#20 パパの恋人 “Meeting Dad’s Girlfriend”
サブリナはキッチンでスパゲティソースの瓶の蓋を開けようと奮闘中。ヒルダが代わりに開けようとしても全然ビクともしない。そこでゼルダが「コツがあるのよ」と瓶をひっくりかえし軽く叩き「ホ〜ラ、こうすれば・・・」と開けようとした・・・がやっぱり開かない。諦めて「魔法を使ったら?」と提案されたサブリナはさっそく瓶に魔法をかけるのだが・・・それでも瓶は開かなかった!
サブリナは怒って諦めてしまい、ゼルダは「確かに魔法は持ってると便利だけど、こういう時は家に男がいたほうがいいわね・・・」と言う。
サブリナは部屋で学校に行く準備をしながら、魔法の本の中にいる父親テッドと話をしていた。「週末は会いに行くけど何かしたいことは?」と尋ねるパパにサブリナはアイスショーに行こうと誘う。そして、ハーヴィーを誘ってもいい?と聞くサブリナに快くOK(でも少し力入りすぎ)。サブリナは本の中のパパにキスをして部屋を出て行く。
キッチンに降りたサブリナは、ヒルダとゼルダもアイスショーに誘うが断られてしまう。しかし、サブリナが「ハーヴィーも誘う」と言うと・・・「そっちのショーなら見たい」と言われてしまう。
学校に着いたサブリナはさっそくハーヴィーをアイスショーに誘う。ハーヴィーはテッドも来る事を聞いて「緊張してかゆくなってきた・・・」と声をうわずらせる。
家に帰ったサブリナだが、ヒルダはまだスパゲティソースと格闘している。しつこく魔法をかけるが開かない瓶の蓋にヒルダもキレ気味、ヒルダをあやすゼルダだが、そこに二人の兄でありサブリナのパパであるテッドが現れた。テッドはサブリナに「その場で現像できるマジックカメラ」をお土産に手渡し、サブリナはさっそくパパとヒルダ・ゼルダを試し撮り。するとフラッシュが大袈裟に光り、写真を撮られた3人の顔もキラキラ光る効果が・・・
テッドが最初に押しつけられたのはスパゲティソースの瓶の蓋を開けること。少し手強いものの、見事蓋を開けたテッドだが、ヒルダは「スパゲティにはケチがついたからディナーは別のものを」と言い出す。
そこで、テッドはダイニングテーブルの前に立ち、「ぼくがおごろう!」と魔法で豪華な中国料理を。料理の出現と同時に4人ともが中国風の衣装に早変わり、喋る言葉まで中国語になってしまった!4人は和気あいあいと食事を済ませ、テッドの提案で皆でアイスを食べに行くことにする。
そこで、サブリナはセーレムにアイスをお土産にいるかどうかを聞きに2階に上がるのだが、部屋のどこかからゴトゴトと物音がする。その音はベッドの上に置いてある、テッドが出てきた魔法の本の中から・・・サブリナが本を開くのと、若いスーツ姿の女性の絵が「こんにちは、サブリナでしょう?」と話しかけてきた。彼女はテッドの知り合いでゲイルと名乗り、サブリナは魔法の本ごと持って1階に降りる。本を受け取ったテッドはいそいそとソファに座り、ゲイルに優しく話しかけた。魔界で弁護士をしているらしいゲイルは「今日の法廷が延期になったからそっちに行きたいんだけど」と言い出し、テッドは「ちょっと聞いてみる」と一旦本を閉じた。ヒルダとゼルダは興味津々でゲイルの事を質問、そしてテッドはゲイルは友達以上の関係・・・もう1年近く付き合っている彼女であると告白する。それを聞いたサブリナは「ママはこのこと知ってるの?!」と少し不満気な表情になるが、しぶしぶ「会ってもいいけどね」と呟いた。
その言葉に安心したテッドはさっそくゲイルを呼び出し、ゲイルは本の中から飛び出してくる。そして「ずっと皆に会ってみたかった」と愛想のいいゲイルも、一緒に5人でアイスを食べに行くことに。
お店に着いた5人。上機嫌のテッドと対照的に気の晴れないサブリナだが、ヒルダとゼルダはゲイルに質問責め。二人の馴れ初めを聞かれてゲイルは「献血の時に出会って・・・私は滅多に無いEマイナス型なんだけど、彼もそうだったの。だから私は彼に『あなた私のタイプよ』ってひっかけて声をかけたの」と嬉しそうに説明した。しかし、サブリナはゲイルの話の腰を折ったり、「ちょっとアイスをちょうだい」と話しかけるゲイルに「チョコパフェって地層みたいよね、ママが考古学者だから自然とそう思っちゃう」と言いながら拒否して雰囲気を悪くしてしまう。
家に戻ったヒルダは「ジェスチャー・ゲームでもしない?」と他の4人を誘うのだが、サブリナだけが「宿題をするから」と部屋に閉じこもってしまった。ゼルダは「かなりショックだったのね・・・」と呟き、テッドはサブリナと話し合おうと追いかけた。
サブリナの部屋に入ったテッドは「ゲイルを嫌ってるの?」と聞くが、サブリナはママとやり直して欲しいと頼む。しかし、それは不可能だと優しく諭され、サブリナは気を取り直してテッドと一緒にリビングに戻ることにした。
リビングではゲイルがヒルダとゼルダとすっかり馴染んで談笑しており、サブリナも「あなたのこともっと知りたい」と好意的に話しかける。しかし、サブリナがゲイルに「パパと結婚も考えてる?」と聞くと、ゲイルの「ええ!」という答えと同時にテッドの口からは「まさか!」という返事。ゲイルも自分と同様結婚の意思はないと思っていたテッドは驚いて問い返すが、ゲイルは「約束はしてないけど結婚するものだとばかり思ってた」と怒り出す。そして、とまどうテッドを置いて「自分を見つめ直す」と魔法の本の中に戻っていってしまった・・・すぐに本の中に飛び込んで追いかけるテッドだが・・・「一人になりたい」とそのままはじき返されてしまった。サブリナは本を閉じ、ちょっと嬉しそう!
