東野美紀(幻想水滸伝)
またしてもゲームミュージックなのですが。コナミから出ている
『幻想水滸伝』
です。
知らない人のために簡単に説明させていただくと、「水滸伝」を元ネタにしたファンタジー色の強いヒューマンドラマ? とでも言ったらいいんでしょうか。主人公を含む108人の仲間を集め、主人公の敵を倒すのが目的のゲームです。宣伝でやっていた実写のCMの印象がよかったので買ったんだよな、確か。
出会いはもう7年くらい前になるでしょうか。靱帯損傷の手術をするので会社を休んで3ヶ月入院・リハビリすることになりまして。
なんせ右足首でしたので、家にいてもやることがありません。で、プレイステーションを買って長々とRPGを楽しむことにしました。
プレイステーション用のソフトとして初めて買ったのが『幻想水滸伝』と『闘神伝』だったかな。懐かしいな、闘神伝。
先に紹介した『聖剣伝説2』の音楽が素晴らしかったので、それからRPGを買うときはBGMもとても期待して買うようになりました。もともと好きだったイージーリスニングの方も新しいものが増えなくてちょっとつまんなくなっていたところだったし。
この『幻想水滸伝』、1ヶ月ほど楽しむつもりで買ったのに3日で攻略が終わってしまって、初めの印象はへっぽこRPGでした。108人の仲間を集めるなら長いストーリーがあるんだろうと思いこんでました。でも、BGMはなかなかいいかも、と思っただけだったんですが、ファーストプレイで108星揃えられなかったのでセカンドプレイをするうちに、じわじわとストーリーに引き込まれていきました。1で人気が出たのか2はもっとボリュームアップになり、3はプレステ2に移ってポリゴンになってさらにボリュームたっぷりに。ドラゴンクエストみたいに悪い怪物を倒すのが最終目的ではなく、敵も主人公と同じ人間です。仲間になる108人以外にも味のあるキャラクターがたくさん出てきます。敵には敵のドラマがあって。身近な幸せが語られたり、生死にかかわる重い話があったり、エンディングにたどり着いても「あー、スッキリ終わった!」という感じにはならないゲームです。「人間って…」といろいろ考えさせられますよ。たかがゲームと思うなかれ。
さて東野美紀(ひがしの・みき)さんの音楽のこと。とにかく、一生懸命作ってくれてるんだなというのが伝わってくる感じがします…、などと音楽に素人の私が語るのは失礼かも知れませんが。ゲームミュージックという枠に囲うのはもったいない感じです。短調の旋律は特に綺麗で、人の性の悲しさを表現するのにとてもよく合っていると思います。
そして紹介するのは『幻想水滸伝2』からオープニングスタッフロールで流れる「回想」と、『幻想水滸外伝vol.1』からオープニングテーマ「currents」。
「回想」はゲームを始めて少ししたところで聴けるのですが、これからの主人公達の悲しい物語を象徴するような悲しい音色がなんとも。透明感のある綺麗なメロディーです。「currents」は、『幻想水滸外伝vol.1』のオープニング曲。オープニングはアニメーションの出来も良いので音楽がまたしびれるほどよく聞こえます。2のウイングホードの街のBGMでもあります。実は携帯の着信音にしてるくらい好きで、アジアンテイストなメロディーがすごく好きな曲。『幻想水滸伝』には日本名の登場人物も出てくるので、こういう曲もとてもマッチします。
『幻想水滸伝』のファンである前に、東野美紀さんのファンであるんですが、今年1月にコナミを退職されたそうで、3のBGMは東野さんじゃありません。とても残念。またどこかで彼女の音楽を聴きたいなぁ。HPもないみたいだし、お仕事の情報がわかるならぜひ知りたい!!!! …ほど好きです。
ではぜひぜひ聴いていってくださいね!
MIDPLUG html Sample
『幻想水滸伝2』より「回想」
『幻想水滸外伝vol.1』より「currents」
(一緒に表示するとなぜか再生出来ないので別のページにしました)
こちらのMIDIは
はにゃ
さんからいただいたものです。