備忘の都 2000 −OCTOBER−  ◆

楽しちゃいかんですね、読書って苦行みたいなもんですから。
すごく能動的な楽しみだと思うんです。

筒井康隆・京極夏彦対談「びっくり小説神髄」より
京極夏彦


086.ニコラス・ケイジと白いプリン087.とやま国体のサブレは美味しい
087.男の料理を縛るもの089.ふきや再臨090.靴を買う・2

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 086.ニコラス・ケイジと白いプリン

2000/10/17(Tu) 

不意にニコラス・ケイジが出演するパチンコのCMを観せられて,唖然となる。
いや,いいんだけどさ。「のほほん茶」のメグ・ライアンと云い,この手の仕事って日本以外じゃ幾ら積まれてもやらないんじゃないか。
しかし,戸田奈津子さん(福岡出身)も断らないひとだなあ。キライじゃないとは思ってたけど。

僕などはコンセプトにばかばかしさを持ってきているCMを手放しで絶賛する傾向がある(刑事プリオは「もはや」の感があったけれど)。
ちなみにウサギの着ぐるみを着た「兼末くんのおとうさん」こと秋野大作ははっきり云って好きである。以前ピンクのジャケットを着て電子レンジの中でぐるぐる廻っていた石橋蓮司くらいいい。他にも愛煙キャンペーンを繰り広げる周防正行監督とか,「お酒もう一本いっとく?」の岸辺一徳とか,「決算バーゲン,赤字覚悟」の麿赤児とか,「ゴキブリ退治」には殿山泰司とか(あ,故人だった),頼んだらふたつ返事でやってくれそうな駄洒落とのギャップが楽しめる個性派俳優の皆さんは無尽蔵に待機しておられる筈なので,CMスポンサーの皆さんはしゃかりきになって発掘と冒険をしていただきたい。成功は僕で良ければ請合う(笑)。

土曜の日記で書き忘れたこと(別に書かなくったって構やしないのだが)。
小倉井筒屋で奥さんのボディバッグを買ったあと,量り売りのチーズ目当てに地階の食品売り場を物色して廻った。その時におねーさんが店頭売りで試食のカップを配っていたモロゾフの白いプリン(1ケ250円)をげっちゅーしたのだが,これが結構イケたので報告しておく。味そのものは所謂ムース系(これは予想できた)なのだが,口当たりがスーパーまろやか。そうだな,温泉玉子の白身くらいふわふわしてると思ってくれればいい。バタースカッチソースの濃さも絶妙(奥さんは「もっと少なめでも」とのたまっていた事を付記しておく)で,この秋のヒットと云っていいんじゃないかな。
さつまいも系生地が魅力の鳴門金時プリン(1ケ200円)というのも気になる処。

余談だが,店頭売りのおねーさん(かわいいひとだった)が心から悠都に相好を崩していた事を付け加えておく。
おねーさんの,幾度となく悠都を見て我知らず笑み崩れるさまが親乍ら微笑ましかったので。

処で,余貴美子ジュディ・オングの妹だって知ってた?




 087.とやま国体のサブレは美味しい

2000/10/18(We) 

昨日書いたモロゾフの白いプリンだが,いつの間にか奥さんがモロゾフにべた褒めメールを出していたらしく,神戸のポートアイランドのオフィスはモロゾフホームページ事務局から御礼メールが届いていた。それによると彼女は「おいしかった!!!(←フォントサイズ36くらいで読んでください)」と褒めたらしい(フォントサイズが36ねえ…今度,オレも使わせてもらおう)。このように彼女は褒める時は徹底して褒めちぎるひとである。だからこそ敵に廻すと徹底的に鬱陶しい相手でもあるので皆んな,注意しろよ(何の話だ)。

