#6  ラブラブ即席マン “Dream Date”

サブリナの家にハーヴィーから「話がある」と電話がかかってきた。喜んだサブリナは、好奇心でいっぱいのゼルダやセーレムを部屋から追い出し、期待して話し始める。しかし、ハーヴィーの「話」は“明日の化学のテストに「光合成」がでるかどうか”。がっかりして電話を切るサブリナだが、電話の傍の肖像画であるルイーザが「大丈夫よ!いつかはデートに誘ってくれるわ!」と励ます。サブリナは「聞いてたの!?この家は壁に目も耳も口もあるんだから!」と憤慨。


今夜は学校のダンス・パーティだが、一緒にダンスに行くお相手のいないサブリナとジェニー。ランチ中、ジェニーは一人で行くと宣言するのだが、サブリナはハーヴィーを誘いたがっていた。ジュリーの「じゃ、もしハーヴィーに誘われたら?」という質問にサブリナは「当然その場で即OK!」。ジェニーはカフェテリアに入ってきたハーヴィーを早速呼びこんでお膳立てをして去ってしまった。ハーヴィーと二人になったサブリナは「ダンスにでる?」とさりげなく聞くのだが、彼の答えは「多分行かない」。
すると、リビーが話に割って入ってきた。強引に「明日のダンス一緒に行こう!」と誘うリビーにあっさり「いいよ」と言ってしまうハーヴィー。ご機嫌でリビーが去っていくと、サブリナは「どういうこと?」と問いただした。ハーヴィーは「俺、断れないタチなんだよ・・・NOと言える練習しなきゃ・・・NO!」・・・不満顔のサブリナ。

家に帰ったサブリナは「ハーヴィーと一緒にダンスに行きたい」と愛の呪文がないかを魔法の本で調べ始める。ヒルダとゼルダに協力を請うサブリナだが、「本当に好きなら告白しなきゃ。愛だけは魔法ではどうにもできないの。とても神聖なものだし、予測不可能だから」とたしなめられてしまう。ヒルダは相手がなびかないなら指輪に閉じ込めちゃえば?と、自分の指輪の中の男性を自慢げに見せつけるのだが、サブリナはハーヴィーを指輪になんか閉じ込めたくないとごねる。
すっかりいじけてしまったサブリナを心配した二人は「誰か良い男を紹介してハーヴィーを忘れさせよう」と思いついた。

理想の男性を「男のモト」で作ろうとキッチンに駆け込んだヒルダとゼルダは、さっそく魔法の棚を開ける。パンをこねて等身大の人間の形を作り上げた二人は、次に「男のモト」を調合し始める。作り上げる男性は、「ダンスが上手なミュージシャン。怖いもの知らずで、超元気」。そのエッセンスをパンに塗りつけて、あとはシーツをかぶせて出来あがるのを待つだけ!
そこに、サブリナが「何を作ってるの?」とキッチンに現れる。二人は賞味期限4時間の理想の恋人を作ったと自慢げに言うのだが、サブリナは「なんで私がイースト菌と踊らなきゃいけないのよ!もうダンスにはいかないって決めたの!」と憤慨。
しかしその時、シーツがいきなり膨れ上がりパンが理想的な恋人に変身!
出てきたのは、カッコ良くて元気な男性(ビバヒルのデビッドね)。彼を見て一目で気に入ったサブリナは「やっぱりダンスに行く!」と張り切りだし、さっそく魔法でパーティ用の格好に着替えて家を出る。

パーティ会場に着いた二人だが、パンで出来た青年は、ヒルダが「元気のエッセンス」を入れ過ぎたために超ハイテンション。「はしゃぎすぎよ!」とサブリナがたしなめているとジェニーが話しかけてきた。「彼名前は?」と聞くジェニーに、「チャド・シルバー・ディラン」と適当に名づけて「彼かっこいいでしょ!」とご満悦で紹介。チャドは、音楽が流れると「俺、踊るために生まれたんだよ!!俺この曲大好き!!」といきなりサブリナの手をとって踊り出す。
そこにリビーとハーヴィーが、車がエンコしたために遅れて登場。ハーヴィーを責めるリビーだが、気を取り直してダンスを楽しもうと張り切り出す。しかし、ハーヴィーは「僕はダンスはパス」と言い出すと、リビーはまた猛然と怒りだしてしまった。
サブリナはチャドと楽しんでいたのだが、一人壁の椅子に座っているハーヴィーと目が合って複雑な気分。

