title9.gif (7117 バイト)

cargo_bt_cl.gif (19407 バイト)

clear.gif (820 バイト)

life_title07.gif (2704 バイト)

clear.gif (820 バイト) 世界の船員の多くを供給するフィリピン。現在その数は15万人とも言われ、日本の船会社も労働力を彼らに依存します。さて、ここではそんなフィリピン人船員たちと接した観察手記をちょっと痛烈に書き込んでみました。「太陽の国」と呼ばれて陽気なイメージのフィリピンですが、その意外な一面とは?
clear.gif (820 バイト)
Back to Home Japanese Seamen Troubles Panama Canal Ship's Life
Let's Join a Ship True Colors Filipino Malacca
Scoop Background Suez Canal Strolling
clear.gif (820 バイト)
clear.gif (820 バイト)

life_fil.gif (1998 バイト)

clear.gif (820 バイト)
sman_cc1.gif (856 バイト)

sman_cc2.gif (856 バイト)

life_no01.gif (925 バイト)フィリピン人船員トンデモ言いわけ集−フィリピン人船員は期間雇用制のため、重大なミスや重過失、ケンカなどのトラブルをおこすと解雇されることがあります。そのため過失を認めることはまれで、ありとあらゆる手段や言い訳で責任回避をするのが日常です。さあ、フィリピン人が大好きな接頭語、「Because(だって)」や「But(でも...)」の言い訳を紹介しましょう。
「5分しか遅刻してないよ」−航海当直に遅れてやってきた操舵手がとっさに発したことば。5分は立派な遅刻!、自分の過失を認める言い訳となってしまいました。
「タガログ語じゃないからできなかった」−取扱説明書(英文)が理解できずに機器の操作を誤った通信士より。ちなみに英語はフィリピンの第2母国語です。
「前の船はこのやり方だった」−書類の作成を間違った航海士が放った典型的な弁解。自分が劣勢になると言い訳は「そういう指示がなかったからだ」にかわります。さらに事前に口頭で指示したことを注意すると「指示した証拠を見せてくれ」と切り返され、なかなか引き下がらないのが特徴です。この忍耐強さを仕事に生かしてもらいたいものですネ。因みに口頭での指示は証拠が残らないため、外国社会では文書で指示を出し、本人の署名をとるのが慣例だそうです。こりゃ、大変だ。
「I〜 don't〜 know〜!(オペラ風なノリで)」−何かを問いつめられたときの定例句です。彼らはカラオケ好きなのでひとりひとり、「I don't know」の発声に個性があります。君も見分けられるか!?。
「前からこわれていた」−パーティ中、はしゃぎすぎて壊されてしまったカラオケ装置について注意されたときの乗組員一同の声。「悪事はすべて他人と過去の責任だけど都合のいいことはネコババだぁ!」、これがフィリピン人気質です。
「○○丸の○○さんもそうだったのに、なぜオレだけ」−お酒の臭いをプンプンさせながら仕事にやってきて注意された機関部員より。これは典型的な言い訳例です。注意されると取りあえず、他船や他の乗組員を引き合いに出して「アイツもそうだったのに、なぜオレだけ...」と言い逃れします。なお、類似の言い訳として「船乗りのカガミ、イギリス人はいつもスコッチをのんでくるよ」があります。
「日本製の目覚ましが壊れたんだ」−航海当直に遅れてやってきた操舵手より。「そんなにガミガミ叱るぐらいなら、貴方様と同じすばらしい日本人が作ったこの目覚まし時計を懲らしめてくれ!」と言わんばかりのこの態度は、はっきり言って笑えます。

「アイツはイナカモンだからほっとけ!」−あるフィリピン人乗組員が、地方出身のフィリピン人機関士から仕事を命じられたときの拒否ことば。類似文句として「アイツは背が低いから...」や「アイツは○○教徒だから...」があります。フィリピン人はよく、容姿や出身で大人げないケンカをします。時には大喧嘩になることもザラで差別心はアジアでもトップクラスといわれています。日本では当たり前の基本的人権が保証されているのは先進諸国だけかも。まあ、日本とくらべて陰でコソコソ悪口を言うことが少ないのは長所かな。