卓球選手である息子さんの応援に行っていたとやま国体から帰って来たK川さんに色々と話を聞く。
K川さんによると,国体の出場選手用の特別な宿泊施設というのはなく(そりゃ特に大きな施設がある地域は別かもしれないが)皆,個人宅にホームステイするのだそうである。町ぐるみの協力体制はかなり強固でフレンドリーであるらしい。だから競技会場は地元民の歓声がかまびすしいことこの上ないらしい。つまり普通なら地元選手を応援する処,彼らは自分んち,或いは自分が住む町内に宿泊する選手たちが贔屓筋でもあるのである。そりゃあ,応援が忙しくもなるわなあ。
ちなみに,富山はこれから障碍を持った選手の皆さんが競技を繰り広げるきらりんぴっくが始まる。世界的には今日からシドニーでパラリンピックが開催されたからお揃いである(ばか)。尤もパラリンピックの国内版である,このきらりんぴっく,もしも国体毎にあるのだとしたら,国体が夏季,秋季,冬季と年3回あることを考えると,こちらも年3回あることになるのか(いや,本当かどうか調べてないから何とも云えない)。
するってェと,こないだの長野オリンピックの時は,パラリンピックときらりんぴっくが連続してあったのだろうか(いや,世界大会と国内大会は別なのだからあったって何の不思議もないのだが)。

スポーツとは無縁の僕だが,このきらりんぴっくだけはいつか観戦してみたい気がする。
あ,決してきらめきマンのファンだからではない(ファンを名乗る程観なかったって)。断るまでもないか。



早く帰宅出来たので,夕飯と風呂を即行で済ませて,公開が終わらない内にとレイトで「長崎ぶらぶら節(2000・日)」を観に行く。
予想通り,僕以外は皆おばさんグループであった。今宵は夫婦連れさえ見当らない。いや,それ自体は別に良いのだ。
問題は劇中,戦艦「土佐」の解体を悼んで神山繁艦長の前で愛八姐さんが土俵入りを披露するくだりで,僕の後ろの席のおばさま達が一斉に「あれ,若乃花が教えた…」と斉唱あそばされた事だ。皆,一応遠慮してひそひそ声なのだが,ひそひそ声というのはよく通る上に,4,5人(つまり4,5グループですね)がせーので囁くからうるさいうるさい。この映画を観に来ている「おばさん」で若乃花の件を知らないひとは100%いないのだから,解説なんぞしなくていいと思ったのは何も僕だけではあるまい。少なくと,4,5人いた筈の解説の聞き手は耳障りだったんじゃないか。

僕的には,出番は少ないが,内助の効を貫いたいしだあゆみの献身と,彼女自身が発散させる「可愛い大人の女」フェロモンにぐらっと来ましたね。彼女が旦那がこさえた本を携えて愛八宅を訪ねるシーンでは,悪いけど,あの小百合さんすら霞みましたもの。

処で,ジュディ・オング&余貴美子姉妹范文雀の従姉妹だって知ってた?

今日観た映画:「長崎ぶらぶら節(2000・日)」



 088.男の料理を縛るもの

2000/10/19(Th) 

会社の呑み会で,5時ダッシュして黒崎は「山賊鍋」へ。今日の参加者は41人。ウチの部署のマンモス加減にも程がある。
大体,41人なら「山賊」じゃなくて「盗賊」でしょ,という話も。それじゃ,アリババは誰なのだ。

今日思い切って「寸志デビュー」したのに,いつもと違って幹事さんがご厚志リスト読み上げを省略したのがちょっぴり淋しかった。

今日の主賓のひとりでもある(主賓自体10人そこそこいたのだが)武闘派のT中さん(余り伏字になっていないなあ)とした「男の料理」話。
T中さんは,こないだまで単身赴任で2年程東京に行っていたのだが(それ以前はつるんで「笑の大学」にも行きました。「君となら」にも行きました)シャレで危険物取扱いの資格を取得してしまう程のこだわり派らしく,食事は自分でこさえようと何処に嫁いでも恥ずかしくないだけの自炊道具一式を揃えて上京したのだそうな。ライフスタイルは書物から入るタイプと自称する通り,何冊もの料理本を揃え,前菜からスープ,メインディッシュとフルコース一式こさえてもみたらしい。

