が0に、
       (■6が0に、2が0に。)
       はい、そうですね。
       3に1をたして4になりますね。
       
       〔と言いながら板書〕
       
        10000
        39562
       →40000
       
【5分28秒】教科書、39562の9562はというところ、
       読んでご覧なさい。右っかわ、さんはい。
       (■39562の9562は5000より大きいので、
         10000と考えます。)
         
 
《指示が悪かったため、読みの開始がずれた。》
 《「教科書、概数での表し方、右側、39562の、
  から、読んでご覧なさい。」でよい。》
                  

       はい。9562は5000より大きいので、
       10000と考えます。足して40000。
       先生の出した数字でやってみましょう。       
       38952。〔と言いながら板書〕
       
       〔3を隠して〕
       
       8952は5000よりも大きいですか、小さいですか、
       Sくん。
       (■大きいです。)
       大きいですね。
       大きいときは、10000と考えて、
       
       〔と言いながら板書〕
       〔8952に斜線〕
       〔3の上に1を書く〕たして約40000。
              
        10000
        38952
       →40000
       
【5分24秒】念のためもう一問。
       37851。
       
       〔3を隠して〕
       
       7851は5000より大きいですか、小さいですか、Wくん。
       (■大きいです。)
       大きいですね。
       大きいときは、10000と考えて、
       
       〔と言いながら板書〕
       〔7851に斜線〕
       〔3の上に1を書く〕たして約40000。
       
        10000
        37851
       →40000
       
【6分49秒】教科書の、概数での表し方、の□で囲ってあるところの、
       右っかわ下4行、千の位が5,6,7,8,9というところ、
       読んでご覧なさい。さんはい。
       (■千の位が5,6,7,8,9の時は、一万の位の数を
         1大きくし、千の位より下の数字は0000とします。)
       はい。
       
 《「教科書、右下4行、読んでご覧なさい。」でよい。》
       

【7分19秒】このように、千の位が0,1,2,3,4の時は、
       捨てて0にする。
       5,6,7,8,9の時は、上のくらいに1入れて、
       その下の位は全部0にする。
       このような概数の表し方を四捨五入と言います。

****(以下、批評)****

【S先生】じゃ、今の授業をABCで評価します。Aだと言う人。B。C。
     じゃ、Bの方から、ご意見を。
     
【W先生】向山型算数と言うことで話をすればいいんですね。

【S先生】子どもにわかりやすい算数と言うことで結構です。

【W先生】え〜。何の学習をするのかと言うことで、子どもたちの意識は、
     最初に、問題意識はなかったんじゃないかなと言うことが一つですね。
          もう一点は、やり方は分かったと思いますけれども、
     なぜそうするのか、と言う理由付けの、ところが、
     子どもたちには、うまく、落ちてないと思います。

【S先生】T先生。

【T先生】はい、え〜と、途中はわかりやすかったと思います。
     先生がこう数字を隠されて、されたところとか、それから、
     千の位が5,6,7,8,9の時は、一万の位、
     1と3をたすんだよとか、そういうところはわかりやすかったと
     思います。え〜、まあ最初とまどったのは、・・・
     
     〔聞き取れず・おそらく最初どこを読むのかが分からなかった
      と言うことだろう。〕
      
     それから、先生問題を分けてされましたけれど、
     これ混ざったのをさせる必要はないかなと。以上です。

【S先生】あの、これ非常にわかりにくい説明だったと思います、教科書が。
     で、それを受けての先生の方の問題だったので、え〜、ちょっと
     やっぱり、わかりにくいと思いましたですね。あの、これはやっぱり、
          あの、子どもに見せる目の付け所って言うのを、絞らせる
     必要があるんじゃないかな。と思いました。そうですね。では、
     この概数は、この後、十万の位までの概数にしようとか、
     そういう、百万の位までの概数にしようとか、ていうのが、
     次々に出てくるんでしょうか。

【西田】え〜っとですね。。。この後例題で、これと全く同じな、
    一万の位までの概数って言うのが出てきて、その一番下の旗印の所に、
    百の位、千の位、一万の位、までの概数にしなさい、
    ていうのが出てきてますね。

【S先生】じゃあ、もう、問題として。

【西田】はい、問題として出てますね。

【S先生】あの。数教協の○○先生なんかもやってますし、こういう、、、

     〔板書しながら〕

     一万の位までの概数にしなさいと言うときは、これが、
     ここが一万、ここまでだ、と。で、その次の隣を○で囲みなさい。
     『ここを見る』と。ここが、1,2,3,4だったら、
     もうこれが全部ゼロになる。で、逆に、これが、5以上だったら、
     1くれて、こうなる。いつもこう、見る場所を、囲ませて、
     ここまでの概数にする、で、隣を囲ませて、ここを見る、と。
     いうふうに絞った方が、やはりわかりやすいのではないか。

【西田】そうですね、あの。。。までさん、てありますよね。まで。。。。

【S先生】まで。。

【西田】あれを、、、、忘れてしまいました。途中で。。。
    概数での表し方の、最初の2行を読ませたときに、
    問題文の「まで」ということろを赤で囲みなさい、と。で、こう、、、
    
    〔板書しながら〕
    
    で、隣の数字を□で囲んでという、これを、すっかり、
    忘れてしまいました。言い訳でした。

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