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六本木ヒルズは上流階級のもの−昨年4月25日に「民間最大規模の再開発」としてオープンした六本木ヒルズ。またたく間に観光名所となったが、庶民には関係のない<勝ち組>御用達の場所であることが判った。ゴルフ会員権なみの入会金が必要な会員制レストラン、庶民が入れるレストランもキャラメル大のチョコレートが250円もするような勝ち組プライスがズラ〜リ。そう、われわれ庶民が口にできるは「スターバックス」か「コンビニ」ぐらいなのだ。きっと手ぶらの列ができている飲食店は庶民価格であろう...う〜んセレブだ。さらに千うん百円払って向かった展望台にはチープなコイン式双眼鏡なんてない。遠くを見たければ売店で売っている双眼鏡(2,000円以上)をどうぞ...う〜んセレブだ。街で見慣れたTSUTAYAにホッとするも私の好きな自動車コーナーは外車ばかり...う〜んセレブだ。セレブな大人の街といえば、死傷事件を起こした問題の回転トビラは実は巧妙に仕組まれたチャイルドロックだったのかも。この国もいよいよ貧富の差が広がりつつあることを痛感した。会員制の<街>が出現するのも時間の問題だろう。今から行こうと思っている自称<庶民>の方にはディスカウントパーク「激安の殿堂ドン・キホーテ」をオススメする。どうしても行きたい方はこれらに注意してどうぞ→「スカイデッキ(展望台プラス500円)には行かないこと」、「双眼鏡と水筒を持参すること」、「ハイヒールではなく、スニーカーかジョギングシューズで行くこと」、「折り畳みイスと弁当を持参すること」→これじゃあピクニックだって?...。
そうそう、最近は団塊ジュニアを対象にセレブを学ぶスクールがあるそうだ。でも<セレブ>ってうん十年の家庭環境で育まれるもの。四畳半で消えかかったコロナ石油ストーブのニオイをかぎながら、トミカで一番高いタワーパーキングを自慢していたキミ、室内アンテナが乗っかった14インチのテレビの前でリカちゃん人形やピンクレディのおしゃれ人形を振り回していたアナタ、セレブの道は険しいですゾ。私が勝手に想像する団塊ジュニアのセレブ候補生は...米国製のセントラルヒーティングにポカポカ暖まりながら、三菱ダイヤポット(電気温水器)のお湯で手を洗ったあと、ヌクヌクとレゴのブロック遊びを楽しんでいると、1階のガレージで赤のアウディ80に乗って帰ってきたパパがアイホンで「ピ〜ン・ポ〜ン」、ガスオーブンのスイッチを止めたママが「アナタ、おかえり〜」って感じかな(?)。 ---- |
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もうひとつの離島航路−伊豆諸島「新島」に行った際、時間がなかったので帰りは飛行機にした。旅館の受付のようなフロントでキップを購入、歩いて搭乗口、いや飛行機の入口に行く。飛行機と言っても観光バス大の小型プロペラ機、シートベルト着用のサインが出ていなくともシートベルトを身から離したくないような出で立ちである。離陸前、エプロン上で燃料補給が行われていたのだが、どう見ても冬になると街に現れる灯油販売のトラックにしか見えない(写真)。しかもこんなに少ない燃料で本当に飛ぶのであろうか...という不安をよそにエンジンスタート。ヒラっと飛んだかと思うと、アッという間に到着。僅か30分ちょっとのフライトなのに13,700円もして<マイル>もたまらない。低空飛行のため見晴らし抜群なのが取り柄か。 (平成16年4月27日) |
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大衆車に戻った?ポルシェ−知人のポルシェを拝借して山陽道へ一直線、モデルはポルシェ911カレラ・カブリオレ、GPS付きレーダー探知機で高速道路の王者に変身だ。ドロロ〜ンという独特の重厚なエンジンバイブレーションにちょっと威圧感を覚えるも、オートマチックのため安心してスタート。ドッシリ感のある走り、心地よく聞こえる独特のエンジン音はさすがジャーマン・メイド。しかしビックリしたのが、大衆車感覚で至ってフツーに運転できるのだ。エアコンも良く効くしオーディオも充実、また燃費もなかなかのものである。320馬力は強烈な加速と言うより、いつの間にかスピードがあがっているといったフィールである。ところでこのクルマ、オープンにしていたこともあってみんな関わりたくない(!)のか、面白いように道を空けてくれる。これだけでも1,000万円以上払う価値はあるのでは。この後、自分のクルマに乗り換えた印象は「なんてニホン車は行儀良くておとなしいんだろう」。私のクルマは日本車でもかなりマニアックな類なのだが。 (平成16年5月3日) |
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これこそ秘境だ!−鹿児島県の南西に位置する硫黄島は人口500人足らずの小さな村。1970年代の離島ブーム時にヤマハがリゾートアイランド化を実施したがその後の海外旅行ブームで採算がとれずに撤退、現在は人工的な雰囲気が微塵も見られないこぢんまりとした島である。ここに「東温泉」という露天風呂がある。この温泉はスゴイ。目前には広大な東シナ海の波が打ち寄せており、後方には硫黄岳の断崖が迫っている。料金は無料だが、更衣室やシャワー、売店どころか管理人がいない。岩陰に隠れて着替えし、波にさらわれないよう水たまりのような湯船に浸かる。地球の丸さが感じられる広大な海原をバックに何だか動物になった気分だ。これぞ秘湯であろう。なんでもチャーター機や自家用機でこの温泉にお忍びでくる人もいるとか。因みに定期船<みしま>を利用する場合、必ず一泊しなければ往復出来ないのがまたオツである。 (平成16年3月21日) |