「でもねえ,倉田くん」とT中さん。「ひとりでメシつくってるとどんどん虚しくなるんだよ」
「ええ,分かる気がします」皆さんも絵を想像してごらんなさい。
「でも途中で放り出すともっと虚しくなるから,一所懸命スープこさえて前菜こさえてって皆こしらえてテーブルに全部並べるだろ。で,メシ食い始めるだろ。途中でこうテーブルひっくり返したくなるんだよね。こんな事して何が旨いんじゃあ。おおっ,何が楽しいんじゃあ。こっち戻ってきて,家で米とぐのとかは全然平気なのにさあ」
「わははははは」
「でさあ」とT中さんは声をひそめた。
「結婚してカミさんの手料理食べるようになって実感したんだけど,オレのそれまでの食生活は貧しかったんだなあって。ウチの母親,料理ヘタだったんだなあって」
所謂,味の幅というヤツがこれまで如何に狭かったかをT中さんは思い知ったらしい。これは僕にも凄く思い当たるフシがあるのね。曰く,世の中の料理は「甘い」「辛い」「醤油味」「塩味」だけじゃなかったんだって,己が世間の狭さを思い知ったのは社会に出てからであると云っていい。ウチのハハには非常に申し訳ないけれども,それは実感としてある。
「でね,倉田くん」T中さんの話は続く。
「そういう意味で,オレは我が家(実家)の味を嫌悪してる処があったのよ。なのにさあ,東京行って自炊して出て来る味は,そのオレの嫌いな筈の実家の味なのよ。本見てメシこさえてんのに出来上がって出てくるのは,子供の頃慣れ親しんだ『あの味』なのよ。でね,オレ,グレて自炊やめたの」

これは深い話である。そう,何かの弾みでたまに僕がこさえるおかずも絶対にウチのハハのコピイのヴァリエーションなのだ。別にレシピを譲り受けてきた訳じゃないいんだけど,見事なまでに舌コピイしてるらしく,幾つかの料理は殆ど完璧に再現出来る。というか,違う味をこさえられないと云った方が正解だ。カツ代を読んでもケンタロウを読んでも栗原はるみを読んでも魚柄仁之助を読んでも,悲しい哉,僕らは決して我がハハの味の呪縛から解き放たれる事はないのだ。

ちなみに僕は妹たちの手料理を食べた事がないのだが,彼女たちはどうかはちょっと興味のある処。
ウチの奥さんはかなり犬山のおかあさんのコピイをやっているらしい。やはり親の味はレシピ要らずなのだなあ。

「味覚も遺伝するんかいっ」
T中さんの咆哮が,僕の脳髄を直撃した。僕のこさえる玉子焼きも確かにたいそう味が濃い。




 089.ふきや再臨

2000/10/21(Sa) 

今日は久し振りに福岡方面に詣でて映画を3本。
1本目は悩んだ挙句,KBCで「シベリアの理髪師(1999・仏露伊チェコ)」。いやあ,2時間半があっという間に感じられるくらい面白かった(粗雑な感想だなァ)。巨匠ニキータ・ミハルコフ,誠に侮り難し。でも,黒柳徹子直筆の題字で話題を稼ぐというのはどうよ?

それから100円バスで博多駅方面に移動して「ひかりのまち(1999・英)」
マイケル・ウィンターボトム作品は「ウェルカム・トゥ・サラエボ」を除くと皆勤なのだが(そういうのを皆勤とは云わない),各サイトや雑誌で今度の作品は今までとトーンががらりと変わってハッピーエンドであったかくて,などと異口同音に書いてあったが,何のことはない,いつものウィンターボトム作品ではないか。ねっちょり,どんより,充分重たい。というより,元気の無い時に元気を出させてくれる作品では決してない。
あれはハッピーエンドと云うより,悲しいこと,辛いことがいっぱいあっても逞しく生きなくちゃならないでしょ。だから,メゲずにカラ元気出して今を生き抜くのよ式・逞しきひとびとのエンディングとでも云うべきだ。喩えが適当かどうかは謎だが,かつて「生きていてもいいですか」みたいなアルバムしかつくらなかった中島みゆき「はじめまして」を経て,明日への悲観はともかく,いとしき人々のためにトーンだけでも人生の応援歌つくったるみたいに此処10年くらいで作風が「前向き路線」に転じたのだけれど,あの「強かさ」に近いと云えば近い。何ていうんだろう,そう,人生吹っ切れたと云うか吹っ切ったと云う感じ。故に決して「あたたかくも」「あかるくも」ない映画なので,観る気のあるひとは覚悟して観るように(あ,僕はスキです,こういうの)。確かに「バタフライ・キス」「日陰のふたり」よりゃ後味はマシだけどさ,映画全体のトーンは後味だけじゃない。

