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社外研修の帰りに黒崎で奥さんを拾って,社宅に比較的近いレディスクリニックへ付き添う。
待合室は壁もソファも看護婦さんのコスチュームも皆んな真ピンク。予想された事だが,患者さんも受け付けも皆さん♀の方ばかり。仕方ないので,三谷・談志・糸井対談目当てだけで買った「婦人公論」を読むなどして過ごす。いや,オトコには本当に居場所がないのよ。
奥さんの話によると,ウチの子供は何週目かも予定日も特定できないくらいちっこかったのだそうだ。実際にエコーを見せてもらったそうだが(折角だから,オレも呼んでよ),9mmの卵胞がかろうじて確認出来るくらい。子供は更にその中に収まっている訳だから,今ん処,ウチの子は鼻くそほどしかないという事だ(ごめん,他に旨い比喩が見つからなかった)。
先生に伺った処,やはり新幹線はおすすめできないそうだ。まだ飛行機の方がましらしい。犬山里帰りの線はこれで完全に断たれた。車も1時間毎に休憩をとりなさい,あと2週間して子供のサイズが予定日が分かる程度に大きくなったら,また改めて相談しましょうと云われたとの事。さしあたってこのお盆の身の振り方を模索しなければならないな。
朝方の胃痛・むかむかは,やはりつわりによるものらしい。胃の中が空っぽだと,嘔きやすくなるのだそうだ。対処法としては,枕許にお茶・おにぎりを用意しておくとか,起き抜けは横になったままクッキーを食べとくといいらしい。つまみぐい・間食はどんどん奨励すべきで,ごはんを食べたくなければ,アイスクリームで全然構わなくって,疲れたら即刻横になってごろごろしてろなど,「つわりをのりきるために」と題したリーフレットにはダイエット中のひとが聞いたら目を剥くような事ばかりが書いてあった。自堕落な食生活を送っていいとあって,奥さんはたいそう喜んでいるが,この対処法に到る苦しみの方までは頭が回らないらしい。まあ,食えるうちに食っとけって事だな。
という訳で,夕食は奥さんの希望を叶えて「マダム李」へ。
前回行った時はマダムに,店を閉めたいんだけど「閉めないで」の声が多くて日延べしてると伺ったが,確かに久々に訪ねてみるとメニューが大幅にカットされている。若松カルビも無ければ,鍋類もキムチチゲとユッケジャンチゲのふたつのみ。第一,大のお気に入りのトーフチゲが無い。「すかいらーく」の「ガスト」化と考えれば分かりいいか。水ギョウザと(材料の都合で)野菜チゲ,そして石焼きビビンパをいただく。厨房にはマダムの娘さん(次女)とバイトの女の子のふたりだけ。珍しく,お客は僕らだけだった。
帰ってからやっさんに電話して,松平さんの熱き意向と我が家のおめでたを報告する。
結局,昨日の同窓会では「転失気」を演ったんだそうだ。
バートン・L・マック/秦剛平・訳「失われた福音書 〜Q資料と新しいイエス像」(青土社)読了。結局読み終えるのに,一年以上かかった。
ベテランの新約学者による,聖書原理主義ならずとも世のキリスト教的常識に一石を投ず,キリスト教起源についての実に面白い書物なのだが,ついでに書くには余りにも勿体無いネタなので,これはまた日を改めて書く。
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