corner_04.gif (917 バイト) ホーム | 帆船のひみつトップ | 甲板・操帆器具 | 航海機器 | 士官・実習生居住区 | 新・日本丸の生活 | 新・海王丸の生活
clear.gif (820 バイト) clear.gif (820 バイト) ひみつの場所 | 帆布倉庫・船倉 | 機関室 | ときの止まった空間 | 新・日本丸の日課 | 帆船生活のホンネ
clear.gif (820 バイト)
walk_kaiwo_logo102.gif (2796 バイト)
walk_kaiwo_tate.jpg (5206 バイト)
帆船日本丸と海王丸は将来、船員になる免状を取得するために必要な訓練を行う練習船です。日本には練習船としてこの2隻の帆船の他に青雲丸、大成丸、北斗丸、銀河丸の4隻の汽船があります。

各船とも、船乗りに必要な技能や心得を重点に、航海訓練所によって実習カリキュラムが決められています。現在は女子学生も実習に励んでいます。

walk_ttl_nippon2.gif (2072 バイト)

clear.gif (820 バイト)
kw_life_np100.jpg (22326 バイト) kw_life_np104.jpg (10558 バイト) 天測−六分儀で星をとらえるのも大変ですが、そこからの計算はまた大変です。太陽の水平線からの高度を六分儀で測定し、針路と航程で予想した推測位置とのズレを計算することで位置の線を求めます。そして複数の位置の線が交わった点が船位となります。太陽だけでなく恒星や月を観測することもありますが、水平線と星が同時に見えなければならないので夜明けや夕暮れの薄明時を利用します。
ホールタイ!−船長の「ホールタイ」の命令によりロープを引き始めます。「ワッショイ」の掛け声のもと、腰を低くし、力をこめて呼吸を合わせます。そして「ビレイ」の合図によりビレイピンにロープが止められます。 kw_life_np106.jpg (7829 バイト)
夕暮れのマスト作業−マストの一番上の帆「ロイヤルスル」は深夜、突然の気象変化による暴風の際に畳むことが困難です。そのため日没前に畳帆し、日の出とともに広げるのが日課です。海面から約40メートルに位置するロイヤルスルのヤードに立つと、水平線へ沈む美しい太陽が眺められます。 kw_life_np111.jpg (9932 バイト) 素足でのマスト作業−片手は船のために、片手は自分のために。これは帆船乗りの昔からの心得ですが実際には片手のみの作業は難しいことが多く、両足とお腹の3点で安定な姿勢を保ちます。ヤードの末端「ヤーダム」での作業は重い属具が多く熟練が必要のためベテラン乗組員が行います。
kw_life_np112.jpg (7770 バイト) コイルダウン−暗闇のなかでのギア(ロープ)操作を容易にするため、日没前にすべてのギアをコイルダウンします。コイルダウンにより、各ギアが繰り出しやすくなります。 kw_life_np105.jpg (10875 バイト)
ルックアウト−他船や流木などの見張り<ルックアウト>は昼夜を問わず見通しのよい船首で行います。船首でのひとりぼっちのルックアウトは、自分が自然にとけこんでゆくような気さえします。また見張り当番はルックアウトだけでなく、ジブがシバーを始めたら後部の当直員に知らせます。 kw_life_np101.jpg (9427 バイト) 強風下での畳帆作業−風が強まると、マストの上部から順番に帆を畳んでゆきます。作業中は安全ベルトをバックロープにかけます。この安全ベルトは昭和36年(1961年)に発生した転落死亡事故以降、用いられるようになりました。最初は恐怖のマスト登りですが、後にも先にも転落事故はこの1件だけです。
kw_life_np107.jpg (6297 バイト) 荒天時のデッキ−大つぶの雨が黄色いかっぱに打ちつけながらの甲板作業はひときわ大変です。しかし乗組員の練度が高い場合、強風下で危険な状態でも船の復原力と強度の許す限り限界まで帆を広げて快走することができます。降雨時のマスト作業は滑りやすいため、特に注意が必要です。 kw_life_np109.jpg (11769 バイト)
クロスベアリング−陸の目標物の角度を測定し、船位を知るのがクロスベアリングです。 kw_life_np108.jpg (11349 バイト) シップシェイプ−帆船にはその美観を表現するために真鍮製の船具が多用されています。常に研磨剤を用いて輝きを失わないように手入れされます。帆船らしくきちんと整っている状態を「シップシェイプ」といい、社会生活にも指針を与えています。
kw_life_np110.jpg (10730 バイト) 機走中の船橋−港内や湾内のように海上交通が激しい海域ではエンジンで航走します。機走中は写真の航海船橋で操船指揮を行います。ここには一般の商船と同様、レーダやGPSなど各種近代航海計器が備わります。 kw_life_np102.jpg (10114 バイト)
課業−停泊中は担当士官により航海術に関する講義が行われます。帆船での講義はやはり各種ギアの説明が中心です。定期的に大学さながらのテストも実施されます。 kw_life_np103.jpg (8597 バイト) リーサイドルーム−リーサイド当番は船内生活の始まりや終わりを放送したり、風向風力、天候、気温、気圧などの気象データを観測します。また時間をつげるタイムベル(時鐘)を鳴らします。いわば当直の雑用と言ったところでしょうか。
※写真資料:帆船新日本丸(読売新聞社)−平成13年(2001年)現在、絶版
※参考資料:練習船実習生教科参考資料・航海科編・帆船操典(財団法人練習船教育後援会)−非売品

>> 帆船のひみつトップ ・ 船内探索トップ ・ ホーム <<