Melrose Place
メルローズプレイス

Melrose Place TOP Grass of the Field's TOP
 

【 Spin Off 】 MP & Beverly Hills, 90210
〜ケリーとジェイクのその後に関する部分のみの日本語スクリプト〜
 

 

 

 

 
 第3話にて

アパート地下のランドリーでジェイクが洗濯をしているとサンディがやってくる。

サンディ: あら、ジェイク。独り者だから知らなくても無理ないけど・・・色物と白は一緒に洗わないようにね
ジェイク: そうか、知らなかったよ・・・覚えとこう
サンディ: やけに今日は素直じゃない!で、どなたかお客さん?
ジェイク: どうして? ああ、洗濯してるからか・・・
サンディ: そ!シーツを洗うのは泊り客がある時だけ。・・・で、お相手は・・・ヤダ・・・やぼなこと聞いちゃった。なんていう名前だったかしら?あの彼女・・・クロエ?
ジェイク: ケリーさ
サンディ: でも驚いた!あなたが一人の子に真剣になるなんて・・・中身の濃いデート、3,4回はしたの?
ジェイク: ただの友達なんだ・・・もっとも彼女はそう思ってないようだ。けど、友達以上のことを望まれたって俺にはその気はないんだ・・・
サンディ: 彼女にそう言ったの?
ジェイク: いや、まだ・・・言ってない。今夜こそハッキリと言うつもりなんだ。でも気が重いよ・・・素直に聞く子じゃないからな・・・
サンディ: ・・・いつものようにやったら?
ジェイク: 傷つけたくないんだ
サンディ: 生殺しにされるより一気に殺された方がマシよ

一方、ビバリーヒルズでは、デビッド、スティーブがGAPで買い物をしながらケリーの心配をしている
ケリー: お説教だったらたくさんよ!
スティーブ: 俺はお前が失恋して苦しむところを見たくないんだ、ケリー!
デビッド: あの、女って心に傷を負った男に惹かれて自分がその傷を癒してあげようとするんすよね・・・でも結局傷つくのは自分です
ケリー: ねぇ、勘違いしないでよ!ジェイクは今ツイてないだけなの。
スティーブ: ほんじゃ、職安で人を殴ったってのはツイてないからかい?
ケリー: いい?彼には味方が必要なのよ!それが私だわ!
デビッド: でも、ケリーちゃん・・・向こうも同じ気持ちならどうして電話に出ないんです?
ケリー: 悪いけど、あんたは黙っててくんない?
デビッド: 僕は弟ですよ?
ケリー: 義理のね!

デビッド: ・・・でした・・・
スティーブ: ケリー!俺達は心配してるんだぞ?お前のことを・・・
ケリー: わかってる!ありがと。その気持ちは嬉しいわ・・・でも・・・私はもう大人よ



その晩、ケリーはジェイクの部屋でディナーを作るため、ジェイクと一緒にスーパーへ買い物に行く
ケリー: このクッキー、一番好きなんだ!ヘタに外食するよりこの方がいいな
ジェイク: 君をエスコートしていくような店、一軒も知らないんでね
ケリー: あなたの部屋であなたと二人っきりになれる以上の店なんてないわ・・・もうドキドキしちゃって!
二人はそのままレジへ行く
ジェイク: ・・・こりゃなんだ?
ケリー: ラザニアに使うチーズよ!これ性欲をそそるんですって!
ジェイク: ・・・6ドルとは高価い精力剤だ
ケリー: 気にしないで!私が・・・
ジェイク: いや、おれが支払う
ケリー: ごめんなさい・・・ただ、その・・・今は大変な時かなって思ったもんだから・・・
レジ係: 44ドル20セントですけど?
ジェイクは財布を出し中身を見るのだが40ドルしか入っておらず、お金が足りなくてため息をつく
ケリー: あの・・・このクッキー、太るからやめる
レジ係: 40ドルです

アパートに帰り、ジェイクは料理を始めるが、ケリーはジェイクに抱きつきキスをしようとする
ジェイク: ケリー、君はさっきから何を手伝ってるんだい?
ケリー: んーと・・・食欲増進のお手伝い・・・
ジェイク: サラダは好物なんだ
ケリー: だったらデザート用に・・・
ケリーはジェイクに抱きついてキスをし、玉ねぎを切っていたジェイクが涙目になっているのを見てジェイクの目にキスをする。そんなケリーをジェイクは止める
ジェイク: ケリー・・・
ケリー: ねぇ、どうしていやなの?
ジェイク: いやってわけじゃないが・・・中途半端はごめんなんだ
ケリー: だったらサラダは無しにしない?私が欲しいのは・・・あなたなの・・・。ねぇあなたも・・・私が欲しいから呼んだんでしょう?
ジェイク: ケリー、君とそういうことになる前に話したいことがある
ケリー: ええ、いいわよ・・・
ケリーはそのままおかまいなしにジェイクにキスを続ける。するとジェイクの部屋の電話が鳴り始めた
ジェイク: 電話が鳴ってる
ケリー: ねぇ、知ってる?留守番電話が作られたのはこんな時のためによ・・・
しかし、ジェイクはケリーから離れ電話に出る。
ジェイク(電話): ああ、俺だが・・・どうしたんだい?大丈夫なのか?・・・ああ、仕方ないさ、そういうことなら・・・だがあんまり遅くならないでくれよ・・・
少し怪訝そうな顔になりながらも微笑んでジェイクを待つケリー・・・