life_no02.gif (963 バイト)フィリピン共和国。この国が発展できない8つのわけ−フィリピンの第2母国語は日本で人気?の「英語」です。しかし国民のほとんどにアメリカンスタンダードな英語が浸透しているのにもかかわらず、どうやら国力に結びついていないようです。英語という素晴らしいツールを手にしながら、思うように発展できないフィリピン。この国の泣き所をフィリピン人船員の言動をもとに分析しました。
「私利私欲と家族最優先」−フィリピンの生活スタイルはアメリカンナイズされており、どちらかというと組織や集団より「個」を大切にします。そのため自国経済発展のために働くという意識は弱く、給料や待遇しだいで就職先を決めます。待遇の良い船員生活を含めたこの国の出稼ぎ労働者はかなりの数にのぼり、またコンピュータ技師などの有能な人材流出(渡航先は主にアメリカ)もこの国の頭痛の種です。
「へんなプライド」−フィリピンはアジア唯一のキリスト教(カトリック派)国家です。カトリック教徒は欧米先進国に多いことから、自分たちもその一員と自負しているようです。すでに韓国や台湾と10倍以上の経済格差がついているのにも関わらず、未だに自国の方が優れているという心構えです。
「あきらめの早さ」−フィリピン人船員のあきらめの早さは特筆に値すべきものがあります。船上生活では、ちょっと疲れるとすぐ座り込み、また日差しの弱い場所へ隠れます。因みに年中酷暑が続く国内では、昼の仕事はそこそこに涼しい夜は遊びに暮れるラテン気質。これで発展できたらスゴイ生産性です。
「反省しない体質と邪な駆け引き」−お金で解決できる“亜”警察国家、蔓延する麻薬や拳銃の密造、そして卑怯な駆け引き。経済活動の多くを裏経済が支える社会は外資参入の障害のひとつです。ダメ押しが失敗は人のせいにして言い逃れする体質です。因みに船の免許も闇市場で売買されているとか!?。
「強烈な貧富の差」−人口の4分の1が平均日収わずか3ドルの絶対貧困層です。その反面、ごく少数の富裕層はケタ外れな大金持ちで、住まいや学校が一般市民と一線を画しています。そのような中で育った子ども達の中にはテレビに映される自国のスラム街を自分の国と認めたがらないそうです。財産は代々受け継がれるため企業の殆どがオーナー会社という構造的な貧富の差がこの国の足かせになっている理由のひとつです。ちなみに船員は高給取りのため、上流階級に区別されるそうです(フィリピン人船員の「自称」なので信用できないけれど)。
「計画性、管理能力のなさ」−フィリピン人船員は船の定期整備を計画したり、部品の在庫を管理するのが苦手なようです。この計画性、管理能力の未熟さは、20世紀初頭まで続いた欧米侵略社会が生んだものかもしれません。20万人以上の船員を持ちながら、未だフィリピン国内に世界的な船会社が生まれないこともこの計画性のなさが災いしていると言えます。余談ですが中央政府の政治能力も貧弱なため、マルコス政権時代には日本の大手商社がフィリピン政府の官僚的役割(国土開発計画など)を担っていたことさえありました。
「まったくない基幹産業」−フィリピン国内の殆どの企業は日本とアメリカ資本による外資系合弁会社です。基幹産業と思われるバナナや果実類の農園までもが日本やアメリカ企業に独占されています。純国産の産品が極めて少ないフィリピン。経済成長は先進諸国に閉ざされてしまったのかもしれません。ところでフィリピンの人件費は中国や他のアジア諸国に比べて高いため、最近は外資の導入が少なくなっており、勤勉な中国人の台頭を考えるとこの先は蛇の道と言えるでしょう。
「宗教対立」−フィリピンの南、ミンダナオ島の西端には北アイルランドのカトリック系過激派「アイルランド共和軍」と並ぶ国際的過激派組織「イスラム原理主義グループ“アブ・サヤフ”」が蔓延り、政府軍との対立が絶えません。人口のほとんどを占める(90パーセント)キリスト教徒とフィリピン南部に集中するイスラム教徒との対立はこの国のボトルネックです。
clear.gif (820 バイト)
life_no03.gif (960 バイト)これもコンプレックスか!?、白人女性に群がるフィリピン人船員たち−フィリピン人船員といっしょにケニア(アフリカ)のとあるナイトクラブへ行ったときのことです。そこには黒人女性だけではなく、イギリスやドイツ系の白人ホステスもいました。そこで目にしたのは彼らフィリピン人船員が執拗に白人との同席、接触にこだわることです。しかし結果は散々、白人女性はカネのないフィリピン人船員には見向きもせず、また黒人女性は露骨に人種差別的態度をとるフィリピン人たちをまったく無視する始末、店内のスミで安酒を前に野郎ばかりが集うフィリピン人船員のテーブルが、むなしくドロロ〜ンと浮いているのでありました。合掌、アーメン...。

