|
奥さんが槇原敬之「Cicada」を買ってくる。
まずは日本家屋の窓枠いっぱいに新緑が滴る,逆光線の中のマッキィ。溜息が出るほど美しいジャケット。
文豪というか書生というか着流し姿のマッキィも非常にノッているのが判る。惜しむらくは赤ひげ張りの髭づらが「病院坂の首縊りの家」に出てきたあおい輝彦の生首風鈴を思い出させて,いとわろし。ま,元々フォトジェニックとは縁遠いひとなので,毎回の苦労が偲ばれる。
まだ,夜遅くに通して一度聴いたきりだが,感触は良い。自作自演の詞・曲・アレンジで常に安定してこれだけ高水準のものを維持するには天賦の才だけで追いつく筈も無く,そこには死に物狂いの努力が介在しているのに決まっている(以前「HEY!HEY!HEY!」で「一年にシングル2枚とアルバム1枚作るので精一杯ですよ」と話していたのは決して誇張ではないって,聴けば必ず得心する)。そりゃ,肝炎で倒れもするわな。
アルバムのエンディングを飾る「Cicada」のような己が主張とポピュラリティのせめぎあいの中から生まれたすぐれた応援歌を聴けることを,僕は心からしあわせに思う。どんなに五月蝿かろうと精一杯の鳴き声を聞かせようとマッキィは僕らの町に飛んでくる。伝えたいことがまだまだこんなにある,とミンミン鳴き立てるために。
岩手から7月2日の消印でやっさん自筆の絵葉書が届く。今回はお馬さん。
いつか絵葉書個展が開けるなァ。
尼子家披露宴パンフレットは当日出席者数プラス20部ぶん昨日の内に発送を終えた。
まずはひと安心だが(このあと追加ぶん60部印刷要),大きな問題がひとつ残っている。
友人あいさつのスピーチ原稿が全然手つかずのままなのだ。
僕はこれまでアドリブでスピーチをやって一度として成功した試しがないので,祝辞原稿は必須と考えているくせにちーとも手を出していない。ただでさえ上がり症なので,力一杯断りたかったのだが,彼には自分の披露宴で果てしない祝辞を頂戴している(ま,パンフレット製作で許してという云い方も出来るが)。こうなった以上,何とかしなくてはならないのだが,一夜漬けが馴れっこになっていると駄目だね,ちーともやる気が起きない。という訳で,Xデイまであと3日。
って「天動説10号」の入稿〆切も既に一週間切ってたりして。…うむむむむ。
|