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昨日ビデオデッキの電源&取出スイッチがいかれたのを契機に,正午,中間のバンドールへ。
元々,録画ヘッドがかなり痛んでいてどんなにクリーニングしても画像に降る雨が取れなくて往生していたので正直「渡りに舟」な部分はあった。ま,こないだミニコンポを買ったばかりだったので,胸の奥がチクリと痛んだのも確かだが,人生の1/3以上もビデオデッキのある生活に馴染んでいるので,今更原始には帰れない。尤も,学生時代・独身時代と比べるとパソコンの使用頻度に反比例してビデオの使用頻度は落ちているのも本当。
折りしも,ダイエーグループは日本シリーズ優勝効果で「日本一のバーゲン」の真っ最中。立体駐車場の渋滞はあたりまえ,AMC(優勝記念とやらで10/30〜11/1まで映画は一律1000円を謳っていた…でも11/1は元々1000円だろ)もバンドールもダイエーもショッピングモールも隅から隅までずずずいと人いきれにまみれていて骨を折る。体感温度が2,3度違ったんじゃないかしら。
僕にはどうも「画質で選ぶなら三菱・ビクター」という古くからの信仰があって(今まで買ったビデオは殆ど三菱と云っていい。逆にSONYの「堕」画質信仰もHi−8デッキ購入の手痛い思い出から根強く持ち続けている),今回もついつい三菱ビデオの方へ目が行ってしまう。
前回(もう5年にもなりますか)は安価第一で今更ハイファイビデオを買ったという経緯があったが,今回は4万も出せばS−VHSのかなりいいのが買えてしまう事が判明。デジカメやDVDデッキの標準価格帯と比較すると,ビデオデッキの成熟度には感激の涙を禁じえない。ちょっとしたデジカメを買う値段で,本当にハイクラスのビデオデッキが手に入る。2万円あれば,日常の録画生活に全く支障のないデッキが約束される。これはすごい。
で,今回我が家が選んだのはBS内臓スーパーVHSビデオBS870。
S−VHSは初めて水揚げするので,ちょっとドキドキしたが,在庫が無くて入荷は1週間後と云われ,肩透かしをくらう。となると,今週の「金八先生」の録画はどうすればいいのだ?などという問題が余り気にならないくらいソフトへの情熱が摩滅してきているので,結局,入荷1週間待ちという,せっかちだった昔なら絶対他ァあたっていただろう条件をまる呑みにして契約を済ます。
ま,それ以外にもあーだこーだと買い込んでさんざんくたびれてから帰宅。
昼寝,夕食の後,中間に引き帰してレイトショウで「シックス・センス(99・米)」。
前評判の割に意外にも1館でしか上映しておらず,40分前に入ったというのに何故か胸騒ぎがしたら,案の定,袋小路になった通路に雷おこしになりそうな密度で並ばされる。しかも袋小路だから本来無い空きスペースに折り返して列を続けねばならず,殆どホロコーストのようであった。この時点で火災報知機のベルが鳴らなくて良かった。本当に良かった。勿論,翌日が月曜の夜だというのに満席である。
冒頭,ブルース・ウィリスの署名入りで「ネタばらしはよしてね」という【お客様へお願い】テロップが入って「またまたァ」と軽く裏拳でプロデューサーに突っ込みを入れたくなるが,これが本っ当に心あるひとには「ネタばらし駄目映画」の傑作だったのよねー。
僕的には「マトリックス」や「エピソード1(て,観てないんだよ)」よりもうんとうんと今年の上位に来る作品である。
うん,心ある好事家には是非観ていただきたい(あんまり褒め過ぎになってもアレだけど)。
極上のミステリーと極上のサイコホラーと極上のロマンスが渾然一体となって其処にある。
という事で,帰宅后「絶対に観に行かないから」と念を押す奥さんに延々と物語の筋を語って聞かせる。
だって,いきなりネタばらしでは余りにも申し訳がなかったもので。
尤も妊婦の心臓に余りよろしくない映画だったのも確かなので,彼女を連れて行かなかったのは正解とも云える。
そう云えば,やっさんの尽力で,紆余曲折はあったものの,寂光院の落語会にはフッくんこと柳家蝠丸師匠に出ていただける事になった。
フッくんの事をご存知ない松平さんにはアレだが,寂光院にとって願ってもない僥倖なのは僕ら夫婦が保証する。
むー,僕らだって行きたいですう。
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