(解説)白人支配(スペインとアメリカ)の長かったフィリピンでは、男女を問わず肌の色が白いほど自慢できるそうです。ちなみに船の乗組員も極度に日焼けを嫌うため、炎天下で甲板作業がある場合にはクソ暑いのにも関わらず、全身着込んで日焼け防止に万全を期します。そんな彼らに理解できないのが日本の日焼けサロン。日本では敬遠される色白男性もフィリピンではスターかも!?。蛇足ですがフィリピンでは「小太り=飽食=お金持ち」とのこと、小太りで色白な人は風俗街で(のみで!?)引っ張りだこだそうです。

life_no04.gif (946 バイト)人を信用しないフィリピン人の国民性−フィリピン人船員は外部の人が絶対に行き来することのない航海中でも、必ず居室にカギをかけます。そう、同じ釜の食事を食べて生活を共にする船(たった25人の社会)でもお互いを信用していないようです。また船上で支払われる給与も日本では失礼にあたるほど念入りに1枚1枚チェックします。そんな彼らですが自分の仕事や行動を執拗にチェックされることを嫌います。この自己中心性のため、フィリピン人と自己主張の強い韓国人、そしてプライドの高いインド人とは犬猿の仲のようです。

(解説)フィリピンでは裏切りが日常茶飯事で、十数年間親友の仲であってもある日突然、裏切り行為が行われるそうです。他人を信用しない社会と言うことで私設ガードマンが引っ張りだこ、また信用社会の日本では簡単に作れるクレジットカードも、この国ではなかなか所持できないステータスシンボルです(因みに高給取りのフィリピン人船員ですが期間雇用で収入が不安定のため、クレジットカードを所持できません)。また有名店の新品でさえ付属品などがこっそり劣悪品に交換してあることもザラで、購入前に中味を確認するのはショッピングの日常作業(?)です。そういえばモノの貸し借りもルーズで、いつしか貸したCDが「又貸しの又貸しの又貸し」でなかなか返ってこなかったこともあったなあ〜。もちろん答えは「I don't know〜!」。日本の円借款もアブナイのでは!?。

clear.gif (820 バイト)
life_no05.gif (952 バイト)「ポギ、パソ」。自分たちを美男美女と呼びあうフィリピーノとフィリピーナ−フィリピン人船員は航海中、ヒマがあると船舶無線を占有してよく雑談(ほとんどが給料の話)しています。他船のヒマなフィリピン人を適当に呼び出すのですが、その呼び出しによく使われる言葉が「ポギ、パソ」です。「ポギ、パソ」は直訳すると「男前のヤツ、どうぞ!」という意味だそうで、このうぬぼれ精神も少しは見習いたいものですね。

(解説)フィリピン人は男女を問わず、自分たちのルックスには相当自信を持っています。日本には経済力で負けているけど、少なくとも日本人よりは美男美女であるという意識が強いようです。フィリピン人に「フィリピン人に似ているね」と言われたら、それは褒め言葉かもしれません。

life_no06.gif (960 バイト)意外!?、寒さだけでなく暑さにも弱いデリケートな?フィリピン人−フィリピン人船員が一番嫌がるのが日本の冬、比較的温かい3月でさえ南極へ遠征するかのような防寒着で寒さをしのぎます。ところ変わって場所は酷暑のペルシャ湾。あるタンカーでは日中40度をこえる入港作業中に3人のフィリピン人船員がリタイヤ、少数の日本人船員だけで入港を果たしたそうです。日本人はやっぱり忍耐強いのかなあ。

(解説)年中太陽が照り続き、年間平均気温が25度をこえるフィリピンは「太陽の国」とさえ言われます。そんな熱帯地域に住むフィリピン人が寒さに弱いことは想像できますが、実は暑さにもめっぽう弱いのです。ちょっと暑いともうダメ、虫のように日陰に寄り添います。そして疲れたらすぐ座り込んじゃいます。

clear.gif (820 バイト)
life_no07.gif (932 バイト)下船前(成績考課前)になると気味がわるいほど懇切丁寧になるフィリピン人船員−下船間際、すなわち契約終了前のフィリピン人船員のラストスパートは壮絶です。「エッ!、アイツがあんなことをやってくれるんだ」というほどサービス精神が旺盛になり、人が変わったように愛想がよくなります。というのも下船前には成績考課が行われるからです。この成績考課は次回契約時の重要な参考ポイントになるばかりか、下船後の報酬金の支払い有無に関わりますのでその変貌にも納得できます。ところでこのラストスパート、僅か1週間しか続かないのには苦笑でした...。

