リコーダーが使われているテレマンのトリオ・ソナタを7曲収録したアルバム。タイトルを見ると、単に「ソナタ」と書かれているものと、「トリオ・ソナタ」と書かれているものとがありますが、実際には単に「ソナタ」と書かれているものもトリオ・ソナタです。
ヴィッキ・ベックマンは、ロサンゼルス生まれのリコーダー奏者。現在はコペンハーゲンに住んでいるようです。こちらにホームページがあります。ベックマンのリコーダーは、肩肘張った大仰な身ぶりや力みなどがなく、自然にテレマンの音楽を楽しんでいるように見えます。テンポも落ち着いた程よいテンポで(TWV42:F3
のみはやや速め)、飽きの来ないアルバムになっているのではないでしょうか。
「スカンジナヴィアン・クラシックス」という不思議な名前のレーベルは、ドイツのハンブルクにあるレーベルのようです。つまり、アメリカ生まれで、デンマークに在住のリコーダー奏者のCDを、「スカンジナビア」という名前のドイツのレーベルが出していることになって、もう何だかわけがわかりません。使用楽器はもちろん、録音年月日なども書かれていないようで(探し方が悪いのかな?)、製品としてはやや不親切に感じました。(O)
リリース:2002