| No.1 2001.1.19 |
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あけましておめでとうございます。 21世紀こそ平和憲法が光り輝く時代。護憲・大阪の会は、憲法を守り暮らしに生かすために、本年も活動を進めてまいります。会員のみなさんのご協力をよろしくお願いいたします。 1.12月護憲セミナーを開催 12月15日に「護憲セミナー」を開催しました。 事務局より、昨年の憲法調査会の9条に関する議論を報告(資料 9条に関する各党の発言 参考人の発言)。 続いて、護憲・大阪の会代表委員の中北龍太郎弁護士が「憲法調査会と9条・安保・自衛隊」をテーマに、問題提起を行いました。 その骨子は、 (1)朝鮮戦争で再軍備が始まり、日米安保が結ばれた。自衛隊がつくられ、9条を蹂躙する再軍備の中で改憲論が出てきた。 (2)日本は世界第2位の軍事費大国。この世界有数の軍隊と憲法との矛盾が改憲の根幹にある。 (3)米軍事戦略はアジア・太平洋中心となり、朝鮮半島を睨んでいる。日本に血を流す貢献を求めるのが日米共同声明。日本がアメリカの戦争協力をするという軍事政策の転換が、周辺事態法の制定だ。 (4)この下で、軍事演習が強まっている。自衛隊の配備のウェートも北方重視から朝鮮半島重視へ、北から西に移ってきた。米は日本に集団的自衛権の行使に踏み切るよう求めている。 (5)従来の解釈改憲では困難という焦りが政府にある。いま進めている軍事政策と憲法との矛盾を一挙に変えたいという意図が改憲の動きとなっている。 (6)国連もミレニアム宣言で、環境を守り貧富の差をなくそうと訴えている。これは平和憲法と一体の考えだ。憲法の理念を実現するために、いまこそ平和勢力が力を合わせるときだ。 この中北さんの問題提起を受け、参加者から活発に意見が出され、論議が進みました。 2.今年の憲法調査会の動向 〈衆院憲法調査会〉 (1) 2月8日に岩手県立大学長の西沢潤一、東大教授の高橋進両氏から参考人聴取する。 (2) 4、5、6月に地方公聴会を開催する。 (3) 地方首長や地方議員を対象に憲法に関するアンケート調査を検討する。 〈参院憲法調査会〉 テーマ別論議の議題を(1)総論(2)国民主権と国の機構(3)基本的人権(4)平和主義と安全保障の4項目とする。 2月初めから、「国民主権と国の機構」について3か月程度論議。その進展具合を見極めたうえで「基本的人権」に関する論議に移る方針。 「総論」については他の3議題と並行して取り上げる。参考人からの意見聴取、中央・地方公聴会の開催も検討。 参議院憲法調査会の村上会長がKSD問題に絡んで辞任しました(1月17日)。後任は未定。参議院選挙投票日が7月29日に決定しました。 3.2月護憲セミナーにご参加を 下記のとおり、2月16日(金)に、「憲法と21世紀の人権」をテーマに護憲セミナーを開催します。 憲法調査会では、「新しい人権」を盛り込むという意見の一方、「権利ばかりで義務がない」、「行き過ぎた個人主義をただせ」などの主張がなされています。 そこで、アジア・太平洋地域の人権問題に詳しい川村暁雄さん(神戸女学院大学教員)を講師に、人権とは何か、憲法と21世紀の人権について考えていきたいと思います。ぜひともご参加ください。
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