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097.旧友再会フォーエバーヤング
2000/10/31(Tu)
会社がひけた後,若戸大橋を渡ってすぐの処にある,はるさん邸へ。
去年の暮れはY2K問題(もはやこんなに懐かしい)もあって帰省しなかったので彼とは1年以上会っていなかった事になるが,とりわけ感慨もないぶん妙な気後れもない。自然体もいい処。殆ど一週間ぶりに会ったってな感じ。
雨の夜の若松は馴れないもので,などと云い乍ら,ふたりして行き過ぎたのどうのと同じ道を何度も行ったり来たりしてからようやく本城,折尾方面へ。お互い「カネがない」ので(特にオレ・笑)よりによって1200円で70分,焼肉食べ放題のバイキングの店に入る。昔,誰かと来てうんざりした遠い記憶はあったものの,遠い記憶すぎて抵抗なく入店。しかし,古いトモダチは気を遣わなくていいから楽だなあ。
しかし,おそるべきはそのメニューの不必要なまでの充実度である。
焼肉バイキングなんだから,肉・野菜はあたりまえ。まあ,サラダ・バイキングもいいとしよう。加えてビール呑み対策とおぼしき「つまみ」系の数々。唐揚げ,フライドポテト,揚げシュウマイ,焼きそば,たこ焼き(をいをい)。ごはんに味噌汁はともかく,カレーがあるのはどうした事だ(カレーのためにわざわざ二杯目をおかわりしちゃったじゃないか)。デザート類もこれまた不必要に揃っていて,シュークリーム,モンブランケーキ,プリン,オレンジゼリー,そして10種類のアイスクリーム。何故かおはぎ。250円払ってソフトドリンク呑み放題。メニューがあればあるだけ一通りチェックしておきたくなる貧乏性。うんざりした遠い記憶の元ネタはこれだったか。気付いた時には胸焼けするまで胃の腑にジャンクフードを詰め込んでいたダメな私。
「あんたも瀬戸口くんの身体の心配をしてる場合じゃないよ」
「ははァ。でももう入んない。これ以上食べたらたいへんな事に」
「いやあ,アイスくらいは入るでしょう」
「入らない」
「いや,入る。さあ共に行こう」
「いやああァッ」
ああ食ったさ。顔がミドリ色になるまで喉に押し込んださ。オレは元気回復中のルパンかってェの。
(こんな日記,奥さんには読ませられないなあ・笑。明日から食事制限されてしまうなあ)
二次会は若松の「ジョイフル」。つくづくカネのかからんコースである。
僕が知ってる限り,どんな料理もどれひとつとしてセットで1000円を超えないのはファミレスで此処だけである。学食か社食と見まごうばかりの価格設定で,大学時代などはよくお代わりが只の「味は二の次三の次」のコーヒーだけで夜更けまでねばって莫迦噺に興じたものであるが,それも今は昔。それにしてもケーキセット(ケーキはカプチーノケーキなどと小洒落た呼称を用いていた)が250円というのはあんまりである。僕が150円のレモンスカッシュを頼んだからふたり合わせて400円。しかも消費税込み。これを駄菓子屋ファミレスと呼ばずして何と呼ぶ。
全くどうでもいい,愚にもつかない話で3時間。たぶん久し振りなので,やれば朝まで持ったろう。
僕らがわざわざ逢ってまでやりたい事がこれなのである。これが出来るから昔からのトモダチを失くしちゃあいけない。
22時になったので,はるさんを家まで送り届けて,じゃまた正月にねと来週の約束をするかのように別れる。
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