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ハンブルクの飾り窓 |
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夜のハンブルク、ちょっと路地へ入ると淡いピンクのショーウィンドウにマネキンの列が?。よくよく目を凝らすとホンモノの女体がズラ〜リです!?。セックスに対して寛容な一部のヨーロッパ諸国では売春が合法化されており、左写真のように商品(?)をショーウィンドウにわかりやすく陳列した売春宿が展開しています。手にとってひとつひとつ品定めすることはできませんが、お気に入りの遊女様が見つかれば、ガラス窓をノックして交渉します。そして交渉が成立すれば右写真のように<使用中>の意思表示をして外部とシャットアウト、ふたりだけのひとときを過ごします。本人直接交渉のため、店頭で指名したのに、全然違う妖怪ババアが登場することがないのは良心的かもしれませんね。 |
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いったい、ゴッドはいくつ? |
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| 90パーセント以上のフィリピン人が信仰するキリスト教、ヒンズー教徒が大多数を占めるインド、そしてイスラム教国家であるインドネシアやマレーシア、トルコ。もちろん、国際色豊かな船員社会にも多くの信仰が存在します。写真はハンブルクのシーメンズクラブで発見した、世界各国の宗教に対応した礼拝堂です。そこにはキリスト教の十字架を横目に、イスラム教の聖地であるメッカの方向を向いた簡易モスクが並び、左右のカベには所狭しに仏教とヒンズー教の仏壇が向かい合っており、さらに増設された特設台にはユダヤ教の祭壇が薄笑いを浮かべています。これぞグローバルデザインでしょう!?。残念ながら、日本固有の民俗信仰<神道>はありませんでした。今や滅亡の危機にある日本人外航船員。船員社会の信者の割合によって、その専有面積が異なるように感じられたのは気のせいかな。冷戦後、ますます激化する世界の宗教縄張り争いの縮図を見ているようでした。 | ||
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これが世界の船員資源です |
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写真はオランダ、ロッテルダム港にある船員向け免税店のレジ前に並ぶ、国旗のステッカーです。「オレもひとつ買って行くかぁ〜」と日本の国旗を探すのですが、無い、亡い、ないのだ!。よくよく観察すると、アメリカやイギリス、ドイツなどの著名な国旗もないのです。取り扱っているのはインド、パキスタン、チュニジア、フィリピン、その他小生恥ずかしながら、ここで初対面したような目新しい新興船員国(?)がズラリと並びます。そうです、これらの国の船員さんはこの店のお得意様、すなわち世界の主な船員資源はこれらの国に取って代わったことを示唆しているのです。現在、世界の船会社は一部の職員を除いて、よりコストの安い船員資源を求めて血眼になっており、この店で取り扱っていない国旗の船員さんたちは存亡の危機に立たされています。それにしても、このような実態が免税店で顕在化してしまうとは、ちょっと痛快でした。
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偉大なる風俗街、アムステルダム |
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| アバンギャルドなセックス価値観を持つオランダでは、首都アムステルダム中央駅の徒歩圏に、堂々と風俗街が軒を連ねます。売春宿のショーウィンドウが薄ピンク色なことからか、「Redlight District(レッドライト地区)」と呼ばれており、多数のストリップ劇場、セックスショップ、そしてビデオショップで繁盛しています。さらにはセックス博物館も備わることから、幼少教育にも力を入れているようです(?)。売春窟の各ショーウィンドウにはお客様の多種多様な欲求に対応した商品(超デブ系、黒人系、コスプレ系、SM系など)が陳列されていますが、ウワサによればその40パーセントがゲイと言われ、サディズムとマゾヒズムの2種類のメニューが選択できるとか。土産店にセックスグッズが並び、性転換手術に健康保険が適用できるのもオランダ。アムステルダムの第一印象はまさに「偉大なる風俗街」でした。 | ||
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「君が代」で日本船を迎えるハンブルク市 |