処で,本篇の前に「キス!キス!キッス!」の予告を観たが,ラストに出てくるHIROMIXのコメントは全然イケてないと思うんだがどうだろう。

「恋のライバルには秘密にしておいて。だって、この映画はセクシーなキスの仕方を教えてくれる、恋の教科書だから」

こんなんでいいんですか? ホントウに? これをヌカしたのがHIROMIXだからってファクターこみ? …なら,わからなくもないか。

天神に向かう為にバスビルのエスカレーターを降りる途中「ふきや開店」の手書きのチラシを発見。8Fのレストラン街。しかも今日がオープン初日だ。時間がないので,レイトショウで此処に戻って来た時に確認する事にするが,天神の雪辱戦を此処で,という事なのか。あのじっちゃんとは邂逅を果たせるのか。

一旦天神に戻ってから,車を出して親父の見舞いに。
はいいが,今日はON日本シリーズの初日で,試合は東京ドームなのだが,ダイエーが侠気を出して福岡ドームの大画面を無料で開放なんかしたりするもんだから,西新・藤崎方面はTV局のヘリコプターが飛ぶくらいの大渋滞と化す。おのれ,余計な事をしおって(野球に無関心だとこういうサービスは単に腹が立つだけ)。加えてマリノアシティ福岡などという大型ショッピングモールのオープン2日目も重なったために17時過ぎに天神を出て病院に着いたのが18時40分。面会時間が19時までだと思っていた身には応えたよ(実際は20時くらいまでは問題ないらしい)。親父は食堂の大型テレビの前で,アンチダイエー振りを発揮して,嬉々としてその他のダイエーファンの患者さんたちを逆撫でしていた。こういう処がB型の悪いクセ(笑)。しかも僕が訪れた時間はまだ巨人が勝ってたし(結果的に大差で逆転負けするのだが),我が父乍らあのひとの毒舌は留まる処を知らない。ううむ,僕らみたいなのも父子鷹と云うのだろうか(笑)。何はともあれ元気なんで,安心したよ。

再び,博多駅横のバスビルへ戻ったのが,20時過ぎ。
せっかくだから「ふきや」で腹ごしらえしようと思ったら,他のテナントが軒並み21〜22時閉店だというのに「ふきや」は既に営業を終えていた。ま,天神でも20時閉店だったんだけどね。店舗はフロアの奥まった一隅にあって,花輪がなければ見落としそうな感じだった。壁に貼ってある価格表を見る限り,価格帯は天神据え置きで,新メニューも特にはなさそうだった。「かぶり」を頼むつもりだったんだけど,仕方ないので次の機会に持ち越す。

という訳でレイトで「ミート・ザ・フィーブルズ 〜怒りのヒホポタマス(1989・ニュージーランド)」
その前に予告篇で「愛のコリーダ2000」を観るが,きょうび予告で女性のヘアはおろか男性器まで(藤竜也がフリチンで走って来るシーン)映倫通っちゃう時代になったんだねえ,とくだらない処で(くだらなくもないか)感心をする。最近「インビジブル」「ひかりのまち」と立て続けに男性器にぼかしの入っていない映画を観たから余計にそう感じるのかもしれないけれど,今なら「愛と青春の旅立ち」なんかのラブシーンもぼかし無しでしっかり観られるんだろうなあ。あの映画もあそこに来るといきなり興ざめだったもんなァ。にっかつロマンポルノで女優さんの下着の下にカツラまでつけさせて闘った山本晋也カントクの男意気はこれで晴れたのだろうか。