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CTスキャナで遊んでみました−病院の休診日をお邪魔して小学校の頃から興味のあったCTスキャナを見せてもらった。御存知CT(コンピュータ断層撮影)スキャナとはX線とコンピューターを駆使し、人体の輪切り(断面)写真を“撮像”することができるマシンである。類似した機器としてMRI(磁気共鳴画像)があるが、長短によって使い分けるらしい。これまで知らなかったがスキャナ本体内部でX線照射機がグルグル回っており、各部位の撮像に数秒、すべての撮像には約1時間かかるとのこと。ガマンできない患者さんには「鎮静剤」を注射するらしい。コピー機のようなユーザーフレンドリー(モニターは日本語表記)な操作性には驚かされたが、10円を入れて緑のボタン<ポンッ!>で簡単に扱えるものではなさそうだ。 (平成16年6月10日) |
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船のレーダより凄いかも−知り合いが使っていた、速度取り締まりに威力を発揮するGPS内蔵型レーダ探知機のあまりの性能の高さに興味津々、私もオモチャがわりに買ってしまった。誤警報が多く、あまり当てにならなかったのは遠い過去の話。最新のものはGPSを内蔵し、全国ほぼすべてのオービス位置がインプットされているうえ、受信波処理装置も進化しており、誤警報が少ない。使ってビックリしたアメリカ軍需産業も驚嘆するオドロキの機能は以下のとおり。
速度取り締まり対策としてではなく、ドライブの遊び道具としてもオススメ。 |
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盗難防止装置つきステレオ−世の中には生意気にも盗難防止装置が付いたステレオがあるのだ。それは超高級オーディオメーカー「バング&オルフセン(B&O)」のステレオセット。小柄で華奢なボディにも関わらずセットで80万円(リモコンだけで4万円)近くもする、まさにマニアではなく、お金持ちのためのオーディオである。専用パスワードが登録されており、3回間違えると3時間は起動できないカラクリとなっており、なんとも仰々しい。早速組み立ててパワーオン、添付保証書のとおりパスワードを入力したが、2回やっても受け付けないのだ!。3時間待つのはイヤなのですべての付属品、書類を念入りにチェックすると、なんと保証書の製造番号と本体のそれが異なっていることが判明。購入先に問い合わせると何かの手違いであるとの回答、対応についてはデンマーク本社に確認する必要あり云々...。3時間(?)はたっただろうか、やっとのことでパスワードを入手、無事作動したが、高級品らしからぬサービス精神にちょっと驚きを隠せなかった。ところでこのステレオ、ショールームでは澄ました格好をしているのだが、各スピーカーに電源コードが必要など、家庭でセットすると足下の配線が結構乱雑になる。ショールームで改めて確認すると、カーペットで上手く隠していることを知る。金持ちはフローリングも加工するのだろう。 (平成16年8月6日) |
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ヘリコプターで洋洋−優々閑々を求めてヘリコプターでひとっ飛び。期待を胸にシートベルトとインカムをつけるとスロットルが上がる。と、そこで鳴り響くのは先進的なタービン音ではなく、マイカー<スバル>の水平対向エンジンを思い起こさせるピストンエンジンの頼りない振動だった。しかもよく見るとハイテクが微塵も感じられないモーターボートのような計器がズラリ...優々閑々が戦々恐々へ、恐怖のフライトが始まった。操縦士がにぎる左手のスティック(プロペラ出力とピッチ?)はかなり敏感なのか、微動だにしないが機体は上下左右に大きく振りまわる。ヘリコプターとは、かくも不安定な乗り物だとあらためて感じたが、そういえば数年前に組み立てた室内用のラジコンヘリコプタは扇風機のそよ風や床面の傾斜に鋭く反応していたことを思い出した。「ヘックション!」とクシャミをした瞬間にスティックから指が離れ、壁に激突して生涯を終えたあのラジコンヘリを思うと、あまり乗りたくない類の交通手段かもしれない。 (平成16年9月1日) |
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市民権を得られないフェリー−日本人にとって<船旅>と言えば「船酔い」、「雑魚寝」、「倹約旅行」といったイメージが強く、クルーズを楽しむと言うよりむしろ「節約のため船でガマンするか...」といった心像で利用される<交通手段>であろう。事実、夏休みにもなるとツーリングへ向かうバイク(写真)や学生、バックパッカーのリーズナブルな<交通手段>として廉価な客室(2等)から大混雑している。船旅を楽しむという目的で乗船する人はごく少数、そのため一部を除くフェリー会社は上級客室の廃止やレストランサービスの簡略化など合理化を推し進め、ますます<クルーズ>とは程遠い環境が整ってしまい、「貧乏旅行の頼もしい友」という傾向を強めている。日本では乗り物を<交通手段>と割り切ることが一般的で、これは寝台列車の衰退や新幹線の食堂車廃止、はたまたレンタカー・ラインナップの低廉化からも見て取れる。交通手段上で楽しむサービス・ニーズが少ないので質も徐々に低下、やがて撤退となるようだ。乗り物上で楽しむ究極の娯楽<豪華クルーズ船>がバブル絶頂期の平成元年(1989年)より本格的に登場したものの、なかなか広まらないのは長期休暇が取りにくい職場環境だけではないかもしれない。 (平成16年9月6日) |
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