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| ドイツ最大の港「ハンブルク」につながるエルベ川には、往来する世界各国の船を見物できる観光名所があります。その名も「ウェルカムポイント(歓迎広場)」で、はるばる外国から船がやって来ると、館内ではその船の特徴や航路についてガイドされます。また通過船に対しては、船主の国歌とともに、その国の言葉で歓迎放送が拡声器で流されるサービスもあります。私たちが入港したときには、君が代に続いて“日本のみなさん、ようこそいらっしゃいました...”のアナウンスが日本語で流されました。ナショナリズムが比較的強い国民性のドイツですが、他国を必要以上に意識し、重んじる点は第2次世界大戦の盟友、日本に似ているのかも。ところで現在、世界の商船のほとんどは税制上有利な点からパナマやリベリア船籍となり、私たちの船も例外にもれずパナマ船籍でしたが、パナマの国歌ではありませんでした。さすがに船が来るたびにパナマとリベリアの国歌と英語のアナウンスばかりじゃ、お客さんもツマラなくなって観光客が集まらないからねぇ。 | ||
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コーヒーショップ「大麻」 |
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| 身体的依存性が少ないとされるマリファナなど、一部の麻薬が合法化されているオランダ。これらを取り扱うドラッグショップはコーヒー豆に含まれる精神薬<カフェイン>をもじって、コーヒーハウスと呼ばれています。乾燥した葉や穂をタバコとして直接,または抽出物をタバコに混入して吸引するようです。高価なものほど効き目があるそうなので、「オランダ夢幻的快感体験ツアー」に出かけられる方はケチらないようにしましょう。ところで衣服に染みついた人間には感じないマリファナの匂いも、臭覚が鋭い犬にバレてしまうため、ヨーロッパ周遊ツアーなどでオランダ以外へ入国する予定のある人は、他国で麻薬所持の嫌疑を避けるためにも、コーヒーショップに近づかない方が無難でしょう。「喫茶店と間違えちゃった!」では済まないかも。因みにホンモノ(?)の喫茶店は「カフェテリア」と呼んで区別しているようです。 | ||
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賭けるより、ディーラーへ賄賂? |
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| 日本ではお目にかかれないカジノですが、欧米の幾つかの国ではカジノが賭博として認められており、ルーレットやスロットマシンのほかに、ポーカーやブラックジャックなどが楽しめます。勝敗は各コーナーを受け持つディーラー(ゲームの親)の腕次第とも言われており、お客さんを楽しませながら上手にお金を回収する、優れたディーラーを養成する専門学校もあります。なんでも勝率が低いと卒業できないとのこと、カジノでお金を賭けるよりディーラーへこっそり賄賂を忍び込ませる方が億万長者への近道かもしれません(?)。カジノにはギャンブラーを壮行し、かつ敗者を慰めるための簡易バーが備わっているのが一般的ですので、アッという間にボロ負けしても、冷たいビールで炎のような怒りを初期消火することができるので助かります。ところで日本のパチンコ店と違い、カジノ入場のルールは比較的厳しく、ジャージやジーパン、そしてサンダル姿では門前払いとなります。また入口でのセキュリティチェックは空港並みで、住所や紹介者を尋ねられるだけではなく、証明写真を撮られたのにはビックリしました。やはりフーリガンの国イギリス、凄惨なトラブルが多いのかも。 | ||
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持ち運び式トイレ(男性専用) |
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| 外国を散策中、意外に困るのがトイレです。小銭を入れなければ扉が開かないフランスのトイレや、トイレットペーパが見あたらず、うす茶色に濁ったバケツ水を利用しなければならないインドネシアの手動ウォッシュレットなど、異国のトイレには苦労させられます。夜間であればこっそり立ち小便を失敬することもできるのですが、私は以前、オーストラリアの路地裏で立ちションを強行した際にセンサー式防犯ライトが鋭く感知し、煌々とした照明のもとで手が放せない状況に陥ったという苦い経験があることから、やはり立ちションはオススメできません。そこで重宝したのがアムステルダムの街角にたたずむ、写真の移動式トイレです。老若男女が行き交う場所に設置されているうえ、あまりにもオープンなデザインが気になりますが、なるほどこれなら落書きの心配はないし防犯上も有利です。しかし設計が欧州基準のため、身長に自信がない方は、ギャラリーの多い町中でスマートに用を足すためにシークレットブーツの着用が望ましいでしょう。 | ||