肝腎の本篇だが,ピーター・ジャクソン作品であるというその一点をもってのみ,わざわざ「ざわざわ下北沢」を翌週廻しにしてまで臨んだのだが,いやもうこれは観といて良かったでしょう。冒頭の「The Feebles Variety Hour」を観た時にはこれで90分持ち応えられるのかと大いに危惧したが,それは余計な心配というか杞憂だった。まさか最後が「ワイルド・パンチ」みたくなるとは思わなかったけど,まさに怒りのヒポポタマスであった。ハイジ嬢(老嬢と呼ぶべきか)大活躍の巻(ちなみにハリネズミのロバートも彼女も同じ声優さん・マーク・ハドロウが吹替えている。ハイジの歌はひょっとすると違う人かもしれない)。しかし,およそありとあらゆる醜悪なことをパペットにやらせたという限りにおいてこの映画は空前絶後に相違ない。新井素子はともかく田辺聖子女史は卒倒するのではないか(しないか・笑)。まあ,クレジットの最後に,本編出演のパペットで死傷者は出していないと念押ししてあったし(わははははは)。

これで未見のピーター・ジャクソン作品も残す処「イレイザーヘッド」のみ(おいおい)。

今日観た映画:「シベリアの理髪師(1999・仏露伊チェコ)」「ひかりのまち(1999・英)」
「ミート・ザ・フィーブルズ 〜怒りのヒホポタマス(1989・ニュージーランド)」



 090.靴を買う・2

2000/10/22(Su) 

入荷連絡を貰ったので,Hush Puppiesの靴を受け取りに2週続けて「小倉井筒屋」へ。
靴自体のデザインは微妙に異なるものの,靴本体の色はホーン(つの色って何の角だろう? ヤクにトムソンガゼルにニホンカモシカ…うーむ,さっぱり分からんですたい)で靴底の色はコーラルと,現在愛用している靴の片方とほぼ同じ仕様。慾を云えば,その他の色も試したかったが,Size27自体の在庫がないのは如何ともしがたい。

「バカの大足,マヌケの小足,ちょうどいいのがアンポンタン」という名言を残したのはあすなひろしだったか。

奥さんがグラタン皿を探したいというので,新館1Fの「アフタヌーン・ティー」と,ちょっと歩いて「無印良品」に出向くが,彼女の琴線に触れる皿は無し。僕的にはラクビーボール張りに細長い皿をオーバルプレートというのを憶えたので良しとする。「無印」の食品関係はちょっと見ぬ間にエスニック系が充実していて,トムヤムクンの素とか,ライスヌードルとかそっち方面に裾野が広がっている。折角なので,いつもの炒飯の素に加えて韓国風チャーハンの素を買う。しかし,韓国風なのに何故にナンプルが入っているのだ。
そのままQUESTに移動して雑読,ふと思い立って奥さんに村上春樹・柴田元幸「翻訳夜話」(文春新書)をプレゼントする。「翻訳夜話」と聞いて,小室等の「音楽夜話」を思い出したのは僕だけですかそうですかこれが所謂ひとつの世代ってヤツですか。

井筒屋新館に戻って,8F「ルージュ・ブラン」にて遅めのランチ。
天井が福岡三越の「キハチ・カフェ」くらい高くて,壁一面のガラス窓が自然光を受けて(生憎の曇りだったけれど,それはそれで)いい感じ。パン食べ放題のパスタメニューは,ビーフストロガノフのスープパスタと,ラビオリのポモドーロソースでどちらも美味しかった。パンも胡桃,ラスベリー,蜂蜜,バジル,カレー粉とヴァリエーションに富んでいてなかなか悪くなかった。悠都も食事の間はそこそこ大人しくしてくれていたし。

まんまと2週続けて井筒屋のペースに乗せられる。さすがに来週は来ませんよ。おそらく。
帰りに一転灰色ムードの黒崎そごうに寄って,メイトの方で子供の洋服用の生地を買って帰宅。
日本シリーズはまさかの巨人連敗。ホームグラウンドなのに。福岡は沸いているが,こりゃ次の週末のドーム戦まで試合が続かないかも。



そうそう。犬山から送っていただいたマスカットを夜にいただく。
品名は「マスカット・オブ・アレキサンドリア」。何だか「ヘラクレス・オオカブト」の如き大仰さである。
これが旨いのなんの。極上のマスカットというのはこうまで味が違うものなのか。いや,勉強になりました。



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