昭和5年(1930年)、商船学校の練習船として2隻の大型帆船が生まれました。日本丸と海王丸です。以後、船乗りの卵である多くの海の若人を育て上げ、現在に至っています。老朽化のため日本丸は昭和59年(1984年)に、海王丸は平成元年(1989年)に新造されました。
右写真は平成元年(1989年)に新・海王丸にバトンタッチして引退後、富山に保存されている旧・海王丸です。さあ、この「旧・海王丸」の船内と「新・日本丸」および「新・海王丸」の船内生活を見てみましょう。
写真の豪華フェリー<すいせん>の船内を探索してみましょう。この船は関西地方と北海道を時速30ノット(約55キロ)、わずか20時間で結ぶ超高速フェリーです。横揺れを防止するフィンスタビライザーのほか、可変ピッチプロペラをはじめとする最新鋭機器が自慢です。また船内にはシティホテル並みの豪華なスイートルームも用意されており、北海道までのひとときを快適に過ごさせてくれます。さあ船内に入って普段見ることの出来ない乗組員居住区や機関室もこっそり入ってみましょう。
4つのガスタンクが目を引く写真の船はオーストラリアからLNG(液化天然ガス)を日本に運ぶLNG船です。現在LNGは都市ガスだけでなく火力発電所でも広く使われており、比較的クリーンなエネルギーとして注目されています。また原油が8割以上を中東地域に依存するのに対し、LNGはオーストラリアのほかにインドネシア、中東地域、マレーシア、アラスカなど広い範囲から調達出来るためエネルギー資源の安定のために近年輸入が増えています。それでは数々のハイテク装置が自慢のLNG船船内を散歩してみましょう。
自動車専用船、コンテナ船など専用化が進む現在でも旧来からの<雑貨船>はまだまだ健在です。小回りがきくメリットを生かして大型船が入れない港を得意とします。この雑貨船は船齢20年をこえており人間にたとえれば70歳の老婆といったところでしょうか。寄港地は東アフリカ、南アフリカ、インド、東南アジア、韓国、台湾に加えてインド洋に浮かぶ美しい島々です。さあ人間味溢れる船内を船内生活を中心に見てみましょう。なにか面白いモノが発見できるかも知れません。
現在、世界の海上貨物輸送の大部分を担うのがコンテナ船です。コンテナ輸送は電化製品から食料品、原材料、オートバイや自動車、さらには住宅など、様々な貨物に対応しています。写真は造船所の船渠(ドック)で建造中の大型コンテナ船で、完成すれば数千本のコンテナを満載し、日本と欧州を往復約2ヶ月で結ぶ航路に就航します。それでは普段あまり目にすることができない貴重な資料を元に、船がドックで建造され、様々なテストを終えて処女航海に出るまでを見てみましょう。
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