#17 初めての甘いキス “First Kiss”
今日はバレンタインデー!
ハーヴィーに渡す大きいバレンタインカードに何を書けばいいか迷うサブリナだが、ヒルダとセーレムは呑気に郵便配達の人がゼルダに贈ったチョコレートを食べている。たくさんのチョコレートから、中のクリームがキャラメル味のものを探すヒルダだが、ゼルダが魔法でキャラメル味のものだけ浮きあがらせた。ヒルダは「やぁね、人がせっかく楽しんでるのに」とボソッ。
サブリナは学校のロッカー前でハーヴィーと会い、「1,2,3!」と背中に隠し持っていたバレンタインカードをお互い交換する。
けれど、サブリナの豪華に飾り付けをした大きなカードに比べて、ハーヴィーからのカードは赤い小さなハート形。ハーヴィーは「俺のも最初は君のくらいデカかったのにキレイな形にしようとしたらどんどん小さくなっちゃって・・・」と申し訳無さそうに言うのだが、サブリナは「キレイよ、左右対称だし」と元気付ける。それを聞いたハーヴィーは笑顔で「だろう?俺左右対称って好きなんだ。その方がなんでもキレイに見えるし。君の顔もそう・・・左右対象だよ」とキスしようとする。
いいムードだった二人だが、そこに授業開始のベルが!「大変!行かなくちゃ!」とキスはおあずけに。
学校が終わり、ハーヴィーがサブリナを家まで送り届けたのだがハーヴィーは「ついでにリビングまで送るよ」と中に入りゆっくりすることに。ヒルダとゼルダは美術館に出かけていた為、サブリナはキッチンに入りセーレムに「猫らしくしててよ!」と命令するのだが、セーレムは猫らしくする代わりにリビングで二人っきりのサブリナとハーヴィーを覗きはじめた。
最初は二人で本を読んでいたのだが、突然バチッ!と火花が!散り、セーレムが「ヤベェ〜」とつぶやく。そして、ハーヴィーが突然「この本もうやめようよ。キスしない?」と言い出し、サブリナも笑顔で「OK!」と二人が近づいていくのだが・・・もう少しのところでセーレムが猫のふりをして「ニャ〜!」と割って入ってきた。
驚くハーヴィーに、サブリナは「エサやって来る!」とあわててセーレムをキッチンに連れ出す。
セーレムが言うには、さっきの火花は魔界からの「警告」。「キスしたら大変な事になる!」と忠告するセーレムに、サブリナは怒って「とりあえずキスはやめとくけど、ウソだったら保健所行きよ!」と言ってハーヴィーのところへ戻る。
そして、「猫が急病で手術する」とウソをつき、「じゃ、明日映画でも・・・」と言うハーヴィーを帰らせてしまった。そして、残ったサブリナは「最低!」と機嫌が悪くなる。
ゼルダとヒルダが美術館から戻り、サブリナは「何でハーヴィーにキスしちゃいけないの?」と尋ねる。
ゼルダが言うには「魔女がファーストキスを人間にするなら、人間は蛙になっちゃう」ということ。「まるでおとぎ話じゃない!」と文句を言うサブリナに、ヒルダは「おとぎ話が真似したのよ!」と反論する。
サブリナは「もうサイアク!魔女なんてヤダ!」と拗ねて部屋に閉じこもってしまった。
その晩、サブリナが部屋の電気を消して意気消沈していると、ヒルダとゼルダが電気をつけ、入ってきた。二人が魔女のハンドブックで調べたところ、サブリナは人間と魔法使いのハーフのため、ハーヴィーが蛙になる確率は五分五分だというのだ。希望がある!とわかったサブリナは「表なら蛙、裏なら人間のまま」とコイン占いで確率をはかることに。
そのままサブリナは100回もコイン投げをするのだが、結果は表50回、裏50回とやっぱり五分五分・・・
翌日、まだコイン占いをしているサブリナだったが、玄関のベルが鳴り、ハーヴィーが訪ねて来た。部屋着のままだったサブリナはあわてて魔法でキレイなワンピース姿に変身!(ハーヴィーに「化粧まで!」と言われてしまう)
ドアを開けてハーヴィーを出迎えるのだが、ハーヴィーは「昨日映画に行こうって言ったよね?」と誘ってきた。すっかり忘れていたサブリナはあわててゼルダのところに行き、「どうしよう?」とあせる。暗くなる映画館はキスしてしまう可能性大!
