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多民族社会、船 より低賃金で優秀な船員を求めて、各船会社は世界中から船員資源を調達しています。現在、もっとも多いのがフィリピン人、次いでインド人です。写真はギリシャ人、ブルガリア人、インド人、フィリピン人、インドネシア人が乗り込む貨物船です。「船上に国境ができたり民族、宗教紛争が起きたりするのでは?」と心配される方もいると思いますが、多くの船乗りは船上を文化交流の場所ではなく「出稼ぎ場所」と捉えているため、トラブルは思ったより多くありません。意外かもしれませんが、少数の国籍で成り立つ船(例えば日本人とフィリピン人のみ)より、たくさんの国の船員が乗り組む船の方が船内でのグループ化が難しいことから、トラブルが少ないようです。 |
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入港中の船 船の操縦室<船橋>から左右にはみ出した部分のことをウィングといいます。入出港時は通常、着岸側のウィングで船長、水先人が陣頭指揮をとり、ウィングから船と岸壁の関係を慎重に見渡しながら離着岸作業を進めます。ウィングにはコンパスや無線機も備わり、入出港の多いフェリーでは屋根で覆われていることもあります。 |
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うたたねで束の間の休息を ドアを開けたまま、うつろ虚ろにうたた寝する年配の甲板長。電源を切り忘れたトランシーバーからこだまするけたたましい声もなんのその。昼夜を問わず航海する24時間営業の船、入出港が重なり当直体制が頻繁に変わる沿岸航海中はグッスリ寝る暇もありません。寸暇を惜しんで仮眠します。 |
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ん?、イヌがいるぞ! どこからかイヌの鳴き声が...するとシェパードがこちらへ向かって「BOWWOW!」。なんでも海賊、密航者対策で飼っているとか。ちゃんと「乗組員名簿」に載っている、立派な番犬でした。 |
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1本にみえる煙突ですが 一見、1本にみえる船の煙突ですが実はたくさんの排気管が収まっています。一番大きなメインエンジンの他に複数の発電機、ボイラー、焼却炉、廃油分離タンクなど、その数7本以上に及びます。ところで客船やフェリーでは船会社のコーポレートマーク掲示の目的で見せかけの煙突を設置し、実際の排気管は別の場所にあったりします。皆さんもフェリーに乗ったらホンモノの煙突探しをしてみましょう。 |
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ここまできた中国製品 写真はある港でトランシップ(荷物を別の船に移し替えること)のために仮陸揚げされた建機ですが、車体に<XCMG>と描かれており、「見慣れないメーカーだなぁ、欧州製かな?」と思いながら注視すると...。なんと中国独自ブランド<徐工集団(XCMG/Xuzhou Construction Machinery Group)社製>のものであることが判明。運転席周りの計装機器の造りに不満が残るものの、中国製品の品質がここまで来ていることにハッキリ言ってたまげました。しかもエアコン、板ガラス、タイヤ、油圧ホースから計器に至るまで、ほぼすべての部品が中国製です。モノマネ大国、コピー天国と嘲笑しているとヤバイぞ、ニッポン! |
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重要な荷物のラッシング 荷物が船の揺れで移動しないように固縛することをラッシングといいます。通常、ワイヤやチェーン、専用ベルトを用いてラッシングされますが、木材を荷物同士の隙間に挟んで移動を防止したり(これをチョッキングといいます)、船倉に荷物を直接溶接することもあります。ラッシングおよびチョッキング作業は案外大変な仕事で、専門の作業員が担当します。 |
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乗下船 船乗りにとって憂鬱である乗船日と爽快な下船日。スーツケース片手に母国からはるばる飛行機を乗り継いで慣れない土地に足を下ろし、初対面の人々との生活をスタートする乗船日は皆、不安な面もちで一杯です。対照的に下船者は、正式な辞令となるテレックスを入港前からそわそわしながら待っており、下船日は別れを惜しむよりむしろ開放感と共に去って行きます。ところが下船予定日直前、後任者が病気など何らかの理由で手配できずに急遽下船キャンセルとなったとしたら事態急変、船乗り生活最大のピンチ(?)です。その時の落胆と言えば体験しなければわからないかも。 |
![]() ↑乗船日。不安そうな面もちで乗船を待つクルーたち。乗船日、それは船乗りがもっともブルーなとき。
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ポリー・ステーション・アドバンス シンガポールで訪船する物売りの品揃えでひときわ目立った「ポリー・ステーション・アドバンス」という名のゲームマシン。遺伝子操作に失敗して突然変異したようなポケモンもどきがトレードマークです。中味を見せてもらうとコントローラーボタンの2つはダミーで中味はファミコンでした。宣伝文句をよくよく見ると「エレガントな“8ビット”ゲームマシン」や「ハイファイサウンド搭載(“ステレオ”という表現を避けるしたたかさ)」など、看板に偽りがないのも事実。 |
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保安が強化される港 2001年9月の米国同時多発テロ以降、世界中でテロ行為が活発化しています。この流れを受けて2004年7月、これまで手薄だった港湾設備のテロ対策を目的としてIMO(国際海事機関)のSOLAS条約(海上人命安全条約)が改正され、<ISPS Code(国際保安規則)>が施行されました。事実上米国主導で成立した条約とも言えるこの規則。国際航海に従事する船や国際港湾施設を対象としており、入港前通報の強化、港の入出門管理の強化などが盛り込まれています。空港と異なり、今まで釣りや市民の憩いの場所として気軽に立ち入ることができた港ですが、現在は空港並みの警備が敷かれております。写真は警戒地区にフェンスや防犯装置を設置中の港です。
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