Melrose Place
メルローズプレイス

Melrose Place TOP Grass of the Field's TOP
 

【 Spin Off 】 MP & Beverly Hills, 90210
〜ケリーとジェイクのその後に関する部分のみの日本語スクリプト〜
 
ビバリーヒルズ高校白書の第2シーズン27,28話ジェイク・ハンソンはディランの古い知り合いとして登場。ケリーの母ジャッキーとデビッドの父親メルが結婚式をする際、会場のステージ作りを引き受けた。ケリーはジェイクにアタックをはじめ、最初はケリーを妹のように扱っていたジェイクだが、結婚式当日に再び姿を現しケリーとキスをする・・・
 …この続きがメルローズプレイス第1〜3話で展開する。


 
 

 
 

 
 
 第1話にて

ビバリーヒルズから赤いBMVのオープンカーでジェイクの住むメルローズアベニューにやってきたケリー、ドナ、デビッド。近くのファーストフードショップの脇で車を止める。

デビッド: あの、ケリーちゃん、ここ駐車禁止です
ケリー: じゃぁ二人だけで行ってて!後で迎えに行くから
ドナ: どうしてよ?
ケリー: その・・・ジェイクの家がすぐそこだから見て来る
ドナ: 会う気があったら向こうから電話してくるって!何度もメッセージ入れたじゃん!
ケリー: 何かあったのよ!
デビッド: ケリーちゃんの電話番号忘れたとか!
ケリー: 余計なこと言わないで!
デビッド: だって、ジェイク、ジェイクってもう聞き飽きちゃったんす!
ケリー: 彼に会ったときのこと覚えてる?絶対理由も言わずに消えちゃう人じゃないんだ!
ドナ: ・・・でも評判良くない・・・
ケリー: だとしても人の意見に左右されるなんてまっぴら!あたしの人生よ、OK?!
ドナ: わかった・・・グッドラック
デビッド: 早めに切り上げてくださいよ!

一人メルローズプレイスのアパートにやってきたケリー。プールサイドで日光浴をしていたサンディに挨拶をし、ジェイクの部屋のドアをノックする。
サンディ: ジェイクならいないわよ?
ケリー: ・・・じゃ、ケリーが来たって伝えといてくれます?
サンディ: いいけど・・・ジェイクとはどこで?
ケリー: ママの家で偶然に出会って、意気投合しちゃったわけ
サンディ: それであなた何してる人?ケリーちゃん
ケリー: まだ学生です
サンディ: 大学生?
ケリー: ・・・高校生
サンディ: 高校生!なのにジェイクとお友達・・・いいわ、あなたが来たこと伝えとく
ケリー: ありがとう

その晩、シューターズでウェイトレスをしているサンディは店の隅でビリヤードをしていたジェイクにケリーのことを報告
サンディ: ここにいる女の子にちょっかい出す暇があったらカワイイ高校生のこと心配したら?あなたを訪ねてけなげにアパートまで来たわよ?
ジェイク: なんの話だい?
サンディ: あの子なんて名前だったかしら?キンバリー?ケイティ?
ジェイク: ・・・ケリーだ
サンディ: ああ!それそれ!ひどい人ね、未成年に・・・
ジェイク: 誤解だ!サンディ、俺は何もしてない
サンディ: ねぇ、ジェイク。あなたって頭のいい人だわ、でもこと女のことになると頭が働かなくなるのよ。私の時もそうだったからよーくわかるわ。覚えてる?
ジェイク: 忘れてないぜ
サンディ: 初めてここで出会った時、あなたの口説き文句に私は世界中の幸せをひとり占め・・・でもその1週間後には古着みたいに捨てられて身も心もボロボロにされたわ。いいこと?ジェイク、お互い二度と顔を合わせないでいいならそれもいいかも。でも、何故か私達今お隣りさんなの
ジェイク: 俺、隣人を愛すタイプなんだ
サンディ: よくもそんなことを・・・。でもいいの、平気よ。終わったことだもの。でも今日来た高校生はそうはいかないわ、完全にのぼせてたもの。そのうちあなたつ
かまるわ、そうなったら自分の撒いた種は刈らなくちゃ。せいぜい頑張って!



