材料の乾燥
2003.9.15.
2003.10.5. 追加記入(赤文字)
ネック材など厚みのある木は天井近くに桟積みにして10年ほど置いておき、その後少しずつ加工し、15年目頃から使用する。素性の悪い木はブロックに、それでも使えない程度の木は付け木など小さい材料に加工します。まあまあの材質なら裏板の力木に加工、一番良い材料はネックに使用します。ネックに使った残りの部分も色々と使えますので無駄が無く使い切ります。
ネックの粗加工したもので、もう20年位経ちます。
これも湿気を嫌うので天井近くに置きます。
後は糸巻きの穴を開けヘッドの形を糸鋸で切るだけです。
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ネックの加工は私の場合、○○ギター製作所に勤めていた頃 数千本のネックを加工した経験から木を見ただけで木の素性が判るようになってしまいました。やはり数をこなすのは大変良い経験で、自分の財産になります。 あの頃は(30数年前) 厚みが約10センチ、幅が50〜70センチ、長さが5〜8メートルの大きな板でマホガニーやセドロが数十本と搬入され、殆ど一人で製材をやりました。
とにかく重くて一人では持てない重量があり、棒をてこの原理で利用し少し持ち上げ、隙間に桟を差込み まずネックの長さに電動丸鋸で切り取り、への字にはバンドソーで切り取り、それから強力なバーナーで蒸す作業をします。この蒸す作業が大変重要で、ここで上手くやらないと将来ネックの捩れなどの原因になります。 それから乾燥室で桟積みにし 数年間寝かせてから加工を始めます。○○ギターにはネックなどの故障が少ないのも そのような手間をかけた作業をしているからです。
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指板もこのように隙間を空けて、天井近くで乾燥させます。
今の私の遅い製作テンポからすると、ここに置いてある物だけでも3年分以上はありますか、、、
指板の上に見えるのはヴァイオリン材です。松はギターの表面板の力木に向いています。
駒材のハカランダとかマンドラ、マンドセロの木型とか雑然と置いています。
本当は整理してから写真を撮ろうと思っていたのですが、いつになるやら分からないので
そのままの状態で撮りました。駒の上に見える雑然と積んである古いスプルースは、
もう27年位経ちますがギターには向かないのでチャランゴなどの民族楽器に使います。
乾燥室の写真は狭くて撮り難いので後日手書きの図面を
アップする予定です。