(解説)船員だけでなく期間雇用のフィリピン人出稼ぎ労働者は、契約終了時の評価が報酬金の明暗を分けるため、成績考課前にはカメレオンのように態度が変化します。またフィリピン人船員は契約を終了して本国に帰国すると、給料を消費する前に新たな職場(=船会社)を探して奔走しなければならないという、自転車操業的な宿命があります。その際、契約終了時の考課が悪いと前回の職場への復帰は困難で、探し回った挙げ句に慣れない会社(例えば違う船会社の船)に就かざる得ないという手痛いハンディを背負ってしまいます。そのため成績考課前は重要視されており、入港前には他人を蹴散らしながら自分をアピールする下船者が、華麗?なスタンドプレイを披露します(ズッこける人もいますが)。因みに契約終了直前のしたたかさは期間雇用のアメリカでも同じだそうで、契約更新間際には上司への社交辞令が増えるそうです。最近日本では、年功序列制度こそゴマスリ社会といわれて能力制の必要が問われますが、実は日本以上にゴマスリが必要な社会、それが契約社会なのです。

life_no08.gif (954 バイト)フィリピン人船員キテレツ行動“9選”−船の生活で目にしたフィリピン人船員達の痛快行動を紹介します。これから乗船勤務するキミ、フィリピンへ旅行したいあなたは必見!?です。
「動く魔球」−デッキゲームでの出来事。審判が見ていないところでボールが巧みに動きます。こんな不正は序の口か!?、フィリピン闇取引社会の縮図を見たような気がしました。
「ハタ迷惑なエアコン」−エアコンの効きが良くない船での出来事。ある乗組員が日本で中古のエアコンを購入、自室のドアに設置しました。本人は快適ですが通路は灼熱地獄に様変わり...。周囲の乗組員も「いつかは自分も買うぞ!」とお金を貯めています。通路が砂漠化するのも時間の問題、公共性のなさを切実に物語る出来事でした。
「カラオケのど自慢(同じ歌で)」−歌唱力に自信のある(?)フィリピン人船員は、他人が唄った歌を「オレの方がうまいだろ!」とばかりに繰り返し歌います。遠慮を知らないカラオケ大会の第2ラウンドはケンカだったりして。
「消えるボールペン」−ミャンマー人やインドネシア人との混乗船では稀ですが、フィリピン人船ではボールペンなどの文具品がよく紛失します。そして極めつけがフィリピン人船員の下船のタイミングでよく発生する、備品のデジカメや携帯電話などの盗難事件です。契約が終わったらアカの他人となる船。「アトは野となれ山となれ」、このことわざはフィリピン産だったっけ?。
「RPGがダメなフィリピン人」−フィリピンでもプレイステーションは大人気。乗組員の中では熱中する人も多いのですが、RPG(ロールプレイングゲーム)などの思考型ゲームはまったくダメなようです。何十枚も所持している海賊版ソフト(1枚タッタノ100円らしい!)の殆どはレースゲームと殺人アクションゲームばかりでした。
「ハゲタカもどき」−日本人船員の下船が決まるとさあ大変、テレビやラジカセなどの所持品を安価に譲って欲しいとねだられます。そして購入したモノは他の乗組員に高値で転売する始末、先手必勝のハゲタカ作戦が果敢に展開されます。
「よそ行きのトランクス」−船内レクレーションゲームの参加賞としてトランクスを配布したときのこと。トランクスを見たことがない(?)彼らは派手な短パンと勘違いし、ある日トランクス姿で外出しようとしました。あわや猥褻物陳列罪で捕まるところでしたが上陸前に日本人船長が発見したためセーフ。
「放置自転車はご自由にお持ち帰り下さい!?」−駅前の放置自転車を拝借して悠々と帰船したけれど、埠頭の守衛所で門前払い。泣く泣く元の場所に戻しに行ったけれど「どう見てもゴミにしか見えない自転車なのに...」と言って納得いかないみたいです。フィリピンでは一旦手を放れたモノは持ち帰り自由だそうです(ウソです)。
「おはようございました!って何語?」−フィリピン人船員の中にはカタコト日本語を話す人もいます。時には上例のようにバラエティーをみているようなオモシロ日本語も飛び出します。でも彼らから見るニッポン人の英語は「ジャングリッシュ(Japanese + English)」とのこと、笑ってばかりいられません。ところで日本語を熱心に勉強しているフィリピン人はジャンプシップ(停泊中、船に戻ってこなくなること)の可能性が高いとか!?。
sman_cc4.gif (855 バイト)

sman_cc3.gif (857 バイト)

clear.gif (820 バイト)
caution.gif (1139 バイト) どんな国にも優秀な人がいます。ここに描写されている記事は一部フィクションであり、フィリピン人のすべてではありません。偏見を持たないようにしましょう。

警告

“警告”−この表示を無視すると、身体もしくは生命に重大な傷害を招く恐れがあります。また場合によっては死に至ることがあります。

ホーム