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ジワっと浸透する中国人船員 低賃金で優秀な労働力を武器に世界市場を席巻しつつある「メイド・イン・チャイナ」。この波は現在、インド人やフィリピン人が主流だった船員資源にもジワリと押し寄せます。年々賃金が上昇し、もはや低賃金と言えなくなったフィリピン人船員が中国人に取ってかわる日も近いかもしれません。でもしたたかな中国は、優秀な船員は自国の船会社で雇用し、本国の海運業を発展させて行く可能性も否定できませんが。
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フル装備の機関室 出入港の多いフェリーには多くの操船支援システムが備えられています。メインエンジンの後ろに取り付けられた軸発電機、スターンスラスタ用モータや可変ピッチプロペラ制御装置など、フル装備の機関室は足の踏み場もありません。プロペラの推進力を利用して船を真横に動かすことができる、「シリングラダー」という舵を備える船もあります。 |
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インド人船長 ターバンを纏い、威風堂々としたインド人船長。インドは1947年の独立まで英国植民地であったことから英国流の考えが根付いており、管理者として適格な人材が低賃金で得られるため、世界の船会社の多くが上級職員として採用しています。ところで写真のカーキ色制服は軍隊を思い起こさせますが、国内フェリーはもとより世界中の商船で「ワーキングカーキ」と呼ばれ、作業の多い場でよく着用されます。蛇足ですがターバンの巻き方や色は身分、宗派、民族部族によって違うそうです。 |
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ある古い貨物船のキャビン 乗組員が20名程度の現在の貨物船は個室が基本です。しかし大勢(約60名)の船乗りが乗り込むひと昔前の船では2〜3名の相部屋もあり、船室(キャビン)はボンク(Bunk)と呼ばれるベッドに簡単なソファと机が備わる劣悪な環境でした。現在でも小型船では写真のようなスタイルの船室が一般的です。しかし狭くとも扉を閉めれば船員達の誰にも邪魔されない(?)我が家となります。 |
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何となくあか抜けている欧州の船 写真は日本ではあまりお目にかかれない、欧州のオープンハッチバルカーの機関制御室です。薄緑の計器色で塗られた日本のものと異なり、何となく洒落た雰囲気で、四角い計器類が異国情緒漂います。しかしエンジンから計装機器のすべてがノルウェー、ドイツ、オランダなどの欧州製で、電子立国<ニッポン>の製品がプリンターだけだったのはショックでした。 |
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ワイヤがからまった!、さあ大変 リールに巻かれたワイヤが一旦ゆるんでしまうと、すべてを繰り出して巻き戻さなければ直ぐにもつれてしまいます。ワイヤのもつれたリールをそのまま使うと、キンク(ロープ特有の捻れ)が発生することもあり、また切断の危険もあります。船で使われるワイヤは相当な重さのため、巻き戻し作業は写真のように大人数が必要な重労働です。 |
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さあみんなで押しましょう エンジンのかからない中古車は力を合わせて押します。平坦な場所は問題ないのですが、船が傾斜していたり段差があると大変です。海外の港湾作業員は1台押すたびにソフトドリンクをねだることも。 |
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えっ、これが20年前の船!? 人間の一生の大部分を共にする居住空間に対して深いこだわりを持つ欧米の人々。船員の住まいとなる船室も、居心地の良さを重視した設計が客船のみならず貨物船へも導入されています。写真は1980年代初頭に建造された貨物船ですが、体育館と遜色のない板張りのスポーツルームが備わります。1979年、EC(ヨーロッパ共同体)のある報告書でウサギ小屋と形容された日本人の狭い住居。金銭的に豊かになったニッポンですが、住居に対する価値観は未だに貧弱です。 |
![]() ↑20年前とは思えない、しっかりした作りのスポーツルーム。
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