ゼルダは「友達同士として映画に行くならいいじゃない」と言い、確率もどう考えても五分五分と改めて忠告する。
映画に行ったサブリナはコイン占いばっかりしている。ハーヴィーは何度か「君、今夜すっごくカワイイよ」とキスしようとするのだが、サブリナはあの手この手でそれをそらす。
そして、車で家まで送ってもらったところで、とうとうハーヴィーに「何かあったの?いつもと違うから」と言われてしまう。ハーヴィーは続けて「俺の考え過ぎかもしれないけど、昨日は君のほうも・・・キスしたがってたのに、今日はなんかイヤがってない?」と続ける。サブリナは答えにつまるのだが、「君がそうしたいなら、友達でいよう」と寂しそうに笑うハーヴィーを見ていられなくなり、思わず自分からキス!
唇を離しても人間のままのハーヴィーに、サブリナは「変わらないのね!」と喜ぶのだが、ハーヴィーは「何言ってんの!変わるわけな・・・・」と言いながらどんどん縮んでいってしまい、運転席には大きいガマガエルが!
サブリナは「どうしよう!私のせいだわ!」と大ショック。
そして、サブリナは手に蛙になったハーヴィーを乗せ、「大変!大変!!ハーヴィーを蛙に変えちゃった!」と家に駆けこんだ。リビングにいたゼルダは「友達でいろって言ったじゃない!」ととりあえず霧吹きで蛙に水分を与えながらサブリナを落ちつかせようとする。ヴァイオリンの練習をしていたヒルダも駆けより、「まだ望みはあるわ。魔界の“愛のテスト”を受けるの。真実の愛かどうかを試すテストで、それに受かればハーヴィーは人間に戻れる!」と教える。けれど、もしテストに落ちればサブリナも蛙になってしまう・・・サブリナは「ハーヴィーはカワイイし好きだけど、真実の愛ってどういうのかわからない!」と不安がるが、ゼルダとヒルダに励まされテストを受ける事に!
そして3人は蛙のハーヴィーを連れてさっそく魔界恋愛研究所へ。バレンタインデーだけ一般開放されるというその部屋はピンクと赤を基調としたロマンチックな部屋。入り口に到着したサブリナ、ゼルダ、ヒルダはバラの花のアーチをくぐるのだが、すると3人の衣装はそのまま赤やピンク色に!そして、真っ赤なガウンを羽織ったドレルがテストをすることになった。
ドレルは「テストは3つに分かれ、だんだん過酷なものになっていく。身体のどこを失おうと議会は一切責任を負わないから確認書にサインをして」と言い、サブリナは不安そうにサインをする。
そして、ドレルに案内されサブリナは第1の扉に入っていく。
第1の扉をくぐると、そこは「The TRUE LOVE GAME SHOW」と題したステージになっており、司会者に案内され、服装や髪型も変わったサブリナはクイズの質問者に。そして、解答席には服装と髪型の違う三人のハーヴィーが!
「あなたは自分の恋人をどこまで知っているか」とあらかじめ用意された質問のカードを司会者に渡されたサブリナはさっそく「私が搭に幽閉されたお姫様だったら、あな
たはどうやって助ける?」と1番と2番のハーヴィーに質問。すると、2番のハーヴィーは「俺は君のことを思うと心に羽が生えるから、飛んでって君をさらってくよ」とキザな答え、一方1番は「搭を爆破する」と気弱に告げる。そして、最後の質問では全員に「あなたの好きな三角形は?」と一見意味のなさそうな質問。
三人の答えは1番が「鋭角・・・」2番が「不等辺だね!断然不等辺!」、そして3番が「正三角形。左右対称だから。」
サブリナは「あの人よ!!ホンモノのハーヴィーは3番!」と飛びあがり、第1のテストは合格!
研究所に戻ったサブリナは大喜びでヒルダとゼルダに合格を告げる。
そして、ドレルは「今のは友情のテストだ。友情無くして真実の愛は存在しない。第2の扉へ」と次の部屋を指差す。
さっそく第2の扉の中に入って行ったサブリナだが、実は今日はドレルとヒルダの記念日(32回目の別れから今日で94年!)。気をきかせたゼルダはヒルダとドレルを二人っきりにする。
一方、第2の扉の中はリゾート地のプールサイド。しばらくは水着に着替えてサングラスをかけ、デッキチェアーに座っていたサブリナだが、なんの変化も無い。すると、プールから体格のいいハンサムな男性ザックがあがってきた。隣りのデッキチェアに座り、サブリナを褒めるザックは、魔法でケーキを出し、サブリナに「かわいいよ」とケーキを食べさせようとする。しかし、サブリナはそれがハーヴィーを忘れさせる作戦と気付いて拒否。ピンポ〜ンとどこかで音がして、サブリナは第2ステージも合格!