翌日もケリーがアパートにやって来てジェイクの部屋のドアをノックする。
ジェイク: ・・・ケリー
ケリー: ジェイク!どうして電話をくれないの?留守番電話のメッセージ聞いてくれたんでしょう?
ジェイク: ああ・・・いろいろ仕事が忙しかったんだ
ケリー: ねぇ・・・もう二度と私に会いたくないんなら仕方ないんだけど・・・それだったらちゃんと理由を聞かせてちょうだい!だって・・・3週間前ママの結婚式で私と付き合いたいって言ったのに・・・どうして突然姿を消すわけ?
ジェイク: ケリー・・・別に君と将来を誓ったわけじゃないぜ
ケリー: ・・・自分をごまかすのはやめて
ジェイク: じゃ、どうしろってんだ?俺にビバリーヒルズビーチクラブに入れって?
ケリー: わかんないわ・・・でも、私を避けないで欲しいの・・・。ねぇ、お願いよ・・・

ケリーは声をつまらせ、そのまま帰ろうとする
ジェイク: おい、ケリー!待てよ!
ケリー: もういいから放っといて!
ジェイク: 頼む、落ち着いてくれ
ケリー: どれだけ心配したって思う?!なんか事故でもおきたんじゃないかって・・・。なんで私を無視するの?私の気持ちを知ってながら・・・
ジェイク: 悪かったよ・・・でも俺もどうしていいかわからないんだ
ケリー: ねぇ、もし私のこと恋に憧れるバカな高校生だと思ってるなら正直にそう言って!諦めるから・・・でも少しでも私が好きで、ただ若すぎるって理由だけで私を避けてるんだとしたら・・・私引き下がったりしないわよ、ジェイク。歳なんて関係ないじゃない!
ジェイク: そうじゃない・・・その・・・君のためを思ってだ
ケリー: あなたの気持ちはどうなるの?自分に嘘をついて生きていくの?
ジェイク: ああ、この世を生きていくには自分を騙すことも必要なのさ!
ケリー: わかったわ。じゃ、もう帰る!二度と邪魔しない。
ジェイク: ・・・ケリー!やっぱり俺は嘘をつけない
ケリー: 何が問題なの?・・・私がキレイじゃないから?
ジェイク: 君が美しすぎることが・・・俺を悩ませるんだ。わかった、明日の晩食事しよう。高級レストランじゃないが、俺の行きつけの店で。
ケリー: それ本気ね?私を追い返すための口実じゃないわね?
ジェイク: 違う・・・君も俺も嘘は苦手らしい・・・
そして二人はプールサイドでキスをする・・・



翌日もメルローズアベニューに訪れたケリーとドナ。ファーストフード店で話をする。
ドナ: もう!一体あんな男のどこがいいのよ!?
ケリー: とにかくママには今夜あんたと出かけるって言うから頼むわよ
ドナ: そりゃいいけどさ、どうして嘘なんかつくの?
ケリー: ママに言えば反対されるもん!わかんない?
ドナ: うん、まぁ・・・でも当然じゃない?
ケリー: ジェイクのどこがいけないのよ!
ドナ: あんたに合わないって思う!何故だか・・・そんな予感がするんだもん
ケリー: あら、そっ!でもさ・・・彼には忘れられない何かがあるんだ。彼のあの声・・・手触り・・・私を見る目・・・。ゾクゾクってするようなスリリングな男に出会ったことない?
ドナ: ・・・出会ったことない・・・
ケリー: ・・・彼を好きなの。確かに年上だし・・・でも私を必要としてる。・・・おかしいかな?
ドナ: わかんないよ・・・しゃぁないっか!

その晩、ケリーはジェイクと一緒にバイクでシューターズへ。ジェイクはケリーの肩に手を回し二人は笑い合っている。
ジェイク: 俺の縄張りへようこそ!食い物もまぁまぁ、音楽もまぁまぁ。でもサービスはひどい!
二人が席につくとサンディが注文をとりにきた。
サンディ: 飲み物は何にします?ビールにチョコミルク?
ケリー: ・・・
ジェイク: チョコミルクを二つもらおう
サンディ: ねぇ、一つだけいいかしら?私だって余計なおせっかいはしたくないけど・・・でもこの人は・・・
ジェイク: サンディ、もう注文したぜ
サンディ: ミルクなんてあるわけないでしょ?さっきのは冗談よ
ケリー: ・・・コーラちょうだい
ジェイク: 俺はビールだ
サンディは去っていくが、ふとケリーが入り口を見るとスティーブ、ドナ、デビッドが入ってくるところだった。そのままケリー達の斜め向かいのテーブルに座る3人。
ケリー: もう、信じらんない!
ジェイク: 何故ここがわかったんだ?
ケリー: 私がドナに話したの。ママに彼女とでかけるって言ったから・・・
ジェイク: どうしてママに嘘を!?
ケリー: だって・・・あなたに会ってることがママにばれたら殺されちゃう!
腹を立てたケリーはドナを連れ出す。スティーブとデビッドにサンディが注文を取りに来る。
サンディ: お飲み物なんになさいます?
スティーブ: ああ、ビールもらおうか!
デビッド: 僕もです!
サンディ: ・・・だったら身分証を見せて
ジェイク: ・・・コーラを追加!

