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第1教室 |
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| 講義や集会は主に第1教室で行われ、食事時間には実習生食堂に早変わりします。船内で唯一エアコンがあったことから自由時間には娯楽室に様変わりし、ピアノの音が流れる室内で読書にふける人、将棋をはさむ実習生などでのんびりした雰囲気となります。第1教室は人がいちばん集まる場所と言えるでしょう。 | |||
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実習生居室 |
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| 実習生の部屋は8人部屋でトイレ、洗面所はありません。船のベッドは<ボンク>といい、揺れても転げ落ちないよう脇に板が取り付けられています。ところでスカッツル(舷窓)を開けっ放しでうっかり部屋を離れると、海の向こうから海水が飛び込むこともあります。丸いスカッツルに合わせて海水が太い水の柱のように飛び込むため、船乗りは「クジラをいれる」といいます。現在の帆船はエアコン完備のため、クジラを入れた話を聞くことが少なくなりました。 | |||
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船長室 |
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| 船長室は浴室、公室、寝室の3区画に分かれた船内で一番広い居室です。各寄港地での応接のため、公室は特に広くつくられています。船長は基本的に航海当直に入りませんが常に何か起こった場合に備えているため、寝室には気圧計やコンパス指示器が備わります。 | |||
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乗組員(部員)居室 |
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| 士官(航海士、機関士)は個室ですが甲板員や機関員は相部屋です。乗組員は受け持つ仕事内容から甲板部、機関部、通信部、事務部、医務部の5つのグループに分別されます。それぞれのグループには士官と部員さんがおり、航海科実習生を直接指導するのは航海士(デッキ・オフィサー)とその下に所属する甲板部の部員さん達です。また機関実習の際には機関士(エンジニア)と機関部の部員さんからエンジンについて教わります。 | |||
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診療室 |
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| 遠洋航海の際には大学病院から派遣された医師が船医として乗船し、衛生管理者免状を持つ看護長とともに船内の健康を守ります。手術用具やレントゲン室も備わり、過去に盲腸の手術を行ったこともあります。なお、日本国内の航海には船医(ドクター)が乗船しませんので重大な疾病が発生した場合には緊急入港したり、最悪の場合にはヘリコプターが呼ばれます。 | |||
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調理室 |
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| 当直の時間によって食事の時間が異なるため、温かいものを食べられるようにと、食事は2回に分けて調理されます。危険防止のため、調理には電気と蒸気を使います。朝食は7時半、昼食は12時、夕食は5時の3食ですが夕食時間が早いため、航海中には夜食が出ます。狭い船内でつくられたとは思えないほど食卓は賑やかです。しかし海が荒れて船が揺れると調理が困難となる献立もあり、急きょメニューが変更されて汁物は取りやめになり、ご飯はおにぎりに変わります。メニューの横に「在庫品および天候その他の都合により、変更することがあります」の但し書きが書かれているのも船ならではです。 | |||
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らせん階段 |
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| 真鍮製のステップが美しい螺旋階段ですが驚くほど急です。貨物船や練習船の居住区規格は客船と異なり、若干窮屈に設定されています。 | |||
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士官サロン |
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船長以下の士官一同が食事をします。帆走中は船体が傾斜するため食事の際には濡らした布をテーブルに敷き、周囲の木枠を立てることで食器が滑り落ちることを防ぎます。狭い船内を有効利用するため、士官サロンの周囲には下写真のように居室が設けられています。このように士官でさえ船上生活ではプライバシーが制限されます。![]() |
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通路 |
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| 通路は狭く、天井には配管や配線がむき出しのままです。動揺により居住区内に海水が飛び込んでくることもあるため、通路間の敷居が高くつくられています。また裸足で船内を行き来することを考慮して、滑りにくい処置が床に施されています。帆走中、船の傾きがきついときには壁に手をかけながら床の2隅をつたって歩きます。 | |||