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自動車専用船を例に、船員たちの生活の場である居住区を比べてみましょう。「Page1」をクリックすると船橋編へ移ります。

 
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日本、X社

 

船会社

スウェーデン、X社

 

今治造船所(日本)
造船所 大宇(DAEWOO)造船所(韓国)
1999年 建造年 1999年
24名 乗組員 19名
応接室

窓が申し訳程度で圧迫感のある、取調室のようなレセプションルーム。掃除の手間を省くため、短時間であれば事務室で応対することが多いようです。どういうわけか、ドア(写真左)に万国視力表が貼られていました。

 

ロビーの一角に設けられたレセプションホール。重役室のような打ち合わせテーブルに圧倒、ものすごく喋りにくかったです。厚手の絨毯も気品溢れます。

事務室

プレハブ式事務所に共通点を持つ、この事務室が訪船者をもてなします。バラスト制御盤、本棚、パソコンから流し台まで備わるオール・イン・ワン仕様。ヒューレットパッカードで一番安いインクジェットプリンタが、忙しくうなり声をあげていました。引き出しがキーボード台に転用されているのも微笑ましいですね。

 

観葉植物とセンスのいい木目調家具が目を引く事務室。一等航海士専用のテーブルにはスマートなCRT式バラスト制御装置と通風制御機、船内LANでつながれた専用パソコン(レーザープリンタ付)が備わります。壁には豪華な本棚があり、隣接するパソコンルームでは、乗組員が家族とEメールを交わしていました(乗船中、各乗組員に専用メールアドレスが与えられます)。

(なし。ゼイタクは敵だ!) スイミングプール

 

 

なんと、貨物船にも関わらずプールが備わります。傍らにはテラスもあり、ちょっとしたリゾート気分が味わえそうです。

スポーツルーム

卓球台とダーツが備わるスポーツルーム。暗く窓のないこの密閉空間で激しい運動をした日には、きっとキミは船酔い間違いなし。ところでダーツってスポーツだったっけ。因みにバスケットボールは甲板上で行うため、するどいシュートはバスケットゴールよりむしろ、海へ吸い込まれてゆきます...。

 

写真のような天井の高いバスケットコートが備わるスポーツルーム。多種多様なトレーニングマシンも備わり、卓球台やバトミントンセット、バレーボールネットまで用意されています。しかも採光豊かな天窓付きです。

(なし。生活も戦いだ!
ムダを省いて貯蓄しよう)
講義室

経費節減のため食堂を使います。

 

大学の講義室のような跳ね上げイスがズラリと並ぶ講義室。ここで船内ミーティングや船上教育が行われます。パソコンに接続された液晶プロジェクタで火災制御図を映し出すこともできる先進設計。

食堂

貼り紙が多く、文化住宅の台所を思い起こさせる食堂。流し台が壁にぶら下がっているのも、日本家屋的でシブイ。食事の傍らで「ガラガラガラッ」とうがいするのも長屋的で、外国人にはエキゾチックかも。

 

観葉植物と絵画が多く、落ち着いた食堂。本日のメニューまで用意されていました。テーブル毎にトースターが備わります。

娯楽室

21型日立製ブラウン管テレビが占拠する娯楽室。壁に貼り付いたアイワ製スピーカからのサウンドはいかがかな(想像にお任せします)。

 

入ってビックリ、42型フィリプス製プラズマテレビが鎮座する娯楽室。悲しいかな、世界の船を点々とする発展途上国の乗組員(フィリピン人やインド人)たちは、こうした日欧の船の設備を目の当たりにして、「やはりヨーロッパの方が日本よりプラズマテレビが普及している」や「さすが欧州、日本の電子技術は猿マネばかり」といった大きな誤解を招いてしまっているのです。世界を航海する船。時には外交問題にも発展しかねません(?)。フィリプスなんてプラズマパネルを自製できないのに〜。

(なし。欲しがりません、勝つまでは!) 簡易バー

 

 

洒落たバーが食堂横に備わります。電子ピアノとダーツがさりげなく置かれています。

通路

ビジネスライクな通路。それにちょっと機械音でうるさい気が。

 

絵画がならぶ通路。しかも自分の足音が気になるぐらいの静寂性です。はっきりいって日本のフェリーより豪華!

更衣室

高校の部室を彷彿させる、むさ苦しいつくり。ロッカーが大部分を占拠しているため、着替えは通路で行います。

 

日本のゴルフ場のクラブハウスを思わせる、ゆったりしたつくり。万一に備え、救急セットや洗眼器、空気呼吸具も常備されています。さらにシャワールームも併設されており、作業服専用の滅菌乾燥機(写真右)も備わります。絨毯敷きの船内は安全靴厳禁ですのでここで履き替えます。

(なし。職場は戦場だ!) サウナ

 

 

大浴場はありませんが、サウナが備わります。

談話室

食堂横に設けられた談話室。オッ、豪華!、と思われるかも知れませんが、本物はかなり狭いのです。ビデオCD式の韓国サムスン製KARAOKEセット(後付け)が置かれています。

 

レセプションホールの横に設けられた談話室。ホールの周囲には娯楽室、図書室も備わります。アジアで大人気のカラオケもヨーロッパでは俗っぽい道具、ということで残念ながらカラオケセットはありません。わざとらしく高級紙が置いてあるマガジンラックがちょっとイヤみかな。

神(ゴッド)

神棚が備わりますが、すべて外国人船員のため、扉を固く閉ざしています。船によっては本棚として使用されているとか。賞味期限が3年前のワンカップ酒がやばそう。

 

この「ゴッドマザー」が船の守り神(?)のようです。

 

 
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