ケリーは店の隅にドナを引っ張って行く。
ケリー: 何しに来たの?!
ドナ: 心配だったの・・・
ケリー: 私が!?
ドナ: あんたと彼じゃうまくいきっこないって!少しは頭冷やしたら?
ケリー: あーら、あたしは冷静そのものよ!それに私とジェイクがどうなろうと心配してくれなくて結構!関係ないんだから。
ドナ: 関係なくないね!あんたの為に私はアリバイ工作までしてるんだから!そうでしょう?
一方、スティーブとデビッドはジェイクに話しかける
スティーブ: ケリーと付き合いたければ覚えておいてもらえます?彼女には友達がついてますよ。
デビッド: どこに住んでるかってこともね!
ジェイク: 友達を心配する気持ちはよくわかるがケリーはもう立派な大人だ
サンディ: ジェイク、決めたわ!あなたが高校生と付き合う気なら私も坊や達とつきあっちゃう♪手始めにこの子と・・・あなたキュートね
スティーブ: 俺はスティーブ・サンダース
サンディ: ハーイ、私サンディよ。あなたお家はどこ?
スティーブ: ビバリーヒルズ!!
サンディ: うっそ!ホントなの?ハンサムでリッチ!・・・女の子たちもビバリーヒルズ?
スティーブ: ああ
サンディ: あぁ〜、そういうことなら話は見えてきたわね
ジェイク: ・・・サンディは女優志望なんだ。騙されないようにな
サンディ: うるさいわよ、ジェイク!
スティーブ: お袋も女優なんだよ、サマンサ・サンダース!
サンディ: ・・・じゃ、「ハートリーハウス」のサマンサ・サンダース?!どうしよう・・・お母さんに会わせてくれるならなんでもしちゃうわ!
スティーブ: 電話番号渡しておくよ。良かったら家に遊びに来れば?
そこにケリーとドナが戻ってくる
ジェイク: ケリー!他の店に行こう。じゃ、諸君、ごゆっくり!

ジェイクとケリーはスティーブ達を残し店の外へ出る
ケリー: ジェイク・・・ねぇ、気を悪くしたなら許して!こんなことになるとは思わなかったのよ!
ジェイク: ・・・いいから友達と帰るんだ
ケリー: 帰る?でもどうして?
ジェイク: それが一番だ・・・君と俺じゃ住む世界が違いすぎる。それに面倒なことは嫌いなんだ
ケリー: でもあなた自分の気持ちに正直になるって言ったじゃないの!
ジェイク: 君への気持ちは本当だ、でも今はどうすることもできない!
ケリー: ジェイク、待って!じゃ、私の気持ちはどうなるの?!
ジェイク: いいかいケリー、俺は君より年上だし育った環境も違う。それに君にはわかりっこない問題も抱えているんだ!君の友達たちの言う通りだよ。
ケリー: なぜそう決めつけるの・・・ディランが言ってた通りなのね。あなたはいい人だけど心を開かないって・・・私ならそれをなんとかしてあげられると思ったのに!!
ケリーはそう怒鳴って店の中へ戻り、ジェイクは一人バイクで帰宅


翌日、ケリーはまたジェイクのアパートを訪ねる。
ジェイク: 君か・・・どうしたんだ?
ケリー: ジェイク、ごめんなさい・・・でもあのまま別れちゃうのは私には耐えられなくて・・・中に入っていい?
ジェイク: ・・・ケリー、中に入ったらどういうことになるかわかるだろ?
ケリー: 私はかまわないわ
ジェイク: もっと広い場所で話そう・・・(とプールサイドの方へ)
いいか?俺は君のことだけを考えているわけにはいかないんだ
ケリー: どうして?
ジェイク: 行き当たりばったりじゃなくちゃんとした仕事を探さなきゃならない。だから君とビバリーヒルズで遊んでる暇はない。いつまでもその日暮らしの生活じゃそのうち家賃が払えなくなる・・・もう二度とホームレスになりたくないんでな
ケリー: ・・・わかるわ
ジェイク: わかりっこない!君にはわかるもんか!
ケリー: ・・・それじゃ、また私の前から消えちゃうの?
ジェイク: ・・・きっと電話するよ、ケリー。必ずだ
ケリー: 嘘の約束なんかしないでいいわ・・・
ジェイク: 嘘じゃないよ。まず・・・ちゃんとした仕事を見つけなきゃな。今のような暮らしをしてちゃ永遠に君とは会えないから。
ケリー: OK。よくわかったわ・・・
ジェイク: 本当か?
ケリー: ええ・・・本当よ
ジェイク: 教えてくれよ・・・こんな俺のどこがいいんだ?
ケリー: ・・・もういろんなとこよ。そうでなきゃこんなバカな真似してないわ
ジェイク: いや、君は・・・きっと何かに挑戦したいのさ
ケリー: ・・・じゃ、おやすみ、ジェイク・・・
そしてケリーはそのまま大人しく帰っていくのだった
  
                              第2話へ続く・・・