一方、家ではヒルダとゼルダが、自分達も理想の恋人を作ろうと同じ方法で奮闘。けれど、先に出来上がったヒルダの恋人はハンサムだけど性格が失敗。楽天的な性格にしたつもりが、超神経質に「テレビどこ?スポーツ見る」と部屋を出ていってしまった。そんな彼を見て、ヒルダは自分が使った「男のモト」が賞味期限切れであったことに気付く。ゼルダが作った彼は牛乳の好きな消防士。理想的な彼ができたことに喜ぶゼルダ。

元気良く踊りつづけるサブリナとチャドだが、サブリナはハーヴィーが気になって仕方がない。踊るのをやめてハーヴィーに話しかけるのだが、チャドと付き合っていると勘違いされてしまう。元気満々のチャドは二人に割って入り、サブリナと踊ろうとしつこく催促。サブリナが連れて行かれ、また一人になったハーヴィーのところに今度はリビーが戻ってきた。
「踊るのがイヤなら私が誘った時に言えば良かったのに」というリビーに、ハーヴィーは「まだNOという練習中なんだよ」と弁解。そうこうしているうちに、ダンスはチークタイムになる。

ハーヴィーの前で他の男性とチークを踊りたくないサブリナは「チークは苦手」と壁際に。さっそくリビーがチャドに目をつけ「ダンスが上手ね」と話しかける。
音楽がダンスミュージックに変わった途端、チャドは「うわぁ〜お!俺この曲大好き!!」と踊ろうとする。リビーが「私もだけど、ハーヴィーは踊れないから・・」と言うのにカチンときたサブリナは、つい「ハーヴィーは踊れるわ。天才なのよ!」と魔法をかける。会場の中心に進み出たハーヴィーはいきなり派手なパフォーマンスでオンステージを始めた。ダイナミックなプロ並みのダンスにはチャドも「負けたよ!」。踊り終わって魔法の解けたハーヴィーは我に返るのだが、恥ずかしい!とそわそわし始め、「私と踊って!」と頼むリビーに「NO!」と言って会場から走り去ってしまう。

気になってハーヴィーを追ったサブリナは外のベンチで座り込んでいる彼を見つけ、自分の気持ちを話そうとする。でも、面と向かって告白できないサブリナは、歩み寄るハーヴィーを魔法で静止させてしまう。
「私、チャドといれば楽しいかと思ってダンスに来たんだけど、あなたを見たらダメだった・・・だって、友達の関係でもいいんだけど・・・時々物足りなくて・・・あなたが好きなの!とっても好き!!でも面と向かっては恥ずかしくてこんなこと言えない・・・だから忘れて!」。魔法の解けたハーヴィーは、サブリナの言ったことはわからなかったが、誰も見ていないからとダンスに誘い、今から二人でピザハウスに行こうと約束をする。「チャドに言ってくるね!」と会場に戻るサブリナを見送りながら、ハーヴィーは「君が好きだよ・・・なんでバシッと言えないんだろう」と首を振る・・・。

ダンス会場に戻ったサブリナだが、チャドが待っていて「サブリナ!踊ろう!!!」。サブリナは申し訳なさそうに「ハーヴィーと帰ってもいい?」と切りだすのだが、チャドは明るく「ハーヴィー?あいつなら俺も大賛成!」。ホッとしたサブリナは、あと2時間で期限が切れてパンの塊に戻ってしまうチャドに「もっと踊りたいでしょう?リビーを誘えば?」と提案した。

家ではヒルダが自分の作り出した恋人サイモンがTVばっかり見ているのに溜まりかねてパンの塊に戻してしまう。その塊をゴミ箱に捨てたヒルダはゼルダの消防士の彼が羨ましくてしょうがない。「分けて」と腕を組み、二人で引っ張り合っていたら消防士くんの腕も引っこ抜けて壊れてしまった・・・。

ダンス会場ではリビーとチャドがいいコンビで踊っている。「この曲俺大好き!」とノリノリだったチャドだが、突然咳き込みはじめた。咳をするたびに大量の白い粉を吐き出すチャドは、リビーが気付かないうちに会場を抜け出し「どこかに保存料ない・・・?」といいながらも期限切れでパンの塊に戻ってしまう。パンに戻ってもなお・・・・・「今夜はすごく楽しかったよ。いいなぁ〜〜この曲大好き!!」
リビーは20分ほどチャドを探しまわるのだが、とうとう捜索願を出そうと警察に電話。リビーは「24時間たたないと捜索願出せないの?そんなに待てないわよ。私にとって彼は運命の相手なんだから!!」とくってかかるのだが、警察には相手にされずに電話を切られて憤慨する・・・。


[ 出演 ]
サブリナ ゼルダ ヒルダ セーレム ハービー リビー ジェニー ルイザ(滝沢ロコ) 
チャド・シルバー・ディラン(ブライアン・オースチン・グリーン 佐々木望) サイモン(古田信幸) サーシャ(池本小百合)