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保護色となるラッピングトレイン |
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| 最近日本でも見かけるようになったラッピングバス。しかし日本のそれは一部を除き、「カステラ本舗<丸福堂>」、「バリアフリーマンション<シャトウ西春日部>」、「らくらく教育ローンの<保谷信用金庫>」といったような飾り気のない、ダサ〜イ駄菓子屋風デザインが多く見受けられるような気がします。しかしヨーロッパの車体宣伝は洗練されたスマートさを持っており、美しい街並みに違和感なく溶け込んでいるのが見事です。写真はアムステルダムの市内電車ですが、お洒落なカベのような保護色になっています。日本も垂れ幕のようなデザインは勘弁してもらって、町の保護色となるようなラッピングバスを走らせて欲しいものです。 | ||
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おとぎの国へようこそ! |
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| ドイツやイギリスでは、メルヘンチックな風景に巡り会えることもあります。写真は夕暮れのエルベ川に続く住宅地ですが、まるで童話の世界へ迷い込んだようなムードが印象的でした。またイギリスのある休日には、大小多数のクルーザーやヨットがまるでパレードのように海を埋め尽くしており、白い帆が列するその風景もまた、メルヘンの世界でした。しかし日本人にとってヨーロッパはどこも美しい街並みが続くものと勘違いされがちですが、メルヘンにはほど遠いスラム街が存在するのも事実で、日本では見たこともないようなバラック作りの住居が大都市近郊で見られます。まあ、スラム街も悪魔が登場する非現実世界「おとぎの国」と言えないこともありませんが...。 | ||
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チャリンコ王国、オランダ |
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| 日本で自転車といえば、ひとりに一台は欠かせない生活必需品ですが、外国の街角で自転車を見かけることは思ったより多くありません。東南アジアの市民の足は原付や3輪タクシーが主流で、ヨーロッパやアメリカではバスが近距離輸送を支えます。どうやら自転車と言えばマウンテンバイクに見られるように、あくまでも娯楽品のひとつとしての位置づけが強いようです。しかしドイツやオランダでは環境保護の観点から自転車の使用が推奨されており、市民の足として定着しています。写真のような自転車専用道路や専用信号機、駐輪場が広い範囲で整備されており、歩行者やクルマと上手く共存しているのには驚かされます。さらに電車への自転車持ち込みも多くの路線で許可されており、自転車を伴っての遠距離旅行も一般的です。但しヨーロッパでは自転車ドロボウが多いのも事実で、複雑な解錠機構を持つ重たいチェーンの取扱いが面倒なため、せっかくの自転車天国にも関わらず、「ちょっと停めて散歩でもしようかな」という意欲を損なわせる点が皮肉でした。 | ||
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「東京に原発を!」なんて、古い? |
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| エルベ川の河口から140キロ入り込んだ場所にある、ドイツ第2の都市<ハンブルク>。このドイツ最大の港をめざして、総重量10万トンクラスのヘビー級大型コンテナ船がこの狭い河川を行き交います。そんな川沿いで目にしたのが、ハンブルクからほんの少し川下にある、写真の原子力発電所です。しかもわざわざカーブした場所、それも航行中の船の舵が故障しようモノなら、間違いなく正面衝突するであろうポジションに設置されています。「アブねぇ〜」と思いましたが、船の衝突にも耐えうる堅牢性に自信がある証拠なのかも。「さすが世界屈指の安全性を誇る、ベンツのドイツ」と言いたいところですが、その外観はかなり怪しかったので水先案内人に聞いたところ、この原発は近々廃炉になるとのことでした。日本も出力5000kWぐらいの超弱気な原発を、東京湾横断道路<アクアライン>の川崎人工島あたりに建設して安全性をアピールしては!?。 | ||
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