喜んで研究所に報告に戻るサブリナ、まわりでは拍手の効果音も!そして、ドレルが「今のは誠実度をはかるテストだ」と言い、「次のテストは非常に危険だからコレを読んで」と『カエルとしての生き方』という本を手渡し、サブリナはゼルダと一緒に本を読み始めた。その間、ヒルダはドレルに「私達の愛の炎はまだ燃えてる?」と意味深な言葉。ドレルは喜んでハート形のケースに密封した“愛の炎”を見せる。すると、その中にはロウソクが立っており、火が灯っている。ヒルダは「何世紀もたつのに・・・」と喜んですっかりその気。「これがホンモノの恋の始まりかもしれない!あなた一筋よ」と愛のテストを受けに行くのだった。
とりあえず、第1のテストを受けるヒルダ。
しかし、解答者の3人のドレルに「調味料になるとしたら何になる?」と聞いたところ、2番のドレルが「マスタードになって君を刺激するよ」とキザったらしく答える。喜んだヒルダは「あれよ!2番がホンモノのドレル!」と叫ぶが、結果は不正解。
研究所に戻り、「ゴメン!」と“愛の炎”のロウソクを吹き消すのだった。
そして、サブリナは『カエルとしての生き方』の本を読み終わり、「私失敗したらアマガエルになる!」と宣言しつつも自信満々で第3のテストを受けに行った。
ドアから入ると中は真っ暗。しかし、「ハーヴィー!」と声をかけると遠くでハーヴィーの声がする。そしてサブリナは部屋の電気のスイッチを探し当てて点けるのだが、明るくなってみるとハーヴィーは火の海に架かった吊り橋の向こうにいた!
「愛を試してるんだよ!俺のほうに来て!」と崩れかかった橋を渡り始めるのだが、熱いうえに途中で橋が崩れてしまう!しかし、サブリナは決死の覚悟で橋からダイビング!ハーヴィーのところになんとか辿りつき二人は抱き合おうとするのだが・・・
ハーヴィーはいきなり消えてしまった!サブリナ「何よ?ホログラムの為にがんばったわけ?」
サブリナは大喜びでゼルダの待つ研究所に戻る。「私とハーヴィーは真実の愛で結ばれたって証明された!」と叫ぶサブリナだが、ドレルはぶっきらぼうに“カエルのハーヴィー”を渡し、「わかったから、帰れ!」と言った。
まだ蛙の姿のままのハーヴィーを見て文句を言うサブリナだが、ゼルダは「ハーヴィーとキスした場所に戻ってもう一度キスしたらすぐにもとに戻るわよ」と教える。
そして、帰ろうとするサブリナとゼルダだが、ヒルダがいない・・・ヒルダは第2の扉の中でザックの膝の上でケーキを食べていたのだった!
ハーヴィーにキスをした車の中に戻ったサブリナは、イヤイヤながらガマガエルのハーヴィーの口にキスをして運転席に置く。すると、蛙はみるみるうちにハーヴィーの人間の姿に戻り、サブリナはもう一度キス。
唇を離したサブリナは「大成功!良かった!」と笑うのだが、蛙だった記憶が無いハーヴィーは「だろう?俺、キスには自信があるんだ」とこちらも笑顔。そして、サブリナは「もう一度キスしない?今のは実感なかったから」と言い、二人はまた熱〜いキスをするのだった・・・。
そんな二人を窓から見つめるゼルダとセーレム。セーレムは「合格して良かったよ。よくあんな危ない橋渡らせたなぁ」と言うが、ゼルダは「真実の愛だってわかってたもの。あの年頃はいつだって真剣よ。・・・あの子の恋をもっと特別にしたかったの」と優しく言うのだった。
[ 出演 ]
サブリナ ゼルダ ヒルダ セーレム ハーヴィー ドレル 司会者(稲葉実) ザック(高木渉)