翌朝、サブリナがキッチンに降りると机もカウンターも蓋の開けられた瓶だらけ。昨晩眠れなかったテッドが暇つぶしに手当たり次第瓶の蓋を開けてしまったらしい。アイスショーに行くはずのサブリナは先が思いやられるが、そこに玄関のベルが!
サブリナがドアを開けると、髪を七三分けにしてポマードで固めたスーツ姿のハーヴィーが!!「印象を良くしようと思って」とぎこちないハーヴィーだったが、サブリナは「就職活動みたい」と言い、玄関口に現れたテッドも対照的にくだけた格好。サブリナは「カメラとってくる」と席をはずし、取り残された男二人は言葉が出てこない・・・
アイスショーの前にゲームセンターに行った3人だが、楽しむサブリナとハーヴィーをよそにテッドは時たま浮かない顔したり上の空だったり。そしてアイスショーの観客席に座ったハーヴィーは、テッドが飲み物を買いに行っている時「お父さん、楽しくないみたいだね」とサブリナに切り出した。しかしサブリナはあまり気にしておらず、ハーヴィーも「『男同士の話をしよう』とか言わないからいいけど」と
笑顔を見せる。しかし、テッドが戻ってきてサブリナが席をはずすなり、テッドはハーヴィーに「腹を割って話さないか?男同士!」と言い出した!
テッド「聞きたい事があるんだ。ある女性を愛したら結婚するべきかな?」
ハーヴィー「でも、それは・・・」
テッド「しない理由は山ほどあるが、すべき理由があるんだろうか?心の準備はいつできるんだ?それとも思い立ったら即踏み切るべきなのか!?」
ハーヴィー「俺まだ16なんですけど〜〜!!!」
帰宅したサブリナとテッドだが、「楽しかった!」と言うサブリナをよそにテッドは「一人トランプをしたい気分」と言い出した。サブリナはヒルダとゼルダを自分の部屋に呼び出し、テッドが元気が無かったことを相談するが、その原因はずばりゲイルであることを指摘され渋々認める。そして「みじめなパパなんか見たくない」とゲイルに会いに魔法の本の中に飛び込んでいった。
本の中の魔界に到着したサブリナはワープホースから降りてきた“魔界の索引係”のジェームズにゲイルのことを尋ねる。しかし、ゲイルが弁護士であるということ以外、彼女の事は名字さえ知らない・・・ジェームズに「もっと情報を!」と言われ、サブリナはなんとかゲイルの血液型がEマイナスである事を思い出し、彼女が本の857ページにいることを突き止めてワープホースから飛んで行くのだった。
サブリナはゲイルを見つけ出したが、ゲイルは仕事中でしかも冷たい態度。「パパとつきあうの止めないで!」と頼むサブリナは、ゲイルに「パパは最高よ!今は離婚のショックが尾を引いてるの、永遠の愛を誓い合ったのに、たった12年じゃ・・・ガッカリでしょ?・・・私は二人を応援する。最初は違ったけど」と説得。ゲイルも心を動かされる。
サブリナはそのままゲイルを自分の家のリビングで一人トランプをしているテッドのところまで連れて行った。「あとはごゆっくり」と部屋を出て行くサブリナ・・・残った二人は固く抱き合うのだった。
サブリナは「もう安心」とヒルダとゼルダに報告するが、ママの方も心配・・・と言い出す。電話で話すより直接どうしているか知りたいというサブリナに、ヒルダは“マジックルーペ”を手渡した。地球上にいる人なら誰でも写し出せるルーペで、見たい人がいるあたりの地図にかざせばズームアップして見えてくるのだ。サブリナはさっそく部屋に戻ってママを「覗き見」。すると、南アメリカの奥地で若い男性と二人で遺跡を発掘している姿が見えてきた。
サブリナは傍にいたセーレムに「心配する必要はないみたい。楽しそうに仕事してて、仕事仲間もカッコイイし!皆前に進んでるってことよね・・・」
そして、サブリナはリビングに戻り、ヒルダと組んでゼルダ、ゲイル、テッドとジェスチャー・ゲームを楽しむのだった。