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名古屋・名鉄ホール(8月1日〜25日)「戸惑いの日曜日」
出演:佐藤B作,角野卓造,宮崎淑子,山本ふじこ,能見達也・他
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別に新作書き下ろしという訳ではなく(だったら怖いが),「アパッチ砦の攻防」のアナザー・ヴァージョンらしいのだが,具体的な変更点や修正を三谷さん自身が行なった(行なう)かどうかは現時点では謎である。鏑木・鴨田の役名も初演と決定版では役柄が反転しているから,どちらがどちらを演るのかさっぱり分からない。たぶん,決定版の方を下敷にするとは思うのだが。
全ての登場人物から理不尽な仕打ちを受けて汗だくに抵抗する角野さんが目に浮かぶ。
挙句,しまいには運転手を買って出てくれる善人振りを見せてくれる筈。
今は毎日「温水夫妻」でも汗だくになっているんだろうなァ(思い浮かべては,号泣)。
それにしても,本舞台,どーゆー訳か名古屋オンリー公演である。
検索エンジンで調査するが,めぼしい情報は得られず。ただ,去年の8月も名鉄ホールではB作さん・宮崎さん共演で「居酒屋ゆうれい」を上演しており(げ!),この夏の舞台もその流れかと思われる。
奥さんの実家である犬山に帰省して,新聞の上演スケジュールを見る度,「よよ」と泣くのだが,名古屋でしか上演されない商業演劇の多さは目を見張るものがある(しかも年配のおじちゃんおばちゃんが『お芝居でも行こまいか』と云って出かけるような,S席A席と分かれていそうな舞台に限る)。去年の11月に帰った時は,植木等・山田昌主演で「名古屋嫁とり物語」の一ヶ月公演の真っ最中であった(勿論,東京・大阪では上演されていない。先述の「居酒屋ゆうれい」も同様である)。あと斉藤由貴・近藤正臣主演の明治ものとか。一体,名古屋の興行はどういうシステムになっているんだろう。演劇奨励都市か何かの指定でも受けているとか。ラインナップ的には「北九州演劇祭」なんかよりうんと羨ましい。
そっかァ,8月かァ…今年の夏は犬山で…などという動機は奥さんの実家に対して余りにも不遜である。
おお,何だとォ!秋には池内淳子・いかりや長介主演の「三婆」があるではないか。
11月も帰りたいぞ。…いや,いかんいかん,そういうのはいかんっ。
しかし…(と,逡巡は続く)。
そう云えば,夏コミの会誌掲載が決まった紆余曲折ワークス「天使までの助走距離」の校正結果を「電網天動説」に送った。
遅くともこの夏には「西瓜的再見」に,PDF形式(瀬戸口くんの尽力で総合的に完成度の高いものが出来つつある)で創作の第一号を載せることが出来そうである(僕だって彼の「無窮の旅路/Heartless Travelers」の表紙絵を急いで仕上げなければならないのだが,などと戯れているうちにとうとう一月たちまちた。とてちてた)。
執筆から3年目にして,ようやく多くのひとの目に触れる(かもしれない・笑)事になる。
あ,別に髪が伸びるのを待っていた訳じゃないです(それじゃ落語だって)。
ようやく,岬兄吾:大原まり子編「SFバカ本<だるま篇>」(廣済堂文庫)を読了。
大原さんの「花モ嵐モ」はイマイチだったが,おしなべて善戦。「踊るバビロン」「12人のいかれた男たち」あたりが収穫かな。
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