
![]() |
||
![]() |
個人主義とはこういうことです |
|
| オーストラリア西岸の中核都市「パース」。パース市内の運転マナーは一見、譲り合いが行き届いたしっとりした印象を受けます。しかし紳士的な運転はいや〜な仕事が待ち受ける出勤時から昼過ぎまでで終わります。帰宅時は終業の合図と共に家族が待つ家庭へ急ぐ者、閉店間近のスーパーマーケットへ我よ我よと押し掛ける人々が操る羊の皮を破った暴走グルマが全速力で車線変更を繰り返したり黄信号でつっこんだりで必死、その変貌に驚かされます。日本のビジネスマンが朝は駅構内を走り回り、夕方は同僚と居酒屋へ寄ってのんびり帰宅するのとは対照的です。これぞ個人主義と言ったところでしょうか。 | ||
![]() |
どこまでも続く荒野「アウトバック」 |
|
| ここオーストラリア・ダンピアでは街を離れると何キロもの区間、ガソリンスタンドも電話ボックスも街灯もない写真のような荒野が続きます。年間降水量が少ないこと、そして大地に鉄鉱石が多く含まれていることから草木が少なく赤茶けています。道中での車両故障は死活問題となるためか、行き交う車はトヨタランドクルーザーやピックアップトラックなど実用一点張りで信頼性の高い日本製オフローダーが目につきます。この日は土曜日ということもありクルーザーを牽引するトラックを多く見かけました。 | ||
![]() |
砂漠の中の田舎町 |
|
| 大平原のオアシスのように位置する人口わずか8,000人足らずの小さな街「KARRATHA」。すべての店は写真のショッピングモール<KARRATHA CITY>に集中し、周辺には教会、病院、ホテル、学校などが各1軒づつあるのみです。土地に余裕があるため銀行やホテルを含めたすべての建物は平屋建てです。 | ||
![]() |
総延長2キロの貨物列車 |
|
| 鉄鉱石を満載した総延長2〜3キロにも及ぶ貨物列車が見渡す限りの大平原を港に向けのんびり横断します。編成の前部と後部、そして中間部分にディーゼル機関車がつながるビッグスケールな列車です。時の流れがゆっくりと感じるこんな風景もオーストラリアの醍醐味と言えましょう。これら鉄の原料となる鉄鉱石は主に日本や韓国へ運ばれます。 | ||
![]() |
草食動物的な国民性 |
|
| 歩行速度がニューヨークと並んで世界で最も速いタイム・イズ・マネーの国<ニッポン>からオーストラリアを訪れると、市民生活が焦燥感を抱くほどゆったりしていることに気付きます。殆どのスーパーは日本では書き入れ時とされる日曜日や祭日が定休日であり、平日でさえ夕方5時には閉店します。またこの国の労働組合は強力なため昼下がりの公園では昼寝をする若手従業員が目に付き、酒場では日中の早い時間からいつの間にか集まった仲間らによる歓談の時が始まっています。このちょっと社会主義的な国民性は狩猟肉食動物が殆ど生息しない平和の大地<オーストラリア>が生んだのかもしれません。ところでこののんびり精神について行けず、シビレを切らして帰国する日本人やアメリカ人ビジネスマンも多いとか。 | ||
![]() |
シーメンズ・クラブの真の目的とは? |
|
| かつて大英帝国時代、英国人航海士の為に数多くの<Sea Men's Club/シーメンズ・クラブ>が世界中につくられました。シーメンズ・クラブには売店のほかビリヤード、カラオケ、酒場、スポーツ施設そして教会などが整っており、その殆どがボランティア団体によって運営されています。ところでシーメンズクラブの真の生い立ちを御存知でしょうか。英国はキリスト教カトリック派から派生した英国国教徒<Anglican>が大多数ですが当時、世界中を旅する英国人航海士の崇拝先が十分でないことから寄港地に英国国教教会がつくられました。そしてこの教会に娯楽施設として併設されたのがシーメンズクラブです。そのため現在でもシーメンズクラブはキリスト教色が極めて強いのが特徴です(教会のほか施設内の書物はキリスト教関係のものが多い)。当時は英国人のみの使用に限定されていましたが、現在は日本人、中国人、インド人など他宗教の船員にも開放されています。宗教の力おそるべし。 | ||
![]() |
これでもタバコを吸いますか |
|
| 「妊娠者が喫煙すると胎児に悪影響を及ぼします」、写真の注意書きはマルボロの化粧箱の表側に堂々と標記されているものです。女性の喫煙率が高いオーストラリアならではの警告ですが、裏側にはさらに「タバコに含まれる有害物質は血液をとおして胎児に影響しますので妊娠者が喫煙した場合、未熟児となる恐れがあります。また妊娠不全に陥る等、深刻な副作用もあります。詳しい情報は電話13-2130まで。オーストラリア厚生省」と書かれています。また側面にはダメ押しか、「タバコ1本には以下のものが含まれています。発ガン性物質および化学物質を含む12mgのタール、麻薬のように常用癖のある1.2mgのニコチン、酸欠を引き起こす恐れのある15mgの一酸化炭素」の表示があります。ここオーストラリアでは喫煙に関して厳しいようで写真のアメリカ製25本入りマルボロは約400円と非常に高価です。この警告文を購入するのに皆さんは400円を払えますか? | ||
![]() |
カンガルー飛び出し注意 |
|
| かなりのスピードで車が流れる国道ではカンガルーによる衝突事故か多いことから、写真のように前部に強力なガードを取り付けた車を多く見かけます。また<カンガルー飛び出し注意>の看板が至る所に掲げられています。 | ||
![]() |
地平線に沈む太陽 |
|
| 雲一つない地平線に太陽が沈むと夜行性のカンガルーが姿をあらわします。空気が澄んでいるため夕日は地平線までくっきりした姿を残していたのが印象的でした。 | ||
北米・南米・東南アジア・東アフリカ・南アフリカ・ヨーロッパ1・ヨーロッパ2・中近東・東アジア・オーストラリア・インド・その他