しばらく後、ケリーはムードのある音楽をかけて急に部屋の電気を消し、ソファに座る

ジェイク: 電球切れちまったのか?
ケリー: 明るすぎるから消したの。この方がステキでしょ?
しかしジェイクは電気をつけ、音楽もとめてしまった
ジェイク: 頼むからこんな曲勘弁してくれよ
ケリー: 彼の歌好きなんだもん。聞いてると素直な気持ちになる・・・来て。
ケリーに言われるまま、ジェイクはケリーの隣りに座り、ケリーはすぐさまキスを始める
ジェイク: ケリー、頼むからわかってくれないか?俺達は違いすぎる・・・
ケリー: ジェイク、私はあなたが思ってるより大人よ・・・。一人ぼっちの寂しさもわかるし、世間の冷たさも知ってる・・・。自分の気持ちを正直に言うのも大変だってわかるわ・・・でも、だから・・・私が来たんじゃない!だから呼んでくれたんでしょう?わかってないのはあなたの方よ・・・私の気持ちを・・・
そう言ってケリーはまたジェイクにキスをするが、その時ドアがノックされジェイクは立ち上がってしまう。すると、マーゴットというケリーの知らない女性が部屋に入ってきた
マーゴット: 遅くなってごめんね!道が混んでて大変だったのよ!・・・この子誰?友達なの?
ジェイク: ああ・・・紹介しよう、ケリーだ・・・彼女はマーゴット
マーゴット: このアパートの人?
ジェイク: いや、違う・・・軽く食事をしに・・・
マーゴット: ねぇ、待ってよ!デートの約束をしたじゃないの!私とさ!
ジェイク: あぁ・・・だったっけか・・・。うっかりしちまってた・・・
マーゴット: あんたってほんと最低の人ね!声をかけりゃ女は皆自分のものになるとでも思ってるの?冗談じゃないわよ!・・・もうごめんだわ!
ジェイク: マーゴット、いや、ほんと悪かったよ!怒るなって!謝るからさ
マーゴット: 男でしょ?みっともないわよ・・・バーイ、ろくでなしさん!
ケリーは何も言えず、ジェイクはマーゴットを追いかけて部屋を出て行ってしまった。
ジェイクが部屋から出るとマーゴットは笑顔で立っている。
マーゴット: ねぇ、あの子信じたかな?
ジェイク: ああ、完璧さ。お陰で俺は世界一の女ったらしだぜ
マーゴット: でもこれがあなたの望みでしょう?彼女のために・・・
ジェイク: ああ、そうだ・・・これでいい
マーゴット: ・・・後悔はしてないの?
ジェイク: サンキュー、マーゴット。借りだな・・・
マーゴット: あら、いいのよ

ジェイクが部屋に戻るとケリーが険しい顔で腕組みをして立っていた
ケリー: 何故彼女を呼んだの!?
ジェイク: 言ったろ?うっかり忘れてたんだ・・・
ケリー: うっかり忘れたって・・・私はその程度の相手?
ジェイク: ああ・・・やっとわかったか。それが俺なんだ
ケリー: ねぇ・・・どうしてこんなひどいことするの?
ジェイク: なんとも思っちゃいないからさ・・・女なんて
ケリー: わかったわ・・・だから帰れってわけ?私はあなたのことを・・・愛してたのに・・・
ケリーは泣きながら部屋を出て行ってしまった。一人残ったジェイクはため息をつく・・・


ジェイクはしばらくしてシューターズへ。そこでビリヤードをしていたサンディに会う

サンディ: まぁ!プレイボーイのご登場!それで、うまくいったの?今夜のパーティは・・・
ジェイク: ・・・まあまあだ・・・とりあえずは。あの子のハートをボロボロに傷つけてやったよ
サンディ: それはそれは!でも大丈夫!彼女若いんだから立ち直るわ・・・
ジェイク: かもな。でも俺は喉を切り裂かれた思いだ
サンディ: よく言うわ!そんなの慣れっこの癖に。私の時だってすぐにケロッとしてたじゃない?・・・これで良かったのよ?ジェイク・・・。今なら彼女の傷もそんなに深くないはずだもの・・・
ジェイク: ああ、そうとも。聖人君子なんだぜ?俺は
サンディ: フフッ。・・・ねぇ・・・あなたも私も・・・いつだって問題を起こしてばかり。自分勝手な理由で散々人に迷惑をかけてきたわ。だからたまには・・・人の気持ちを思いやってあげるのも罪滅ぼしかもね・・・
ジェイク: ケリーは特別な子だった・・・。俺に自信を持たせてくれた・・・
サンディ: ・・・そうだったの・・・ってことは、あなたにもまだ人間らしい心が残ってたってわけなんだ・・・。ねぇ、私達って二人ともきっと・・・遅咲きなのよね・・・