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船籍によってはナースも その昔、船にも医師免許を所持する船医が乗り込んでいました。変わって現在、ほとんどの船籍国は衛生管理者という看護士の資格を持つ船員が乗り込んでいることを前提に、客船を除いて船医の乗船を免除しています。そんな現在でも一部の国では専属の医師または看護士の乗船が義務づけられています。写真はブラジル船籍の貨物船に乗り込む、ちょっと(?)年配の看護婦です。因みにブラジル籍船はすべての乗組員がブラジル国籍でなければならないルールとなっています。 |
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離岸中の自動車専用船 5,000台もの自動車を飲み込む自動車専用船(PCC/Pure Car Carrier)の出港風景です。遠方から眺めるとまるで空母のような出で立ちですが海面上の構造物が大きいうえエンジンが非力なため、風の影響に左右されやすい弱点があり、貨物船の中で最も風に弱い船と言えます。タグボートの力を借りながら、ゆっくり離岸します。 |
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乗組員を信用しない欧州人 何の変哲もない船橋ですが、何となく気になる背後からの視線...。なんと天井に暗視機能付き監視カメラが設置されていました。上級船員(船長、機関長)として乗り組む欧州人は、発展途上国の船員を信用しない傾向が少なからずあり、船橋の当直状況を船長室で四六時中監視する船もあります。これではまるで独房で服役中の囚人、これぞ植民地政策!?。
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本棚となった神棚跡地 日本人にとっては神が宿る場所とされる神棚も、日本人船員が去ると無用の長物となり、本棚に生まれ変わってしまいました。ところである船では日本人船員から外国人船員へ交代する際に神棚を撤去したところ、出港直後に座礁事故を起こしてあわてて神主さんを呼んで神棚を設置し直したというウソのようなホントの話も。<神>の観念は文化や歴史で多種多様だと確信したいけれども、やはり薄気味悪かったんだろうねぇ。 |
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船のボイスレコーダー、VDR これまで船の事故原因解明には、コースレコーダ(針路、舵動作を記録)やテレグラフロガー(エンジン指令を記録)などの数少ないデータと当直航海士の証言に頼っており、極めて原始的で曖昧な解析しかできませんでした。しかし1994年に発生したフェリー「エストニア号」の事故を契機に、事故の原因究明を目的として船舶の針路、速力、船橋での会話等を記録できる、いわば船のフライト/ボイスレコーダの設置を義務づける動きが始まります。そしてSOLAS条約(海上人命安全条約)が改正され、2002年7月よりVDR(Voyage Data Recorder/航海データ記録装置)の設置が義務づけられました。最新12時間分のデータを専用カプセル(船体固定型と浮揚型の2タイプあり)に記録し、事故後に回収されます。 260度の高温に10時間かつ1,100度の高温に1時間耐えられる耐熱性、水深6,000メートルの水圧に耐えられる構造、水中ビーコンが電池で30日間以上作動できること、データ改ざんができないシステムにすること、船内電源が喪失した場合でも電池で2時間の会話が記録できることなど、厳しい基準が設けられています。 <こんなデータが記録されます> ・日時 |
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| 日本国民より愛をこめて 発展途上国に対する経済、技術援助であるODA(政府開発援助)の一環として海外へ輸出される援助物資には日の丸と共に「From the People of Japan」の文字が。因みに日本では贈呈品(無償資金協力)は外務省、技術協力は国際協力事業団(JICA)、超低金利融資(円借款)は海外経済協力基金が行っています。 |
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将軍様への贈りもの とある港の岸壁に並ぶ中古冷蔵庫。中古車、中古自転車、鉄スクラップの山...。実はどれも北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)向けの貨物です。国交のない北朝鮮ですが、貿易は在日朝鮮人主体で行われており、主な輸入品は魚介類や繊維類、輸出品はこれら中古工業製品が大部分を占めます。中古といえども日本製品は上等品、将軍様(金正日氏)への忠誠に対する<褒美>として一部権力者層へプレゼントされるようです。まさに将軍様への献上品と言ったところでしょう。ところでこの冷蔵庫。中にはラジカセがビッシリと詰められているとか。 |
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| 船でも進むグラス・コックピット 多くの計器が船橋内に点在する旧来の船と異なり、最近では各種計器情報を数枚のディスプレイで集中監視可能なシステムの導入が進んでいます。こういったシステムのことを航空業界ではディスプレイをガラス窓にたとえて「グラス・コックピット」と呼んでおり、1980年代から盛んに取り入れられて来ました。写真は大型カーフェリーに搭載された船舶版「グラス・コックピット」で、複数の計器情報が2つの液晶ディスプレイに集約されており、航海に必要な情報すべてを確認することができるシンプルなデザインが特徴です。また部品点数が少なく、マイクロチップ化が容易なことから信頼性が高い点も長所です。写真のディスプレイには「設定針路、現在位置、目的地までの所要時間と距離、速力、舵角、エンジン警報、水深、気圧、風向風力」などが表示されています。 |
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初入港歓迎 その船が初めて寄港する場合、港湾関係者主催で初入港歓迎式典が行われます。記念品として絵画や盾、物産が贈られますが、海外では乗組員にわが街を知ってもらおうと上陸用タクシーの手配がプレゼントされることもあります。老齢船は世界各地の記念盾で壁が埋まっており、まるでその船の来歴をあらわす勲章のようです。ところで船は生涯、船主の変更などで船名が変わることがありますが、同じ港で2度以上初入港歓迎を受けることもあるとか。 |
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